魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉6 (MF文庫 J か 11-6)

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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040670300

作品紹介・あらすじ

ブリューヌの動乱より半年。客将としてライトメリッツで過ごすティグルは、ジスタート王の要請を受け、霧と森の国アウヴァールへと旅立つ。密使としての航海中、ティグルは薄紅色の髪の幼げな少女と出会う。立派な作りの斧-"崩呪の弦武"ムマを持つ彼女こそ、放浪の戦姫オルガ=タム。なりゆきで彼女と同行することになるティグルだったが、アスヴァールの地にはさらなる"運命の出逢い"が待っていた。容姿、人望、才能-そして確かな野心を持つ青年の名は、タラード。一将でありながら"王"の形を平然と説く青年に、ティグルの胸に去来するものとは…?いくつもの邂逅が新たな伝説を刻み征く!最強美少女ファンタジー、待望の第2部開幕。

感想・レビュー・書評

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  • ネタバレ 他国人ティグルを敵対勢力への外交交渉の使者とし、一定の権限を付与して交渉にあたらせた点には、物語の展開上かなりの無理を感じ、疑問がないではない。しかし、ティグルの流離譚(漫遊とは言い難い)で進めたいという意図は良く判る。というか、そういう展開を見たいのも事実。このとっかかりの部分を抜きにすれば十分楽しめた。「化物」の謎も、ファンタジー作品として興味をひかれる点。PS.あとがきを見るにつけ、ライトノベルの業(普通に考えれば作家案の方が物語的に面白い)を感じざるを得ない。表紙絵のキャラデザも同様。
    一方、挿絵を止めたのは英断で評価したい。

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著者プロフィール

2006年、第18回富士見ファンタジア長編小説大賞にて「戦鬼」で大賞を受賞。

「2015年 『魔弾の王と戦姫 8』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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