超訳百人一首 うた恋い。2

著者 :
  • KADOKAWA/メディアファクトリー
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本棚登録 : 93
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (149ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040670331

作品紹介・あらすじ

男と女の深い愛、在原行平。身分違いのライバル、文屋康秀+在原業平。美男が落ちた本気の恋、良岑宗貞(僧正遍昭)。小野小町がえらんだせつない恋の結末は?歌人たちの恋、人生が超訳コミックに。

感想・レビュー・書評

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  • 1が面白かったので、続けて2も読みました。
    こちらもよいです。
    吉子の百夜通いの話は本当に切ない…。
    からの、小野小町…!!!となりました。笑
    にしても、この時代に本当にこんなことを考え行動したのだとしたら、大した女性です。カッコいい。
    小野小町の歌の背景は切ないですが、文屋康秀と在原業平の存在に癒されますね!この三人の道中とか本当にあったのかしら。想像したらとっても楽しかったです。

    平安時代も百人一首も好きですが、この時代のことはよく分かりません。
    こんなふうに漫画にしてもらえたら、片鱗でも味わうことが出来ていいですね。

    もうちょっと百人一首を覚えて、来年は母に勝ちたいです。

  • 小野小町を中心にした六歌仙達の和歌と物語。

  • あーーーーー、もうっ、めっちゃくちゃ面白いーっ!!
    ものすごいいきおいで2巻も読みました。
    思ってるより早くに手元へ来てくれて、うれしい。

    とりあえずアレだよね。

    宗貞かっこいい・・・っ!!

    ほんまか。ほんまにこんなバックグラウンドで詠まれた歌やったのか!?
    最近の少女漫画が裸足で逃げ出すような、キュン話やないかーーっ!!!

    この、宗貞が詠んだ

    「あまつ風 雲のかよひ路 ふきとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ」

    ちゅう歌も、私らがやってるかるたに含まれていたので、知っておりました。
    これはもう、文面からなんとなく内容も想像できるんやけど、まさかこれが小野小町に向けて詠まれた歌やったって、ほんまに!?
    それはフィクション? ・・・な、わけないか・・・。

    1巻から思ったけど、歌を詠んだ人同士にもいろいろとつながりがあってんなあ・・・。
    詠む人もいれば詠まれる人もいるなんてなあ・・・。

    こうやって見たら、歌人なんてみんな一緒やろ、と、思ってしまってたけど、全然そんなことないのね。
    いろんな立場の人がいろんな角度から歌ってたんや・・・(それは百人一首ならではなんかもしれへんけど)。

    1巻は「身分違いの恋」をようけ見た。
    正直
    「ああ、そういうネタが多いんやろうなあ」
    なんて思うところもあったんやけど(とかいいつつしっかりキュンとはしたけどな)、今回は、「歌人と政治」かしら。

    和歌を詠むということや、そもそも、こうやって誰でもが好きに文章を書けるということは、たくさんの人の努力があってのことやったのか・・・、と、しみじみ思った。

    どんな職業の人でも、和歌くらい好きに読めばいいじゃないの~、なんて思っててすいませんでした。
    それぞれの立場というものが今よりも強くあったのですね・・・。

    そしてやっぱり、一流になるということは、何かを捨てないとあかんねんなあとも。
    恋でも和歌でもプライドでもなんでも、何かを望むときに何かをあきらめないとあかんときもある。
    それがつらくって、もがきながらなんとか前に進もうとすることは、千年前も今もさほど変わらないのかもしれないなあ。


    冒頭に登場した定家はなかなかのキャラなのかと思ったら、その後登場する和歌を詠んだ人たちはもっとぶっとんだ人たちばかり。
    やはりあのくらいの感性がないとこれほどの(わからんけども)和歌も詠めないのかと思う。

    せやけど、くだんの、小野小町や業平たち「六歌仙」は、定家が百人一首を編んだときより300年前なんやって・・・。

    300年て!!

    今、私がのめりこんでいる幕末だって、今から考えて150年前よ?
    300年前て!!

    すごいな!!

    そもそも300年前の人が書いたものが読めもできひんねんけど、そんなんで大丈夫なんかな。
    大丈夫なのか、私は庶民なんやし・・・。

    (そう思うと、所詮芸術というのは限られた人たちだけの文化なのか・・・)


    あっ!

    そうそう、1巻を読んだときに
    「アレェ・・・?」
    と、思っていた
    「ふくからに」
    の、和歌ですけれども、やっぱり漢字のへんとつくりに分けた技法やったんやって!

    しかも、うまいこというてるだけの和歌ってー!!!
    康秀はもうれつに応援したい。
    ちゅうかこのあたりの話、いっそ大河ドラマにでもしたらどう。

    (地味~。ちゅうか、するなら朝ドラのほうがいいのか)

    (2016.05.27)

  • どの話も引き込まれました。
    特に僧正遍昭と吉子(小野小町)と在原行平と弘子。
    九十九夜通った男との恋の切なさ、妻と離れ離れになる
    愛しさがあります。こんな恋したいな~。
    (もし出来るなら行平と弘子夫妻のようにいつまでも
    愛し合える恋)

  • 1巻の巻末の百人一首全首の超訳の中でもお気に入りだった「吹くからに~」の歌が漫画化されていて、嬉しかったです。

    文屋康秀の和歌もっと知りたい!って思いました。技巧の無駄遣い感がツボです。

  • すべての話が切なくていい。

  • 楽天ブックスで購入。
    今回は、世界の美女3人に選ばれている(ところで、誰が選んだんだろう?)小野小町の話が中心で、主でした。
    絶世の美女と噂された小野小町と、幼馴染僧正遍昭(そうじょうへんじょう)の物語は、少し切なかった。作り話らしいけど。あのまま結婚して幸せになっていたかもしれない未来と、夢を叶えてきた未来。どちらか一つしか選べなくて、あの時もう一方の道を進んでいたら・・・と、いつの時代でも思うものなのでしょうね。もしもあの時・・・って妄想するの、結構楽しくて好きです。キモイですか。スンマセン。

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