世界の終わりの世界録<アンコール>2 極光の竜帝 (MF文庫J)

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  • KADOKAWA/メディアファクトリー
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  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040671253

作品紹介・あらすじ

伝説の英勇エルラインが遺した、世界の終焉と再来とを記した至宝「世界録」。その在り処を世界中の国や旅団が探し求める世界緑大争奪時代-炎の将魔討伐を果たし、レンたち「再来の騎士」は一躍世界中にその名を轟かせた。周囲からの注目を浴びつつ、一行は世界録の手がかりを求め竜姫キリシェの故郷である秘境リ・インファリエルへ向かうことに。道中で「カナン巡礼聖教船」、新たな始原精霊との邂逅を経て、辿りついた秘境。待ち受けていたのは、キリシェの妹である竜帝カルラだった。「人間、あなたはキリシェ姉様にとっての害悪です」。竜の長との激戦の調べの中、偽英勇は、覚醒の咆哮を上げる-いま、最も王道を行くファンタジー、反響の第2弾!

感想・レビュー・書評

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  • 精霊とはいえ
    人と同じ姿をしてないとはいえ
    そこに
    思いやりをかける。
    命令し自由に扱うことだけではない
    精霊と仲良くなる方法
    いや
    その方法すら
    意識せずに
    自然に当たり前のように
    精霊とも付き合える生き方。
    だからこそ人間でもない存在の彼女たちにも
    気にせずに付き合っていける
    特別に扱うわけではなく
    かといって投げやりにしたり一線を引くのではなく
    尊敬し、自分を鍛えられる糧にする
    今の自分では足りないことを
    知っているから
    目指す先を目指し進んでいける

  • 竜の拠点へ行く話。
    前回ほどではないが、なかなか可愛げがあったわ。

  • 相変わらず、絶妙なタイミングでのイベント発生。これがなかったら説得は危なかったわけで、この運こそ主人公足らしめているのかと。圧倒的な力を持っていても、未知のものにわくわくする気持ちは、読んでいるこっちも楽しくなる。 キリシェは素直になれない系ヒロインまっしぐらだけど、イラストが素晴らしいので問題なし(どこから目線

  • あれ、つい最近同じ名前の姉妹の話を読んだぞ?(笑)SIRENで見たのもあれば、黄昏・エデンで見たような名前も出てきて他の細音ワールドとの繋がりが気になって仕方ない。本編は竜の棲家でキリシェの回復と竜帝カルラとの邂逅。その前には土精霊との出会いもあってすごくファンタジーだった印象。レンの所有能力自体は割と反則気味な気もするけど、それが大戦力としてでなく、彼のトリッキーな戦術に組み込まれてるのが他3人との対比にもなってて面白いです。あと、真っ直ぐな性格の主人公はやはりいいね。いろんな勢力出てきて次も楽しみ。

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著者プロフィール

『黄昏色の詠使い』にて第18回ファンタジア長編小説大賞佳作を受賞。『氷結鏡界のエデン』『不完全神性機関イリス』をファンタジア文庫にて刊行。

「2023年 『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦15』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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