鬼の涙が花だとしたら (フルール文庫 ブルーライン)

著者 : 夏乃穂足
制作 : 嵩梨 ナオト 
  • KADOKAWA/メディアファクトリー (2014年11月13日発売)
3.53
  • (2)
  • (6)
  • (8)
  • (1)
  • (0)
  • 本棚登録 :44
  • レビュー :5
  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040671628

作品紹介・あらすじ

鬼が吼えると災厄が起こる-古来より鬼と、それに魅入られた人間の伝説がある地、希望谷でトンネル崩落事故に巻き込まれた古林千鳥。千鳥を助けたのは鋼のような体躯と赤い髪を持つ隻眼の男・森羅だった。だが彼は、幼い頃に千鳥の父親を殺した鬼・シンの面影を色濃く残している。手厚い看病と労りの中、森羅の不器用な優しさに惹かれる気持ちと、彼の正体への疑念が膨らんでいき…人間と鬼、種族を超えて育む一途な愛。

鬼の涙が花だとしたら (フルール文庫 ブルーライン)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 鬼・森羅✕人間・千鳥、異世界ファンタジーです。期待しすぎていたのか面白かったけど思っていたほどの感動はなかった。愛する者へはもちろん、それだけでなく森羅の周りにいる人達にも向けられているどこまでも強い自己犠牲愛が凄いですね… 不器用で一途で… だけど全てを自分一人で完結してしまうのは残される方にとっては辛いよ。千鳥は最初苦手な感じがしましたが、覚悟を決めたら強い所があって良かったかな。ケモミミちみっこ3人には癒やされた♪ イラストがイメージと合わなかったのも残念。〈サイン本〉

  • 評価 ☆4.5
    切なくもあり涙しましたがほんわり暖かくもなりました。
    結界で隔てられている鬼の住む異世界での話。
    子供の頃父親が鬼に殺されたと信じている千鳥。
    希望谷のトンネル工事の際の事故で異世界である鬼吠谷に鬼の森羅によって連れ去られているがそれは事故から千鳥を守ったのであり、父親の死も森羅によるものではなかったのですが、それがわかったのはだいぶ後。
    森羅は自分からは殆ど話さないので、同じ鬼の一族の里を管理する役の朱剛に聞いて、千鳥は色々と知ることになります。
    森羅の心から千鳥を想う気持ちにとても胸を打たれます。

    半人半鬼の子供、獣人の子供と小幼い子供たちがまた可愛い。
    鬼の里に移り住み苦労も多いでしょうが可愛い子供たちに囲まれてきっと幸せに暮らしていけることでしょうね。




    眼鏡受け大好きなのですが、人外ものにも心奪われはじめています。

  • そなたは永久に私のもの。命尽きるまで、放しはしない。─初っ端からこの言葉で心を鷲掴みにされたまま落ちることなく一気読み。鬼×人間、異世界、触手、獣×鬼の子どもたち。鬼の切なさが終始漂うてんこ盛り設定だがきちんと伏線は回収されるラスト。大満足。続編もしくはスピン希望。

  • 異世界ファンタジー。鬼の森羅×人間の千鳥。
    ストイックなほどの献身で千鳥を愛する森羅と至らない自分を自覚し森羅へと心を傾けていく千鳥。ふたりが種族を超えて本当に結ばれるまでのお話。
    森羅の住む鬼人族の世界のことなどもたっぷり描かれていておもしろかったです。
    相手を愛すること、守ることについて考えてしまったお話でもありました。
    なかなか苦しく殺伐とした中で、おチビちゃんたちが作中の癒しでした。「ちろり〜」が可愛かった。
    最後の短編は物悲しい。いつか彼にも幸せになって欲しい。

  • 一途すぎる森羅の想いにホロリと来ちゃいましたね。 夏乃さんお得意の途中に過去の文献入れてくるあたりもすごく好きだわ。 この二人どう納まるのか!っていうのがものすごく心配だったけれど、すごくよかったですね。 ちょっと最後は物悲しい感じだったけれど、それでも彼もきっといずれ救われるんじゃないだろうか~。 彼のお話もスピンで読んで見たいな! 幼い頃であっていた二人。父親の死の真相。大叔父の鬼の著書だったり色々てんこ盛りなのに、 すべてちゃんと回収されてましたね。 さすが夏乃さんでしたね。

全5件中 1 - 5件を表示

鬼の涙が花だとしたら (フルール文庫 ブルーライン)のその他の作品

夏乃穂足の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
かわい 有美子
榎田 尤利
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする