あの娘にキスと白百合を 2 (MFコミックス アライブシリーズ)
- KADOKAWA/メディアファクトリー (2014年12月22日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (182ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040672205
作品紹介・あらすじ
白峰&黒沢の同級生上原と日下部は、仲良しの先輩・星野の卒業が間近に迫り、気持ちに整理がつかない。そんな時、後輩・伊澄も現れ、関係はさらに複雑化する・・・?!
感想・レビュー・書評
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雑誌「月刊コミックアライブ」に連載されていた缶乃の「あの娘にキスと白百合を」の第2巻です。「清蘭学園」を舞台にした百合物語です。前巻の主役は白峰あやかと黒沢ゆりねでしたが、本巻はあやか、ゆりねの同級生である上原愛と日下部千春、そして先輩の星野真夜の天文部メンバーに加えて、後輩の秋月伊澄が主役です。ちゃんとこの巻だけ完結します。舞台を学園に固定し、先輩、同級生、後輩という限定した中での連作短編として続いていくようです。固定のカップルをずっと追いかけるわけではなく、完全なオムニバスでもないのが興味深いです。
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978-4-04-067220-5 181+2p 2014.12.31 初版1刷
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私立清蘭学園の中等部・高等部を舞台にしたオムニバス百合マンガの第2巻。この巻は黒沢ゆりね×白峰あやかの出番が少なくてちょっと残念。
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連載時は、適当に読んでいたのか、きづかなかったけれど、続き物の話だったのですね(笑 ひとつひとつでもお話として成立しているということか。続き物は、黒沢さんたちの話だけだと追うのが楽そう。
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やばい。読んでいて私の何かが決壊し、居ても立っても居られない。今巻は別れにフォーカスを合わせた話がメインの為に切なそうな表情であったり、苦悶する表情であったり、涙を浮かべる表情であったりと心情的な辛い場面が多いのだが、それが堪らなく堪らなく良いのである。
別れが訪れる瞬間の狭間で動く心の揺らぎ、鬩ぎ合い、別れ際に顕い見せる気持ちが惚れ惚れするほど良い。
そして、氷解した先にあるキラキラした笑顔が素晴らしく、照れた顔も慈しみ深く、また素晴らしい。
最初は一巻のメインであった白黒コンビの出番が少ないのでやきもきしていたが、まさかの最後の最後らへんになんていうフラグを…。これは次巻が出るまで正座で待機。 -
詳細を語らずに時系列で察する構成がよい。ちょっとくらい強引な方が人生得。ところで、最近、他の漫画やアニメでも自作プラネタリウムって見たけど、ブームなのだろうか。
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キャラ多すぎて分からない
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2巻は別れの話。
冒頭からメインではないキャラの話かと思ったら、ほとんどが同室の星野先輩と後輩2人がメインだった。千春の告白を言わせない星野先輩の顔が切ない。
そして後にデコ先輩と呼ばれるようになる千春と、ちょっとおばかな自転車通学者・伊澄の話も良かった。自転車を必死に漕ぐ伊澄が健気だった。けれど一番印象的なのは、千春が片想い相手だった先輩に電話で報告するところ。
黒沢さんの妹が白峰さんに会いに来た話は、コンプレックスを抱いてる相手を普通嫌いそうなのに姉大好きなすみれが可愛い。そして変わり身の早さに笑った。