無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 6 (MFブックス)

  • KADOKAWA/メディアファクトリー
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本棚登録 : 267
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040674124

作品紹介・あらすじ

ルーデウスの前に現れた人神によると、侍女リーリャと妹アイシャがシーローン王国に抑留されているらしい。真偽を確かめに王国を訪れたルーデウスが見たのは、リーリャの面影を持つ少女の泣き叫ぶ姿だった……!?

感想・レビュー・書評

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  • もっと
    コミュニケーション取れれば良かったのに
    そうすれば
    もっと違う時間があったのかもしれないのに
    言葉にするコミュニケーションが
    あまりにもないからこそ
    誤解が積み重なってしまって
    そんな時間がある
    離れた相手に
    思いを言葉を伝えることが難しい世界の中で
    何ができるのか
    何もできないのか
    仕方のない始まりだったのかもしれないけど
    もう少しだけ
    話せよってやっぱり思ってしまうけど
    あそこで
    言えないのが彼女なんだよね

  • シーローン王国でリーリャとアイシャを助け出し、その後・・・

    非常に順調に進んでいきますね。まあ壁はどこにでもあるものです。なんとか乗り越えて次へ。一応目的地にはたどり着きましたが、まだまだこれからがこの物語の本番でしょう。楽しみです。

  • 9月25日読了。図書館。

  • 面白い。
    シーローンでリーリャとアイシャを救い、龍神オルステッドに敗北し、フィットア領に帰還するまで。
    色々なものが詰まっていて、本当に素晴らしいですね。

    漫画版の感想でも書きましたが、ルイジェルドの次の台詞が好き。
    「見たこともない神などどうでもいい。実際に助けてくれたのはお前だ。お前がどう思おうと、俺はお前に恩義を感じている。」
    ルーデウスが何らかの狙いを持って起こした行動だったり、上手くできなかった、もっと上手くやれたと思っていることでも、助けられた側としては「助けられた」ことだけが真実。
    これをしっかり伝えてくれたルイジェルドは、やっぱり大人だなと思います。
    ルーデウスとしては、(人神やキシリカからの魔眼などで)ズルをしているという思いがあったり、前世からの自己肯定感の低さがあるので、なかなかこういった感謝を素直に受け止められないんですよね。
    こういったところが、次のエリスとの誤解へ繋がっていくのだろうなと。

    そしてエリスとの離別。
    エリスに振られたと感じるルーデウス。わかるわかる、その感じ。
    自分から人が離れていくのは、とりあえず自分が何か悪いんだろうなという感覚。しかも言葉で思いを確認してないので尚更ですね。
    エリスを守らなければいけない対象として見ているルーデウス。
    家庭教師という契約があり、年上だが妹分だし、(現実視点だと前時代的かもだが)女の子だし、それなりに気持ちが通じ合っているはずだし、守ってあげたい。
    しかも、特に心の面で支えてもらっているという実感がある。
    対するエリスは、ルーデウスを自分よりも上位に捉えて、足を引っ張りたくない、対等でありたいと考えている。
    彼らのパーティは、そうやって自覚しないところで誰かを支え、補い合っているパーティでした。
    これってとても素晴らしいことですが、ルーデウスとエリスは上手くいっていない面にばかり意識が向いていたのかなという印象です。
    自覚のない救済を言葉に対してちゃんと伝えられたのは、ルイジェルドだけ。
    こういったすれ違いは人生でも物語でもつきものですが、ルーデウスもエリスも、お前ら! もうっ! もうっ!! と悶えるばかりです。

  • web版の第6章 少年期 帰郷編 第五十一話〜間話「出会ってしまった二人」の内容。

    番外編 歪でも変わらないもの
    が書き下ろしで追加されている。
    リーリャ視点でのアイシャへの想いのお話し。

    リーリャとアイシャを見つけ、ザノバを知り合う。出会いのシーンの人形談義が好き。
    そして、龍神 オルステッドに殺されかけ、ナナホシとも出会う。オルステッドとの戦闘シーンは短いけど、楽しい。回復魔法は無詠唱では使えないってのが戦闘にメリハリをつけている。
    最後に、ようやくフィットア領に到着して、エリスと結ばれる。この辺り素敵なんだけど、すれ違いがやっぱり寂しい。

    QRコードのwebアンケート答えると作者のこぼれ話で、『少年期』を振り返ってが読めます。

  • ルーデウス12歳、エリスとルイジェルドと共に帰国途中。
    シーローン王国にて異母妹アイシャとその母リーリャを救出。第三王子ザノバと出会う。
    オルステッドとナナホシに出会う。殺されかける。
    フィットア領に帰還。エリスとの離別。
    番外編『歪でも変わらないもの』ルーデウスと別れた直後のアイシャ、リーリャの会話。
    相変わらずサクサク読めて、楽しかった。

  • 書籍版1~6巻を読破後、そのままweb版を最終話まで一気に読了。
    何も文句はない。最高の一作だと思う。
    コレまで読んだ全てのライトノベルと比べてもトップに据えて惜しくないほど面白かった。

    細かい感想は、再読したときにでも書くかもしれない。
    とにかく、素人投稿小説サイトで最高のライトノベルに出会えるとは思わなかった、と驚かされた。

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著者プロフィール

岐阜県在住。好きなものは格闘ゲームとシュークリーム。「小説家になろう」の掲載作品に感化され、『無職転生~異世界行ったら本気だす~』のWEB連載を開始。またたく間に読者の支持を集め、掲載から1年足らずで、同サイトの総合ランキング1位を獲得して話題となる。

「2023年 『無職転生 ~蛇足編~1』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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