人生はあはれなり… 紫式部日記

制作 : 赤間 恵都子 
  • KADOKAWA/メディアファクトリー (2015年3月27日発売)
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  • 本棚登録 :89
  • レビュー :12
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040674391

人生はあはれなり… 紫式部日記の感想・レビュー・書評

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  • 3.5

  • シキブのこじれ具合にそこはかとなく共感。

  • 源氏物語のイメージが強くて、ここまでネガテイブとは…!でした。しかし自分はやはりシキブ派なのかなぁ。ナゴンに憧れつつ嫌悪してる、まあつまりは羨望や嫉妬。分かるな〜。明るくて才能あって、自分にないものは輝いて見えるものだ。
    同シリーズのナゴンを先に読んでいたので、対比が面白かった。定子サロンは華やかだったが彰子サロンは潔癖な感じだったんだ〜とか。現代語訳も古典オンチな自分にも分かりやすめで良かった。

  • 平安こじらせ系女子物語。
    すごく自分に近い気がしてしまうのはなぜ?私も大概こじらせてるってことですね(笑)
    紫式部の様な偉人と並べるなってね←っていうひと言つけちゃうとこが、思考パターンが近い気がする部分w

    紫式部は自己肯定感が低かったにもかかわらず、プライドは高かったのでしょうね。
    弟より賢くて才能もあるのに、偏屈な父親から、女に生まれて残念と言われたり。いい歳まで通う男もずっといなくてイキオクレだったし(恐らく、父親が気が利けばこんな事はなかったはず)
    持たなくていいコンプレックス満載。

    やっと年上の夫が出来て娘を産むが夫死亡。源氏物語を書いて己を慰めていたら話題になり、宮中への出仕の話がくる。
    「女房なんてはしたない」とそれも受け入れ難く…

    宮中でも目立ったらいけない、才能をひけらかしてはいけないと言いながら、認めてももらいたい。

    そんな自分を客観的に見る目も持っていたし、他人の性格の粗もよく見える。粗探しなんかする自分に嫌気もさす。
    中々に生きづらい。早く出家したい。

    めちゃくちゃですわ( ̄▽ ̄)

    そんな内面の葛藤をぶつけて書き上げられたのが源氏物語だったということですね。

    古今東西、小説家の内面には他人には推し量れない暗黒面があるものなのですね。

  • 紫式部先輩って、今で言う引きこもり、メンヘラだったのかもしれないですよね。でもそういう人だからこそ、世界に誇れる文学作品を生み出せたのかも。日記はちゃんと読んでみたいと思いました。

  • かなり砕いて表現していますが、難しい原文を読むよりも、ずっとイメージしやすい。
    紫式部の人柄は、今どきのオタク気質な人たちには共感を呼ぶはずです。
    とにかく暗くてネガティブな性格なのですが、上手に生きる術を少しずつ身につけていく紫式部の姿をユーモアたっぷりに描いています。

    エンターテインメントであった源氏物語がきっかけで宮中に呼ばれたこと、また道長が源氏物語を書いた紫式部を選んだ理由として、枕草子を書いた清少納言に対抗する目的があったことなど、定子と清少納言の存在がいかに大きく紫式部や彰子に影響したかを想像させられて面白いと思いました。

    今や平安女流文学者として双方名前が残っていますが、その2人が全く違う性格をしていたことがたいへん興味深く感じます。

  • 予約済み:品川区図書館

  • なんだかとっつきにくい紫式部に親しみを感じてしまう本。
    古文だと読みにくい日記も、マンガだとさらっと読めてしまいます。
    けれども、しっかり平安時代のこともわかるし、受験生にオススメの本です☆

  • 紫式部って、どんな人だったのか?
    源氏物語の作者で、知識と教養があって、清少納言をライバル視してる・・・そんなイメージしかなかったけど、
    この本では、それプラス、紫式部の内面のことも・・・

    `平安系絶望女子`
    超ネガティブで、共感できるような笑えるような。
    お父さんや弟も、いかにもで、いい味だしている。すぐ死んじゃった夫も。

  • 清少納言を読んだのでこっちも…と読み進めたら、
    こっちはどっちかというとネガティブ女子の心の叫びだったww

    う~ん…こういう人っているけど、私はどっちかと言うとナゴンさんタイプのようだわ。。。
    あと、道長のウザさがヤバイw

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