水族館で働くことになりました (メディアファクトリーのコミックエッセイ)

  • KADOKAWA/メディアファクトリー
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本棚登録 : 136
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040674551

作品紹介・あらすじ

ペンギン1匹ずつにごはんをあげ、毎日オットセイの体温を測り、潜水しながら掃除して・・・。<br>分刻みのスケジュールで、毎日走り回る水族館飼育員。<br>すみだ水族館を舞台に、そんな飼育員のドタバタな日常を綴るコミックエッセイ。<br>「生き物相手の仕事」は、かくもタイヘンで、かくも喜びに満ちている!

感想・レビュー・書評

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  • お仕事コミックエッセイ。水族館で働くってどんな人?と思って手に取りました。水族館飼育員や水族館解説員など水族館といってもいろんな立場の人が働いています。動物が好きな気持ちをもった人たちが365日24時間動物たちを家族のように見守り、調餌・給餌・掃除をこなしていくんですね。誕生はもちろん、永眠した動物たちの原因について専門機関とも連携し調査したり。人間のように話せないからこそ、よく観察し、変化を見逃さないようにチームで取り組まれていることがよくわかります。“コロナ禍”で大変な思いをされていると思います。別の水族館では高校生館長が奮闘しているニュースを聞き、こちらの漫画に全面協力したすみだ水族館、コロナがおさまったらまた訪れたいと思います。

  • 読み終えて、水族館の知識を身に付けられた。
    途中、ペンギンが死ぬという悲しいシーンも
    あったが、漫画形式で楽しく読めた。

  • すみだ水族館新人スタッフの仕事を描くコミックエッセイ

  • 水族館スタッフのお仕事に目を向かせてくれた本。
    お仕事ありがとうございます。

  • 水族館で働く女性が主人公のコミックエッセイ。水族館が好き、水族館での仕事に興味がある人は楽しめるかと。生き物と接する仕事は大変だとしみじみ思います。毛が乾いてほわほわしているオットセイがとても気になります。

  • お仕事ものは安定して面白く好きだな。だからこそ次々と色んなものが出るんだろうけど。
    誰かの人生を疑似体験できるのは読書の醍醐味だー

  • すみだ水族館
    ブリーフィングはお客様の見えるところでやっていると読んでいつか遭遇したいと思った

    専門知識や技術を身につけても、
    水族館の数も、空きができる数も限られている
    スキが強いからできていることが大きい

    お昼ごはんの時間とか、労働基準法違反ではとも
    思う
    現場仕事、やりがい搾取的、"特別"な仕事場だと
    そういったことも描かれることがあるけど、
    体制とか仕組みとかの問題だと思う
    人が足りないとか、人を増やすためのお金が足りない、とか。
    きつい仕事でも局所的にすることはできると思う

  • 仕事は、大体予想通り。サラッと読めた。サラッとし過ぎて残ってくれるかな?

  • 978-4-04-067455-1
    C0095\1000E.

    水族館で働くことになりました
    2015年4月17日 初版第1刷発行

    著者:日高トモキチ
    発行所:株式会社KADOKAWA

    カバー扉より
    水族館大好きっこのマユミは念願かなってあこがれの水族館飼育員デビュー。スカイツリーのおひざ元にある、すみだ水族館で働き始めた。
    でも・・・。飼育員のお仕事は、毎日がジェットコースターのような慌ただしさ。
    分刻みのスケジュールで駆け回り、ままならい生き物たちを相手に右往左往。それでもやっぱり、いとしくってしょうがない!
    水族館に行くのが何倍も楽しくなる
    飼育員奮闘お仕事コミックエッセイ
    ---------------------------------------
    この本は事実に基づいたフィクションです。
    --------------------------------------

    もくじより
    水族館で働きたい
    水族館の朝は早い
    水族館の夜は遅い
    わがままペンギン
    オットセイは寝ている
    奮闘!おさかなチーム
    水族館の仲間たち
    ペンギンはご機嫌ななめ
    水族館は千客万来
    ナイトミュージアム
    ぼたんとプラム
    家族
    水族館で働く私
    あとがき
    -----------------------

    水族館大好き 受け入れやすい画で書かれていて読みやすかった。

    ペンギンの係という事でペンギンについて書かれている部分が多かった。その実自分はペンギンにはあまり興味が無く、もっと言えば、好きではない。
    けれども、ふーん、そうなのかーと 読めた。
    地元にも水族館はあり、あちこちの水族館を楽しみ、バックヤードツアーなども経験させてもらったけれど、ナイトツアーは小学生のいる親子という限定で参加できず。まぁ、色々見えちゃうのなら参加しなくてよかった。敏感に見える方ではないけれど、超怖がりだからね。
    研究施設、娯楽施設どちらも兼ねている私設なので、運営も大変だろうけれど、世界で一番たくさん水族館がある国として未来につながってくれるといいなと思いながら読みました。

    個人的には大きな水塊が好きなので、地元の水族館にそれが無くなったのはとっても残念でなりません。(ボヤキ)
    すみだ水族館が協力という事で、空飛ぶペンギンと話題になっていたと思うんだけれど、自分の意思とは関係なく連れてこられた生き物たち。人間のために消費される命、少しでも快適に過ごさせてあげてください。

    この書籍は2015年に初版が出ていますから現在まで5年経過、フィクションで出てきてくれた新人さんはどうしているかしら?後輩の指導に当たっているかしら・・。

  • 生き物への愛を感じました。

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著者プロフィール

マンガ家、イラストレーター、ライター。宮崎県生まれ。早稲田大学卒業後、学習参考書の編集者を経て、創作の活動を始める。マンガ作品に『パラダイス・ロスト』『さぼんどーる』、コミック・エッセイに『トーキョー博物誌』(1&2)、『水族館で働くことになりました』などがある。「ダ・ヴィンチ」で北尾トロ氏の連載の挿絵を描いており、『沈黙のオヤヂ食堂』『猟師になりたい!』などが書籍化されている。

「2021年 『里山奇談 あわいの歳時記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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