魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉11 (MF文庫J)

著者 :
制作 : 片桐 雛太  よし☆ヲ 
  • KADOKAWA/メディアファクトリー
3.82
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本棚登録 : 81
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040674773

作品紹介・あらすじ

記憶を取り戻したティグルはジスタート王国にて新年を迎え、因縁浅からぬ戦姫たちと感動の再会を果たす。また、彼はジスタート王に謁見し、思い描く未来の甘さを指摘される。ブリューヌに戻ったところで残してきた巨大な武勲が、決して彼を以前と同じままにはしておかない。王の言葉に、ティグルの胸中は大きく揺らぐ。一方、ブリューヌ王国ではレギン王女暗殺が企てられるも、未遂に終わる。だが、事件はそれで終わりではなかった。陰謀の背後に見え隠れしていた隣国ザクスタンが、剥き出しの野望をブリューヌに向ける。故国の窮地に、英雄となった若者はいま、再び大動乱にその身を投じようとしていた――最強美少女ファンタジー戦記、新章突入の第11弾!

感想・レビュー・書評

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  • ネタバレ 戦姫一同の顔合わせ、ティグルに投げかけられるジスタート王の謎かけから第3幕の物語が開く。が、束の間の平和は破れ、ザクスタンがブリューヌの西と南から侵攻開始。ガヌロンと故テナルディエ侯爵夫人メリザントらが、ブリューヌ国内で暗躍する中、ティグルは南ブリューヌ防衛のためエレンらと共に出陣する。野戦と攻城(砦)戦の組合わせという、従前余りない戦術描写で魅せる本巻。後継をもうけるため妻帯を勧めるエレンと、照れつつもやんわりはぐらかすティグル。目で語り合う2人は、他の戦姫と違い、実質、夫婦の如き信頼感を既に包胎。
    貴族制度と現在のティグルの立ち位置から、侍女ティッタとでは愛妾にしかならないという生々しい現実を突きつけつつ、ティグルに「リムはどうだ」と勧めるエレンも戦姫=領主としての責任に縛られる現実下にあり、これを描述する本作はやはり一味違う。一方、弓=火計の短絡を打ち破る戦術方法を提示して見せるところにも溜息が。勿論、実質初登場の戦姫ヴァレンティナの能力・性格を物語に絡めつつ明示し、加え、サーシャ後継・ムオジネルの動向などの種まきをしつつ次巻に繫げていく著者の手腕は見事という他はない。
    PS.ティグルに対する悪評バラマキが、彼のブリューヌにおける救国の英雄像から生み出される力を削ぐ?。ホント、著者は心憎いばかり、強者を強者としないための仕掛けを埋め込んでくるなぁ。

  • 気がついたら、平凡な日常には戻れなくなっていたという悲劇。

    第3部開幕。そしてメインキャストが勢揃いという豪華なオープニング。
    …つまり、ティグル卿が並み居る諸侯の前で、国を代表する美少女姫らを引き連れブイブイ言わせるシーンなのですがw
    実際、これまでの話の中でそれだけの交友を持ち、また好意を寄せられる事をしてきたわけですから読者としてはそこまで違和感ないのですが、客観的に見たらとんでもない状況だと思いますw

    …ティグルが暗黒面に片足の小指を突っ込んだら、あっさりクーデター成功させちゃえる布陣ですもの。

    ともあれ、状況的に不利な立場にあるオルガが見事に他戦姫を制したシーンは見事w そしてそれこそが最大の武器だと自覚しているのかいないのか…とにかくエレンを驚愕させたというのは大金星と言えるでしょう。

    ラブコメだと、「先手を取った方が負け」という不文律がございますが…さて。

    そしてまた戦い。
    今回は何とも…難しい戦いでした。個人的にはクリューゲル、好きでしたけどねぇ。
    安易に竜具や弓に頼らない(スーパー能力でドカーン)のは非常に好感持てました。

    さて。まだまだ戦いは続き…どうなることやら。
    とにかく、陰謀巡りすぎなんですよねぇ。普通にイチャラブさせてくれよw


    ともあれ、ミラの新コスチューム、いいと思います。特に作中挿絵。

  • ティグルのっけからモッテモテ。ちゃんと裸イベントこなしてるし、もう新しく国作っちゃえばいいと思う。戦姫視点から語られることが多かったせいかどうも小物臭漂うジスタート王だったけど、意外に立派な政治家だったのかもしれない。ティグル争奪戦が本格化すればするほど、メインヒロインが誰だかはっきりする。ティッタはある意味安定枠で喜ぶべきか悲しむべきか。

  • 西か伊が攻めてきた話。
    最後の一人も出てきたし、空席も埋まったしで
    新章開幕らしい出来やった。

  • 第三部開幕。最初から戦姫勢揃いと豪華な幕開けです。見開き挿絵は礼装というのもあって華々しいですね。内憂外患といった様相をみせながら、ティグルの結婚話、王の為政者観、ヴァレンティナもジワジワ前面に進出、適格者不在だった煌炎の次の所有者確定と、割と伏線盛り沢山に感じられたプロローグ話でした。

  • 面白かった。ヴァレンティナの思惑がよくわからないが、そこがいい。

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