Soliste おとな女子ヨーロッパひとり旅

  • KADOKAWA (2015年6月19日発売)
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感想 : 14
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  • 本 ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040676258

作品紹介・あらすじ

20年間で28回のヨーロッパひとり旅を実践。1週間の旅の全費用20万円以内。「若さ、経験、語学力、お金、体力・・・すべてなし」の著者がプランニングから実際の街歩きまで、安全なノウハウを具体的に紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 発売当時の2015年は、僅か20万円で一週間の欧州旅行が可能だったことに驚いた。
    現在は2倍程度必要だが、当時の為替が1ユーロ137円の記載があるので、円安よりも欧州の物価上昇が理由だろうか。

  • 航空チケット、ホテルの選び方から具体的な旅行プランまで紹介されていて、とてもわかりやすい。いままで海外ひとり旅をしたことがないけど興味がある人はぜひ読んでほしい。
    ヨーロッパひとり旅、行きたい!

  • 「万全なタイミングを待っていたら永遠に旅など出られない」
    やりたいことを思い立ったら、そのときがベストタイミングと思って行動すること。人生はあっという間。

    「センチメンタルになりがちなひとり旅のさなかにあって、周囲の人から気づかいを受けることは、素晴らしい風景に出会ったり、珍しい経験をすることと同じくらい気持ちがわきたち、勇気づけられるもの」
    ひとり旅でよかったことを思い出すと、ホテルレやレストラン、電車で優しく親切にされたことがすごく心に残っている。もうこれからは出会わないかもしれないけれど、その人の記憶に爽やかな風のように記憶に残る人ですありたいと自分自身を思う。

    「『ヨーロッパは芸能界』挨拶をはっきり感じよく言うことがプラスの人物評価につながる世界らしい。」
    これって、どの世界、どの組織や集団でも当てはまる!目があったら即、自分から挨拶、というシンプルな振る舞いはコミュニケーションの魔法。ほんとそれ!

    航空券の取り方も丁寧に書いてあった。
    ①検索サイトで、日本からその都市へ行く航空会社をチェック。
    ②各航空会社のHPで検索し直す。
    ③飛行時間、乗り換え、到着離陸時間、そのための移動手段と時間など、トータルな価格を比較。
    航空会社から購入すれば、着いた空港と出発する空港が違っていても数千円の差額くらいのこともあるとのこと。これは初めて知った!

    「国際列車や長距離バスも、鉄道会社のサイトから直接予約・購入するのがおすすめ。」
    ユーロラインバスは予約しやすく、運行時間も正確で、安く、車内が快適らしい。バスは、列車より時間も短く、安い場合も多いそう。

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  • 旅の楽しさは景色やアクティビティより、文中の言葉を借りれば「大切にされる」経験によって倍加される。自身を振り返っても、旅の印象は現地人との交流如何で決まる。言語に長けていなくても、ガッツと若干の準備があれば何とかなる。

  • 女のひとり旅マニュアル。
    予算を決めて、その中で賢く旅をするコツが色々。

  • 一人旅のヨーロッパで「マダム」と呼びかけられ優しく気づかってもらえることは、一瞬にして心が温まってしまうほど滋味に満ちた経験。
    成熟に価値を置く文化と、若さに価値がかたよりすぎた文化との違いなんだろうな、と思う、と寺田さん。
    日頃、若くないというというだけで十把ひとからげにオバサン扱いされる納得のいかなさを、ヨーロッパの街々で「マダム」と気づかわれて解毒する。
    おとな女子には森林浴とか音楽浴などに匹敵するくらいエネルギーをチャージされる経験かもしれないな「マダム浴」って。

    なるほど…。あー、ヨーロッパに行きたくなってきた!

  • 一人旅のアイディアや工夫を期待していたのですが、そういう本ではなく (^^;;
    「〜な気がする」トーク、でした。

    一人居酒屋、一人焼肉を楽しめる人は、一人旅行も楽しめるでしょうね ♪

  • 本書のサブタイトルは「おとな女子ヨーロッパひとり旅」となっていますがヨーロッパを旅行する(したい)人なら誰でも参考になる本だと思いました。特に旅行代理店を通さない予約の方法や旅先で大切にされる条件はかなり参考になると思います。私もヨーロッパで挨拶と服装の重要さは痛感しました。

  • 旅が好きで、ヨーロッパが好きならもう一人でも楽しい。いくつになってもふわっと旅立てると思わせてくれる一冊です。

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著者プロフィール

フリーライター・エディター。著書に『soliste おとな女子ヨーロッパひとり旅』(KADOKAWA)、『きらいな母を看取れますか? 関係がわるい母娘の最終章』(主婦の友社)ほか。近共著に『〈記憶の継承〉ミュージアムガイド』(皓星社)。

「2022年 『吟醸掌篇 短篇小説を愉しむ文芸誌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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