里山を創生する「デザイン的思考」

著者 : 岩佐十良
  • KADOKAWA/メディアファクトリー (2015年5月22日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040676326

作品紹介

事業計画書では語られない!デザインこそが「地方創生」の秘訣。開業3か月で稼働率90%以上の宿、「里山十帖」の成功の法則。

里山を創生する「デザイン的思考」の感想・レビュー・書評

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  • No.957
    1. 目的
     宇都宮で開催されたReadForActionにて仲間からオススメしてもらった本。自分がやってないINPUTのカタチを見つける。
    2. 得たこと
     新しいコミュニティに飛び込む。複数の人格をイメージする。
    3. アイデア
     海外旅行を計画する。

  • 里山十帖の設立経緯や思いについて自遊人の岩佐さんの本。
    自遊人というメディアを作って来て、しかも新潟に移住して生活してきたからこそ作れた宿。イノベーションは常識の外から産まれるという素晴らしい事例だと思った。そして自分の感性と思考力を信じてリスクを取ることにってこの成功は産まれたのだと思います。日本の観光産業を考える上でもヒントがたくさん詰まった1冊。ぜひ泊まりにいきたい。

  • 里山十帖についての話。
    改修に3.5億円かけて、35年返済の予定。
    行ってみたいと思う内容。

  • メディア系の人が書いたデザイン思考の話。リアルケースを元に書かれているので、とっつきやすい。

    総じて大事なのは、チームメンバーが同じ価値観で同じ方向に走れるか、な気がする。多分同じ考え方、ではなく、価値観、が重要なんだろうな、と。

    最近のデータありきのトレンドに対して待ったをかけているのも面白い。データを軽視しているわけでは決してないが、データに頼りすぎ、というのは、IT屋としては衝撃。ただ、過去データからだけで物事を判断していては、新しいことが生まれるはずがない。だってデータがなかったりして、リスク評価が高になり、止められるから。とはいえ、分析と肌感覚のある意味勘とのバランスが難しい。

    データ分析が発達した結果、短期的な視野になっている、というのも面白い。分析・予測技術が発達したとはいえ、対象が先になればなるほど精度は落ちる。すなわちリスクが高くなるわけで、であれば、確実に分析・予測できてリスクの低い短期的な部分に目が行くのは、当たり前といえば当たり前なのかも。

    ペルソナ設定の重要性もよくわかる。時間がないから、という理由で代表ケースだけに絞って考えて行くことが多いけど、多分それじゃだめなんだろうな、と。相当数のペルソナを設定して考えていかないと、多分新しいことは産まれない。

    これだけ時代が早く動く中で長期計画にこだわることは意味なし、というのも確かに、と。それよりも、柔軟かつ迅速にガンガン変えていけることの方が大事。そのためにも、同じ価値観の中で軸を持たないと、変えようがないし、変えたとしても行くつく先はめちゃくちゃになるだろうし。

    なんとなく、だけど、デザイン思考が色んな分野、もちろんIT含めて、有用であることを感じられたかも。

  • 新潟で旅館を経営する著者のデザイン的思考。
    旅館開業までのいきさつや、苦労話、経営哲学など他業界でもためになる内容である。
    宿という単体ではなく、地域との関わりあいなど、町おこしにも大いに参考になるのではないだろうか。

    著者の経営哲学やデザインに対する考え方はとても興味深く、分かりやすく丁寧に書かれている。
    「里山十帖」という宿の名前やそこに込められた意味からして、岩佐氏のセンスを感じる。
    また、もともと「自遊人」という雑誌を発行していて、この宿はその延長線上にあるといった感じだ。
    宿にある備品はほぼ購入可能である。
    雑誌では実物を手に取り使用することはできないが、それを可能にしたのがこの宿である。
    「里山十帖」という名前に込められた十の物語とは、食・住・衣・農・環境・芸術・遊・癒・健康・集である。
    きっととてもよく編集された宿なのだろう。

    宿泊料は決して安くはないけれど、本書を読めばその価格設定に納得するだろう。
    是非一度訪れてみたいと思う。
    また、今後どのように発展していくかも非常に楽しみである。

  • まちづくりや地域再生のようなテーマは、ややもすれば机上の空論的な内容の本も氾濫する中、この本は実際に現場でのアクションを自分のロジックに体系づけており、読んでて納得させられることが多かった。文中に現場というワードが何回も出てきたのが印象深い。宿をメディアとして捉え、考えているのがとても面白い。これからはこういうメディアが求められるんやと思う。里山十帖、ぜひ行って体験したい。

  • 私が共感した憧れの宿(共感メディア)、里山十帖のお話。(半田・シェアビレッジ家守) selected by Masato (Akita)

  • 里山十帖、行ってみたい。デザイン的思考で創られた、新しい旅館のサービス。

  • 里山十帖、ぜひ一泊してみたい。

    「古民家のほうがよほど、世界の名作椅子やソファなどと調和する」

  • 新潟県の魚沼にある、里山十帖という旅館の経営を通じて、地方の観光やライフスタイルのあり方について、ひいては地方をどうやって元気にするかということまで提言をする本であると私は捉えました。

    著者が里山十帖をオープンし経営していく中で大切にしていたことは、本物であるということや、物語性の追求でした。それらは、もともと地元に眠っていたものであり、特に意識はされなかっただけで確かに存在した貴重な資源です。

    地域に眠る資源を活用しよう言葉で言うのは簡単で、実際、日本全国どこの市町村に行っても、そういった表現を使いまちづくりが行われています。でも、実現がいかに難しいかは、地方の現実をみれば明らかですよね。

    大切なのは、地域の大切な資源を、目的に合わせてしっかりと編集し組み合わせる、筆者たちのいう「デザイン思考」であるのだと思いました。

    地方のまちづくりなんかの分野では、頻繁に語られるテーマですが、実際の例を軸に、筆者がデザインをする上でどのようなことに気を付けて行っているかなどがリアルに描かれていて、とても説得力がありました。

    最近読む本に共通のテーマみたいになってますが、リアルな肌感覚ってとても重要なのですね。

    里山十帖と、魚沼に行きたくなりました。

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