ようこそ実力至上主義の教室へ (MF文庫J)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 1322
感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040676579

作品紹介・あらすじ

希望する進学、就職先にほぼ100%応えるという全国屈指の名門校・高度育成高等学校。最新設備の使用はもちろん、毎月10万円の金銭に値するポイントが支給され、髪型や私物の持ち込みも自由。まさに楽園のような学校。だがその正体は優秀な者だけが好待遇を受けられる実力至上主義の学校だった。ある理由から入試で手を抜いた結果、主人公・綾小路清隆は、不良品が集まる場所と揶揄される最底辺のDクラスに配属されてしまう。同じクラスで成績は優秀だが性格に超難ありの美少女・堀北鈴音、気遣いと優しさでできた天使のような少女・櫛田桔梗らと出会うことで清隆の状況も変化していって…。大人気クリエイターコンビが贈る、新たな学園黙示録!?

感想・レビュー・書評

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  • アニメを観て面白かったので読んでみた。
    ほぼ初めてのラノベだったが、ミステリアスな登場人物が多く、彼らの背景を知りたくなり、どうやってクラスをステップアップさせるか楽しみになった。
    ラノベらしく読み易く書かれていて1冊が1〜2日で読めるシリーズなので次巻も読んでみたい。

  •  代表して1巻のみ、レビューします!
     タイトルが「ようこそ実力至上主義の教室へ」という事だけあって、舞台は高度育成高校と呼ばれるクラス単位で協力し合いながら、トップのクラスを目指すことが当たり前とされている高校が舞台である。主人公の綾小路はそんな学校に入学したが、とある理由から平凡な学校生活を送ることが目的であり、あまり興味なさげに生活している。
     綾小路のクラスはDクラスでいわゆる「落ちこぼれ」である。確かに在籍する生徒はどこか問題がある生徒ばかり。しかし一芸に秀でたものが多くいるクラスでもあるのである。

    クラスのリーダー的な存在の堀北はヒロイン的な立ち位置であると思われるが、色恋沙汰になるようすは全くない。それどころか主人公の実力に感づいているものの、どこか胡散臭く見ている。以外にもその他のキャラクターとの辛みが豊富なのである。これがヒロインといえる人物はいないのかもしれない。そもそも主人公の内面描写が淡白すぎて、恋愛も「普通の高校生ならするからやってみよう」ぐらいの感じである。これは綾小路の過去に大きく要因があるのだろうが、感情がほとんどなさそうな書き方をされている。

     主人公視点で進められるが、数多くの登場人物が出てくる。ここまで登場人物が多い作品僕はあまり見たことがないレベルである。しかもしっかりと絡みや、ストーリーに関わってくることが多いため作品のレベルの高さがうかがえる。
     ラノベと侮るなかれ。様々な試験はかなり良くできており、読者も頭を使える点、各クラス正攻法で攻めるクラス、絡めて、反則ギリギリを攻めえるクラスと様々な戦いが見られる点でかなり楽しめる。ミステリとはまた違うがそういった内容が好きな方。いわゆる、騙し合いがある頭脳戦好きな方にオススメです。

  • 【実力が無ければ生き残れない世界で、自らの才で下剋上を果たせ】

    未来ある若者を育成する夢のような学園で、最底辺のクラスに配属された清隆達が己の才でのし上がる物語。

    日本社会の仕組みとして、人は不平等な物だ。
    持たざる者は追い込まれ、持つ者は、目覚ましい恩恵を受ける。
    最新設備と好待遇が約束された日本屈指の高校にて、清隆達は支給されたポイントを後先考えず、使い果たす。
    遅刻も私語もやりたい放題やっていたツケが回ってくる。

    点数だけで人の才は計れないが、この学校で生き残る為には、自らの存在証明を世界に示す必要があるのだ。

  • まだ序章も序章で、主人公がどういうキャラクターかわかりずらいけど、ここからどんどん面白くなるはずっ!

  • 普段ラノベはあまり読まないのですが、友人からお見舞いで頂いた為、手に取りました!

    最初からテンポがよくアニメを見ているような感覚で面白く読めました。続編も読んでみたいです。

    クラスが一丸とならないと自分たちの生活が脅かされるとは、、、
    私がこの世界に入ったら、頑張れるだろうか、、笑

  • 推察すべしタイプの学校。
    理不尽なようで理不尽ではないという建前。でも理不尽よね。
    私はそういうのあんまり好きではないよ。
    仲良しとはまた違う協力体制が重要と。
    D組先輩方とどれぐらい話ができるんだろうね。
    学校の外にそれらの話が伝わってないのが謎。

  • #このライトノベルがすごい!2023 文庫部門1位獲得とのことで、読んでみたよ。綾小路の性格はアニメの方がミステリアスでよいけれど、原作にはアニメ化されていない部分もあって楽しみ。

  • 読みやすくとても面白かったです。特に物語のテーマと主人公が魅力的で好き。

  • 微妙でしたね笑
    今のところアニメの方が良かったです。
    今後に期待!

  • 読みやすいけど、この巻だけだと不完全燃焼なのでこの後に期待かなと

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著者プロフィール

11月生まれのAB型。PCゲームの企画・シナリオを主に担当する。代表作は『暁の護衛』『レミニセンス』。

「2016年 『ようこそ実力至上主義の教室へ4.5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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