99番目の吸血姫 ~最後の吸血鬼~ (MF文庫J)
- KADOKAWA/メディアファクトリー (2015年10月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040679440
作品紹介・あらすじ
都市伝説が実体化した存在――『ロア』。
高校生の少年、九十九仁はその中でも最強と名高い『吸血鬼のロア』である外見幼女、シルヴィアの封印を解いてしまい下僕(こいびと)になってしまう。
そんなある日、仁の最愛の妹である時雨のお願いで、都市伝説「一人かくれんぼ」のロアを退治することになった仁。謎の転校生・綾瀬の手を借りて解決したものの、それは事件の影で暗躍する『最後の吸血鬼』との戦いの始まりでもあり……。
サイトウケンジの愛と勇気と絶望のノンストップハーレム系都市伝説、再び開幕!
「さあ、ハッピーエンドを始めよう」
感想・レビュー・書評
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話はよくできてておもろいはずなんやけど
幼女があかんかった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「101番目の百物語」とお話自体は繋がっていないけど、世界観が繋がっているので読んでればニヤッとできるかもしれない。
今回もサイトウケンジらしい女の子達が出てきます。わーい。
しかし、最後はビターで切ない結末。 -
101番目と世界観が同じなのでニヤニヤして読んでました。
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同著者の『101番目の百物語』と同じ世界観と聞いて。キャラの軽妙な掛け合いとか、基本ユルく見せてるスタイルの主人公とか、前作に通じるものも多くて前作既読だとより楽しめる感じ。ロアとか8番目のセカイとか、ニヤリとできる単語が飛び交ってましたね。「ハッピーエンドを始める」と謳いながら、最後はややビターエンドっぽかったかな。妹ちゃんはもちろん、御蔭山あたりも個人的に面白いキャラだと思ったんだけど、今後も出てくれると期待します。