腐女子のつづ井さん (MF comicessay)

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本棚登録 : 1204
感想 : 70
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040680774

作品紹介・あらすじ

【次にくるマンガ大賞 2015】Webマンガ部門 第2位!!
大切なことは全て薄い本が教えてくれた――。
ツイッターで人気爆発の腐女子コメディーがついに書籍化!

「電車内で見かけた隠れ腐女子に共感」
「幽霊かBLか分からないラップ現象に遭遇」
「Jポップの歌詞を推しカプに当てはめて考察」
人気エピソードはもちろんのこと、
「秘密のお守り制作合宿」など爆笑のエピソードを50ページ以上描きおろし! !

物心つくよりも先にBL妄想に目覚めていた一介の腐女子・つづ井さんと
仲間たちの喜び多い日常をつづるエッセイ漫画!

感想・レビュー・書評

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  • 腐女子の意味をきちんと分かっていなかったので大変勉強になりました。
    BL好きなんですね。
    作品としてはかなり笑えて、楽しかったです。

    腐女子の主人公や仲間は世間には腐女子であることをかくしつつ、秘密結社のように、自分たちの好きな世界にどっぷりはまってエンジョイしている。

    この漫画を読んでいると、
    リア充とか現実の世界で充実してることなんて、たいした価値ではないのではないかなと
    思ってしまう。
    それくらい、彼女たちは創作物の世界を生きて、とんでもなくエンジョイしている。

    人生の価値はどれだけ楽しめるかだと思うけど、その意味では彼女たちは完全に勝ち組でしょう。

    このエッセイ漫画が面白いところは世間からみたズレを絶妙に落ちに生かしているところだろう。
    自分たちを客観視した場合どこがずれているか、その様子がどうにも憎めなく、愛おしい。

    実際の恋愛において、女子同士の生きづらさなど絡むと考えると、男子同志の架空の人間関係にどっぷりハマりたい気持ちもよく分かる。

  • 腐女子なるものがあるというのは知っていたし、近くにもいたが生活がどのようなものか、どこに楽しみを得て、どのように趣味をしているのか程度は様々だろうが、生き生きとした生活感がおもしろかった。

  • 絵は、表紙の様なペンで描いた感じのものでした。オタクの中でも腐女子って周りから見たら特殊なのかな?友達にも同じような感じの人らがチラホラいるので、そう感じているのかーと思ってたりしました。
    人によってお金や時間の使い方が違うので、その人の人生に色を付けられるなら趣味のひとつになるんじゃないかなと思います。私もオタクの1人なので、所々の言葉に「分かるー!」ってなってしまいましたw
    次巻があるみたいなので、読んでみたいです。

  • 誰もいない場所で読むことをお薦めします。
    自分の笑い声に自分で驚くほど笑います。

  • 腐女子の生態を赤裸々につづりながらも、
    エンタメ化した手腕はお見事。
    嫌悪感を感じさせないのはすごいな~と素直に感じます。

    みんな押しつけがましくないんですよね。
    なので、素直にああこういう趣味の人は
    こういう感じなんだって読めると思います。
    全力で楽しもうとしてるところに好感が持てます。

    私もBLは読むけど、商業BLのみです。
    二次好きな方と商業好きな方とは
    また違う生き物なんだなと改めて思いました。
    面白かったんだけど、ほぼ「あるある」が
    感じられなかったので。

    同じオタクでも、ホモが好きでも、色々あるんだな~と。

    人に言えないという点では全く同じで、
    だからこそディープに語れるお友達がいるのが
    とても羨ましく楽しそうに思えました。

  • 誰も傷つけず、世界を幸せにする方法が、ここにはある―

  • つづ井さんとお仲間さんの日常、面白すぎる…!と思いつつ読んでいたのですが、よくよく考えてみると自分も過去に同じようなことをしていたかもしれない…。
    記憶の中から思い当たる節がどんどん発掘されてしまい、ちょっと白目になりかけました。

    とにかく面白く癒やされます。

    正直つづ井さんとお仲間さんの輪の中に入れていただきたいくらいです…。

  • 自分の機嫌を自分で取る。それに長けているのがオタクなのかもしれない。「これを好む者はこれを楽しむ者に如かず」の実践エッセイ。面白かった。

  • つづ井さんは素敵な友達がたくさんいていいなあ
    これは楽しい人生。オタクってすごい
    自分は本好きだけど全てにおいて低温な人間だから羨ましい…こういうエッセイはそれを求め読むけど羨ましい…。

  • コミックエッセイ史上これほどまでに面白いものはなかったといっても過言ではない…いや過言かな…。
    とりあえずとても面白かったです。あるあるとは思えないけどとても理解できる。
    ていうかこんなにどっしりしてるとは思わなかったびっくり。思いのほか重厚。ボリューミー。ありがたい。

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著者プロフィール

一介の腐女子。元気で楽しそうな姿がツイッターで評判を呼んでいる。ツイッター:@wacchoichoi

「2018年 『腐女子のつづ井さん3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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