世界の終わりの世界録(アンコール) (6) 終焉の精霊 (MF文庫J)
- KADOKAWA/メディアファクトリー (2016年2月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040681139
作品紹介・あらすじ
伝説の英勇エルラインが遺した至宝「世界録(アンコール)」。その在り処を世界中の国や旅団が探し求める時代――冥界に突如現れた沈黙機関の手により、終焉の島へ向かうために必要な悪魔法印を奪われてしまったレンたち「再来の騎士」追い詰められた事態の中、レンは、ある秘策に望みを託して結界突破に挑む。時を同じく、終焉の島を目指して集結する王立七十二階位特務騎士団(エルメキア・ダスク)と沈黙機関。世界の終わりと始まりが交響曲(シンフォニー)を織りなすその場所で熾烈を極める世界録争奪戦。そして偽英勇は、英勇しか知らない世界の真実と出会う。「こんな世界のままで終わらせない。俺が絶対、アンタの目指した未来まで辿りつくから」――いま、最も王道を行くファンタジー、衝撃の第6弾!
感想・レビュー・書評
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これで終わってまうんかとビビってもたわ。
謎も増えたことやし、これからも期待できるな。 -
かつての英勇が何と戦っていたのかだったり、3大種族の来歴だったり明らかになって、もう終わりかと思いきや、本当の始まりだった。こんな状況でも1つになれない人間側だけど、敵も敵でなんだか色々と事情を抱えてそうで、さらに盛り上げってきた。レンがだんだんと主人公然としてきて頼もしい。
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この世界観について来られるか次第だと思う。自分はいつも1巻の段階ではついていけて夢中でのめり込めるんだけど、風呂敷が広がるに連れて辛くなるんだよな。
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第一部完結。タイトルはこういう意味も含んでたのか…ストーリーが根幹へ向けて怒涛の展開を見せる一冊でした。世界録を巡る争いは三つ巴の様相を見せつつ、唯一辿り着いたレンがエルラインの遺志を引き継ぐ形で第二部へ。そんな第二部はあらためて冒険の再開だけど、物語最初と同様に割と底辺からのスタート。偽英勇が真の英勇になることを願いつつ二部の開始を待ちます。そういやこっちもフィオラミリスが重要なポジションになるのね。フィアとの関係は向こうほどなさそうだけど。