無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ (10) (MFブックス)

制作 : シロタカ 
  • KADOKAWA/メディアファクトリー
3.93
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本棚登録 : 236
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040681924

作品紹介・あらすじ

魔法大学に入った目的を果たし、男としての自信を取り戻したルーデウス。
彼はお世話になったアリエル達にお礼と報告をするべく、生徒会室へと赴いた。
そんな彼に対しアリエルは尋ねる、シルフィエットとは今後どうしていくつもりか、と……。
ルーデウスはその問いに戸惑いつつも、ハッキリと答えた。
「シルフィと、結婚します」
新居探しに披露宴の準備、結婚に必要なものを急ピッチで用意していくものの、何をするにも課題だらけで……!?
前世で叶わなかった新婚生活は、予想外の大波乱!? 人生やり直し型転生ファンタジー第十弾ここに開幕!

感想・レビュー・書評

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  • 最後に追加された
    子守りの達人の面白さ
    webでは読めなかった物語
    裏にあった物語
    良いねぇ
    こんなキャラクタが描いてくれる時間
    こんな場面があったんだね

  • 1月4日読了。図書館。

  • うおー、面白い、さすがですね。
    本巻から、2022年8月現在の漫画版の範囲を超えていきます。(なので目次に目を通さず本編へ)
    感想で書くこともたくさん。
    本巻は、シルフィとの結婚や、妹やルイジェルドとの再会まで。

    「シーツに残る赤いシミをナイフで切り取りつつ、そう思った」
    どあたまから平常運転で笑ってしまったw
    御神体の洗濯を悔やむルーデウスが、このシーツの切れ端をそのままの状態で永久保存することは、容易に想像できますねw

    ◆社会人シルフィ
    シルフィを社会人と評するルーデウス。
    なるほどと思いました。
    学園編は、生前のやり残しである学校生活の清算が趣旨と考えていましたが、就職前のモラトリアムな期間、という意味合いもあるのかなと。
    無職転生は人生を書いた作品と認識していますが、学園編はそういう社会のステージのステップアップの意味合いもあったようですね。
    うーん、なるほど。

    ◆ザノバ
    ザノバ、滅茶苦茶良いやつですね。
    以前の感想でもザノバに触れましたが、本巻では本当に良いやつすぎて……。
    彼は好きで一緒に居てくれるんだろうけど、なにか利用しているような後ろめたい気持ちになってきました。
    なんか申し訳ない。
    ちゃんと向き合わねば。
    ザノバに限らず、本巻はそういう気持ちにさせてくれる描写がたくさんあったように思います。
    やはり素晴らしい作品ですね。

    ◆シルフィとの結婚
    とにかく、ひたすら、幸せ。
    幸せ。
    と同時に考えてしまうのが、異種族間の年齢問題です。
    長生きするであろうシルフィと違い、ルーデウスは先に老いて死ぬでしょう(ルーデウスがそれなりに長生きして大往生するに違いない、という強い確信を前提に)。
    つまり、シルフィを残して死ぬことになるわけです。
    いやもう、子供を作るしかないよね。一択でしょう。
    「ルディはたくさんの思い出を遺してくれたよ」とか寂しげに笑わせてはいけません、子を遺せルーデウス!

    さて、以前の感想で述べた通り、本作はハーレムエンドになると確信しているので、そうするとルーデウスと共に老いる役割はエリスかな?
    もしかすると、エリスの方がルーデウスより先に死ぬかもしれない。
    そういうパターンを埋めるような考え方は良くないけど、この作品は人生の色々なことを見せてくれる作品だと思っているので、ありえなくもないのかな、なんて思ってしまいます。
    そんな先のことの覚悟はできておりませんが。

    ◆パウロの手紙
    おうおうおう、待てパウロ、何だこの死にそうな手紙は!?
    ルーデウスとノルンをひと目でいいからゼニスと再会させてくれ、代わりにパウロの命をやる、とか冗談で思っていたが、なんかジョークで済まなさそうな雰囲気出してくるのやめろ。
    「人生」を書こうとしている(と個人的に勝手に思っている)本作が、「親との死別」イベントを書かないわけないけど、まだ覚悟できてないぞ。
    「覚悟できないまま訪れる別れが人生」と言われてしまうと、なんか完全に本作の掌の上で転がされている気分になりますが……。
    ロキシーがついているのでパーティ全滅は無いと思いますが、色々とビビってしまい、思わずメタ推理してしまうの情けないですね……。
    生きて再会させてくれ~~~。

    ◆ルイジェルドとエリス
    ルイジェルドと再会して、凄い安心感がありました。
    ルーデウスとルイジェルドのこう、「戦士」の関係とでも言いましょうか、良いですね、ちょっともどかしさはあるけど。
    再会した今になって、旅していた時以上に、ルイジェルドへの尊敬の念が胸に溢れてくるのを感じます。
    そして、ルイジェルドの存在と共に思い出されるのが、エリスの存在。
    シルフィと出会って失意から立ち直って。
    じゃあ次はその失意に至ったきっかけ、エリスに向き合いましょうね、というターンに移ったように感じました。

  • シルフィエットとの新たな展開

  • web版の第9〜11章の第九十一話〜第百二話の内容。

    番外編 子守の達人
    が書き下ろしで追加されている。
    ルイジェルドが妹二人を送り届ける時のお話し。

    本編では、シルフィとのラブラブ新婚生活で楽しそう。ナナホシが落ち込んでて、ルーデウスとの関わりが深くなっていく。

    QRコードのwebアンケート答えると作者のこぼれ話で、十巻内のエピソードについての解説が今でも読めます。

  • ルーデウスとシルフィエットの結婚。
    ほのぼのな10巻でした。結婚に絡めてルーデウスと周囲の人たち、ノナホシ、クリフ、エリナリーゼ、ザノバ、アリエル…との日常となぐさめとか色々です。
    妹ノルンとアイシャ、ルイジェルドとの再会まで。
    書き下ろし 間話『牙を研ぐ』エリスは北神オーベールとの修業に入る。
    番外編『子守の達人』ルイジェルドがパウロからノルン達の護衛を依頼される事情。

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著者プロフィール

岐阜県在住。好きなものは格闘ゲームとシュークリーム。「小説家になろう」の掲載作品に感化され、『無職転生~異世界行ったら本気だす~』のWEB連載を開始。またたく間に読者の支持を集め、掲載から1年足らずで、同サイトの総合ランキング1位を獲得して話題となる。

「2023年 『無職転生 ~蛇足編~1』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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