神さまのいる書店 冬を越えて咲く花

著者 :
  • KADOKAWA/メディアファクトリー
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本棚登録 : 222
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040682006

感想・レビュー・書評

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  • 1度、手元を離れた本に再び出逢える確率はどのくらいのものでしょう。

    昔読んだ大好きな本が、「まほろ本」だったら・・・そう考えてみたくなる物語でした。

  • 出会いの素晴らしさを感じました。
    1冊、1冊の本との出会い、大切にしたいです。

  • 2016/5/16(月曜日)

  • 人間になりたい本もいれば、自傷行為を繰り返す本もいる。まほろ本て誰でも見えるんだっけ?前作の設定をいろいろ忘れている…。表紙がすごいネタバレな気がするけどいいのかな。

  • シリーズ2作目。
    古本に人や動物が宿る「まほろ本」を巡るファンタジーです。
    前作ではまだ設定に慣れない部分もありましたが、今回はしっかり楽しめました。
    主人公ヨミが人間的に成長しており、優しく思いやりのある行動がたくさんの本や人を救います。
    姉エイコとお婆ちゃんの話は、涙なくしては読めない感動作でした。
    アツムも個性的なキャラとして馴染んでいて、更にメイという新しい仲間も増え、ますますまほろば屋書店は楽しくなりそうです。
    シリーズ続編に期待します。面白かった。

  • すごく自分が所持している本への扱い方を考えながら読んだ。
    新品本の魅力と、古本の魅力、ブックカバーについてなど、自分の持っている本や、これから自分のところに来る本のことを考えてなど。いつの間にか自分の持っている本もまほろ本として考えている自分がいた。
    また、この「神さまのいる書店 冬を越えて咲く花」という本そのものに対しても、まほろ本と接しているような感覚に陥っていた。
    まほろ本であれ、そうでなくても本というものを全く内容は同じ本でも、一冊一冊違うんだということが、ものすごく私の中で響いている。
    読後も、自分は本に対して、どのような取り扱い方をどうしていけば良いのか?ものすごく考えを巡らせて仕方ない。

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著者プロフィール

1985年宮城県生まれ、東京農業大学卒業。大学図書館司書をしながら執筆活動を行い、2014年「神さまのいる書店 まほろばの夏」で第二回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞〈大賞〉を受賞しデビュー。
著書は『後宮妖幻想奇譚 鳳凰の巫女は時を舞う』(双葉社)、『リモート授業になったらクラス1の美少女と同居することになった』(SBクリエイティブ)、『食いしんぼう魔女の優しい時間』(光文社)など多数。

「2022年 『陰陽師学園 ~式神と因縁の交錯~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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