艦隊これくしょん -艦これ- いつか静かな海で 3 (MFコミックス アライブシリーズ)

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040682594

作品紹介・あらすじ

『艦これ』の生みの親、田中謙介氏自らストーリーを手がける、大人気ゲームのコミカライズ第3巻! かつての、そして今の海を護る艦の名と魂を受け継ぐ艦娘たちのオムニバスストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • コンセプトは維持しつつも前の2冊よりも若干ストーリー性を意識しているように感じられた
    ストーリー性というか単純にキャラクターの物語とせずに艦これという世界観の中に住む艦娘の姿を描こうとしているような…

    第3巻では過去の軍艦と現在の護衛艦を繋げる存在として足柄、村雨、伊勢がピックアップされている
    でも、前述したように3巻では艦娘と深海棲艦の戦いに物語の軸足を移しているためか、前の2冊ほど現在へ繋がる「護る意志」が作中で発揮される描写を感じられなかったのは少し残念かな

    その代わり、戦いの中で本領を発揮する艦娘たちの輝かしい姿に目が釘付けになるね
    特に12話から14話までかけてじっくりと描かれた足柄のエピソードはとても良かった!艦娘として深海棲艦と戦いながらも仲間を護る「盾」として役割も持つ足柄。そのためか、足柄さんったらどのページでも格好いい……!
    足柄への印象が変わるエピソードでしたよ

    そしてキーパーソンが再び伊勢型に戻ってくる18話からのエピソードではこれまでよりも平和な世界、つまりは静かな海を意識した話になっている
    平和を渇望しながらも海での戦いに身を投じていく18話と19話。鎮守府に集う艦娘達の賑やかで穏やかな日々を描いた終章
    アプローチは違えど、どちらの話でも伊勢が意識しているのは同じ光景

    かつて数多の命の遣り取りをすることになった軍艦の名前が現在の護衛艦へと受け継がれ命を守る活動をしている。
    それと同じように艦これ世界にもいつか平和な世界が訪れて欲しい、そのように考えたくなる終わり方でした

  • 978-4-04-068259-4 207p 2017・2・23  初版1刷

  • コミック

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