短歌ください 君の抜け殻篇

著者 :
制作 : 陣崎 草子 
  • KADOKAWA/メディアファクトリー
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本棚登録 : 168
レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040683539

作品紹介・あらすじ

「抜け殻の君など見たくないけれど君の抜け殻なら見てみたい」 (ほうじ茶・女・22歳) テーマごとに募った読者投稿の短歌を人気歌人・穂村弘が講評! 言葉で世界が変わる瞬間を味わえる短歌集。読めば、あなたも詠みたくなる。
「世界とのあいだにいつも「あ」を挟む あ レジ袋つけてください」(まるやま・女・30歳) /「汚染地を出れたら履こうと思ってたストラップシューズおろしてしまう」 (モ花・女・30歳)/「君のいる世界に生きているなんて思えないよ それなのに雨 」 (鈴木晴香・女・31歳)/「都会にはホームが十五もあるのです、ねえお母さん。ねえお母さん。」 (蜜・女・16歳)」/「りんご飴に歯型をつけてまたきみは踊りの輪へと戻ってしまう」 (鈴木美紀子・女・49歳)/「僕の目に飛び込んでくるはずだった虫がレンズに跳ね返される」 (木下龍也・男・26歳)/「猫グッズだらけの店でもしかして犬好きですかと問いかけられる」(五十嵐えみ・女・28歳)/「世界とのあいだにいつも「あ」を挟む あ レジ袋つけてください」(まるやま・女・30歳)

感想・レビュー・書評

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  • 短歌くださいの3冊目。
    今回は「酒」「猫」「図書館」など、個人的に好きなテーマが設けられていたので、わくわく感もひとしおでした。
    思いもよらぬ角度で切り返している作品に出会うたびに、びびびっと目が覚めるような驚きを味わいます。

    素人目に見ても、最初の頃より投稿作品のレベルが上がっていることがわかります。
    何度も名前を見かける常連さんもいて、すごいな!と感心してばかりでした。
    教室や駅のホーム、帰り道やお風呂場でぽっと思いつくのか、はたまた机に向かってさまざまな言葉をこねているのか。
    日頃どんなふうに作品ができているのか、気になります。

  • きらきら、キレキレ。くらくら。どの短歌もプロですか?みたいなのばかり。思わず くぅお~…とため息が出てしまう。読んで情景がパッと写るような作品が好き。カッコイイ。

  • 今回も「はっ(゜ロ゜;ノ)ノ」とするような、作品の数々♪あ~この歌好きだな~(*´-`)と思う作品がかなりの確率で同じ作者で、ちょっとビックリ(^^;)

  • 歌集を読んだ後は、あくまで当社比だけど、自分の感覚も鋭くなる気がする。もっとたくさん読むべきかも。

  • ああ、秀逸作品がたくさん。
    鮮やかに浮かぶ、五・七・五・七・七
    表現は無限だ。

  • ダ•ヴィンチ連載をまとめた第3弾。
    世界は司書でできているのか…好き。

  • 作者さんたちの感性がすごい。当たり前のことだったりするのにたった31字にして強烈な印象まで与えてしまうしまう作者さんたちの技術もすごい。
    しかし一番すごいのは↑を見事に言い表した選者穂村さんの寸評:
    「云われて初めて、あ、わかる、と思うけど、云われるまでは決して言語化できない。詩人はそのラインをいつも超えたい。(p.58)」

  • ダ・ヴィンチ連載の「短歌ください」、第3弾。
    投稿者の自由な短歌と、穂村さんの軽妙でありながら適格なコメントのファンです。

  • 定期的に穂村弘さんを摂らないと。

  • どれもいいけどそこまでうおおってのはなくて残念

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著者プロフィール

1962年、北海道生まれ。歌人。1990年、歌集『シンジケート』でデビュー。その後、短歌のみならず、評論、エッセイ、絵本、翻訳など幅広い分野で活躍中。2008年、短歌評論集『短歌の友人』で第19回伊藤整文学賞、連作『楽しい一日』で第44回短歌研究賞を受賞。2017年『鳥肌が』で第33回講談社エッセイ賞を受賞。歌集に『ドライ ドライ アイス』、『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』、『ラインマーカーズ』。他に、『世界音痴』『整形前夜』『蚊がいる』『短歌ください』『野良猫を尊敬した日』など著書多数。

「2018年 『ぼくの短歌ノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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