百人一首ノート

著者 : 今日マチ子

• KADOKAWA/メディアファクトリー (2016年3月25日発売)

作品紹介・あらすじ

学生から、もう一度百人一首の世界にふれたい大人まで。
漫画家・今日マチ子が、一首いちまいで、百人一首の和歌から自由に解釈して素描。全百首オールカラー。
雑誌「ダ・ヴィンチ」連載に描き下ろしを多数追加して書籍化。

感想・レビュー・書評

[りかさんの感想 · 2022年11月3日]

いろんな想像が広がる百人一首の世界。
誰が詠んでるのかなど時代背景も見ながら、読みたいと思った。

[しのちゃんさんの感想 · 2021年9月25日]

絵が可愛い

[shokuzaisettoさんの感想 · 2020年8月24日]

百人一首を一首ずつ、1ページマンガでリメイクしたもの。元も意味に沿っているものもあれば、大胆にアレンジしたものもあり、いずれも素敵な作品に仕上がっている。こうしてイラスト化されると、失恋や死別など、喪失を歌う作品が多いことに、改めて気づいた。

[司書KODOMOブックリスト（注：「司書になるため勉強中」のアカウントです）さんの感想 · 2023年9月25日]

・こうの史代『ぼおるぺん古事記』を読んだ方におすすめする「次の本」
・「百人一首それぞれを一枚のセリフ無しの漫画にして表現した一冊。今日マチ子さんによる百枚の漫画が私たちを和歌ワールドへいざなう。」
（『人生を狂わす名著５０』三宅香帆　ライツ社　の紹介より）

[mayugecoさんの感想 · 2022年11月15日]

百人一首の和歌を自由に解釈して絵に。これだけの少ない言葉でも情景をありありと思い浮かべられる。豊かだな。

[ゾウガメさんの感想 · 2022年6月6日]

すごく好き
絵柄も解釈もそれを表現する技術も全部好き
イラストだと余計情景が想像しやすくて歌とマッチして思わず泣けてくる

[harapecoさんの感想 · 2021年12月30日]

言葉ではなかなか正確に表現できない作品。百人一首の歌の現代風解釈を、漫画という形態で表現、といったところか。セリフ等の文字での表現が一切ない、きれいでかわいらしい絵とストーリーの漫画は、解釈のつながりに頭を使うものもあるが、「なるほど、もとの歌に込められた想いの核はこういうことなのかも」と思えて興味深い。独特の雰囲気をもった、きれいな作品。

[NFCC図書館さんの感想 · 2021年9月29日]

学生から、もう一度百人一首の世界にふれたい大人まで。漫画家・今日マチ子が、一首いちまいで、百人一首の和歌から自由に解釈して素描。全百首オールカラー。雑誌「ダ・ヴィンチ」連載に描き下ろしを多数追加して書籍化。（e-honより）

[ok@beさんの感想 · 2019年2月5日]

学生時代、古典が好きではありませんでした。
百人一首を成績のために暗記した記憶しかありません。
いまでは、一つも覚えてません。その後、ちはやふるを読んで、百人一首を勉強し直したいと思い続けていましたが、学生時代の思い出が、百人一首の関連の本をめくる気が起きませんでした。この本を見かけた時、これならばと気軽に手に取り、パラパラと目を通すことができました。私が教員だったら、この本を読んで、一番好きな歌を決めてもらった小論文書く授業から始めたい。そこから、クラスメートとディスカッションしたり、作者の意図を汲み取ったり、そんな授業だったら、古典がもっと好きになれた気がします。中高生に読んでもらいたいそんな作品です。
私も定期的に、読み直そうと思います。

[cdiorksさんの感想 · 2018年4月12日]

すずめカフェにて読了。
パンケーキ美味しかった！
おまけのチロルチョコ食べ忘れた・・・。

著者プロフィール

東京都出身。東京藝術大学、セツ・モードセミナー卒。自身のブログで、ほぼ毎日更新している1ページのショートマンガ『センネン画報』が単行本化され注目を集める。2005年に第1回「ほぼ日マンガ大賞」入選。2006年と2007年に『センネン画報』が文化庁メディア芸術祭「審査委員会推薦作品」に2年連続で選出。2010年に『cocoon 』、2013年に『アノネ、』がそれぞれ、文化庁メディア芸術祭「審査委員会推薦作品」に選出。2014年に『みつあみの神様』で手塚治虫文化賞新生賞、2015年に『いちご戦争』で 日本漫画家協会賞大賞（カーツーン部門）を受賞。その他の作品に『みかこさん』『かことみらい』『U』『5つ数えれば君の夢』など多数。

「2023年 『From Tokyo わたしの#stayhome日記2022-2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」