生きづらいと思ったら 親子で発達障害でした (メディアファクトリーのコミックエッセイ)

  • KADOKAWA
3.75
  • (8)
  • (11)
  • (11)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 122
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040683690

作品紹介・あらすじ

【月間180万PV! アメブロ総合第1位!】
幼いころから生きづらさを抱えていた私が生んだ子は、二人とも発達障害グレーゾーンでした。

未来が怖い、人目が怖い、集団が怖い。
絶望と希望を繰り返しながら、それでもなんとか前向きに生きていく姿に、共感と応援の声!
アメブロで総合1位を獲得した実録コミックエッセイが、未発表秘話を100ページ以上収録し、発売です。

【主な内容】
1 うちのこ、なんかよその子と違う?
2 これって虐待なの?
3 私も発達障害だったの?
4 この子の母でありたい
5 思い当たる過去
6 ようやく出会えた理解者
7 そして次男誕生
8 白黒つけたらスッキリした
9 無理も妥協もしない
10 次男療育スタート
11 我が家の対処法
12 長男の療育先探し
13 未来は怖いけど
14 今日がなくて明日はない

【ブログ読者さんの声】
●よくぞ描いてくれました!と、いつも感動させられています。
●うまく言えませんし、頑張れって言葉あまり使いたくないのですが、それでも幸せになってほしくて『ガンバレ!』と心の中で応援しながら泣きながら読んでいます。
●読めば読むほど、自分に当てはまる気がしてなりません・・・
●勇気を出して描いてくれて本当にありがとうございます! 言えない気持ちを代弁してくれてると
感じている人がたくさんいますよ!(もちろん 私も)
●このブログから目が離せません。私だけじゃ無かった、とうなずきまくりです。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 長男が発達障害児であることが発覚してから、自身もそれに該当する事が判明した著者によるエッセイコミック。
    「生きづらさの正体」は、外圧的なもの(これを感じるのも発達障害の傾向なのか……?)も起因する――
    その時の心の葛藤を明文化・イラスト化していて、共感する。
    育児・教育に関する世間的なプレッシャー、他者との比較からいたたまれない気持ちになる事など……

    「子供の将来が心配だ」とか、よくある美化された子育て「この子のために頑張る母」という描写が無いことが凄い。
    著者の孤独に奮闘する様や、苦悩の塊だ。(お父さん皆無!)
    住んでいる地域によって援助がうけられるかも、受ける内容も異なる事を赤裸々に書いている。
    発達障害もさることながら、自己肯定感の低さも、要因ではなかろうか……
    心なしか、日本社会全体に蔓延した病である気がする。親というものが、子供のためではなく、大人の、他人の目を気にして子育てをしている。
    世間でとり上げられる「子育て」問題の殆どは、本当に子供の為にするものは少ないんだろう……

    でも著者はちゃんと子供と向きあおうとしている。自身の症状も理解した上で、少しでも改善しようとしている。
    出来たことを一緒に喜んだり、成功体験を手助けする、具体的な子育ての仕方も漫画化されていて、そちらも参考になる。

  • これは良かった。思わず二度三度読み返してしまった。子育てに苦闘するなかで、自分自身が発達障害であったことに気づく…。なかなかに重い話なのだが、そこで作者が「はじめて自分のカテゴリーを見つけた」と感じるところに、胸に響くリアリティがある。その診断名にある種の救いを感じてしまうほどに、自分自身を理解できず、もてあましていたのだろう。

    言葉が遅れていて、しばしば激しい癇癪を起こす息子に向き合うなかで、自身の子ども時代を振り返る場面が心に残った。同じように癇癪持ちで変わり者だった自分を、両親は追い詰めなかったと思いいたり、そのことに感謝している。こういうところがこの人の大きな美点だと思う。自己肯定感が低いのはあまりいいことではなかろうが、うまく行かないことを他の誰かのせいにしたりするよりずっと真っ当だ。

    実家は遠く、夫は単身赴任中。もともと人付き合いがとても苦手な作者が、必死の思いで外へと向かっていく姿に胸打たれる。そうさせる力が赤ん坊や子どもにはあるんだよねえ。それに正面から向き合っていくのが愛情なのだろうとあらためて思った。

    一口に発達障害と言っても一人一人特性は様々なので、「その子」を見てほしいと書かれている。まったくそうだなあと思う。実際にはかなり難しいことではあるけれど、「発達障害」という言葉だけで何かわかったような気になってはいけないと肝に銘じる。

  • 電車の中なのに
    思わず泣きながら読んでしまったコミックエッセイ。

    彼らのためにも 自分のためにも
    できることはなんだろう?

    支援を受けていることや 
    診断名で 
    その人を 決めつけたりしないように
    と心に刻む。

  •  今でこそ発達障害とかADHDとか言うけど、そうと知らずに過ごし、育って来ただけで、昔からそういう特徴を持つ人は、いることはいたんでしょうね。
     自分の思っていることがうまく伝わらなかったり、周りと違うことが気になってもどうにもならなかったりして、それでも周りと係わりながら生きなきゃいけないんだから、そりゃ生きづらいよね。

     ただ、気になったのは、医学的には否定されているけれど、当事者が言うには、発達障害は遺伝する、ていう事実。
     だとすれば、この作者の方のお父さんかお母さんもそうだったことになるけれど、その点については触れられていないし、思い当たる節もなさそうなんだけれど。

  • こういう本や漫画がもっと人口に膾炙して、理解が深まるといいな。

    「自治体によってこうも対応が違うのか!?」とあったが、同じ市内でも保育園・小学校ごとにかなり違うと聞く。
    専門の先生が居る所を探すのはホントに大事。

  • 私は社会に出てから診断がついた発達障害者なので作者に共感しまくり、読んでいて辛くなりました。続編あるみたいですが、手に取れません…

    当事者には辛い本です。_(:3」z)_

  • 元々ブログかなにかで描かれたものだったようなので、編集者はもうちょいがんばれと言いたい。著者が巻末で本書で必然的に起こる誤解に説明を加えなきゃいけないような本は作るべきではない。

    作中で語るべき。

    ともあれ、内容は漫画で読みやすい。

    けれど、割と不快な誤解をさせられるくらいなので、全く良書ではない。

    むしろ「読むべきではない」本。

  • ADHDの診断を受けたお母さんが発達障害疑いの子どもを育てる奮闘の記録。

    でも、読む人が読んだら「これは発達障害じゃないのでは?」と思うのではないだろうか。

    著者は生きづらさに発達障害という名前をつけることで生きていける。それはとても大切なことなんだけど。

  • とても正直に著者自身が悩んだこと、疑問に思ったこと、救われたことが書かれている。

    子供だけでなく母親自身も発達障害だった…子育てに、自分育てに悩みながら一生懸命前に進んでいく姿が本当に素晴らしいし、応援したくなる。

    同じように子供の発達障害に苦悩する姿が書かれた「母親辞めてもいいですか」は母親が酷過ぎて読んだ事を後悔するような内容だったけど、これは沢山の人に読んでもらいたい本。

    最後の「私たちは 生きづらいけど 生きられるから」という言葉に泣きそうになった。

  • WS350.6

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

長男を出産後、ADHDと診断される。基本のんきで前向き。第29回コミックエッセイプチ大賞受賞後に始めたブログ「漫画 生きづらいと思ったら 親子で発達障害でした」がアメブロ総合1位を記録。2016年にデビュー作『生きづらいと思ったら 親子で発達障害でした』(KADOKAWA)を刊行、大きな話題を呼びロングセラーとなる。

「2017年 『生きづらいと思ったら 親子で発達障害でした 入園編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

生きづらいと思ったら 親子で発達障害でした (メディアファクトリーのコミックエッセイ)のその他の作品

モンズースーの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ヨシタケシンスケ
村田 沙耶香
森 絵都
又吉 直樹
宮下 奈都
佐々木 圭一
辻村 深月
恩田 陸
有効な右矢印 無効な右矢印

生きづらいと思ったら 親子で発達障害でした (メディアファクトリーのコミックエッセイ)を本棚に登録しているひと

ツイートする