用務員さんは勇者じゃありませんので (5) (MFブックス)

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  • KADOKAWA/メディアファクトリー
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040684253

作品紹介・あらすじ

エスティアの仇であるファンフとの戦いに決着をつけた蔵人は、再び昇格試験に挑み、どうにか七つ星に昇格する。だがそこに、怪盗討伐の強制依頼が舞い込んだ。蔵人は八つ星降格と依頼を天秤にかけるが、躊躇なく降格を選び、日常へと戻っていく。
そんな蔵人の前に、突如リュージという暴虐の勇者が現れる。
賞金稼ぎとして単独で活動しているリュージにとって、加護を奪われた勇者である蔵人には大きな利用価値があった。勇者の名誉を守りたいハヤト派と、勇者を道具として使いたい反ハヤト派、どちらに売っても多大な利益が見込める。
逆に蔵人は、どちらに転んでも待っているのは死か、監禁。見事なまでに、詰んでいた。
そしてリュージに従わざるをえなくなった蔵人は、一度断った強制依頼を受け、怪盗討伐作戦へと向かうはめになるのだが……。

感想・レビュー・書評

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  • チート能力なしの用務員さんがチート能力全開の勇者に嵌められ対決せざるを得なくなる第5巻。悪逆非道の勇者リュージの持つ加護と権力に、一度はフルボッコにされる用務員クランドの逆襲やなるか?

    5巻の最後にラッタナアフター、つまりは3巻の後日談が語られていまして。ヨビのその後がどうなったか気になっていたので嬉しかったです。

    ヨビをはじめ、この物語に登場する女性キャラクターは他のラノベではなかなか見られない「自立した女性」として描かれているのがいいですね。(※勇者ハヤトのハーレム要員は除く)主人公に依存するのではなく、並び立つ存在として生きようとする姿に好感が持てます。

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著者プロフィール

北海道在住。高校二年から読書に目覚め、三十までになんとかデビューをと考え、各社新人賞及び「小説家になろう」に投稿を開始。貯金の目減りと迫るタイムリミットに怯えながら書籍化打診を待ち続け、2015年2月『用務員さんは勇者じゃありませんので』で念願の商業デビュー。

「2018年 『異世界列車の車窓から ~用済み勇者の身の振り方~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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