魔弾の王と戦姫<ヴァナディース>16 (MF文庫J)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040690148

作品紹介・あらすじ

ルスラン王子の復活と、国王ヴィクトールの死によって不穏な空気に覆われているジスタート。
王子の側近として隠然たる権力を持ち始めたヴァレンティナは自らの野望を果たすため、ついに動き出し、その大鎌をソフィーへと向けた。
他方でフィグネリアの双刃がリーザを追い詰めるなど、戦姫同士の対立は決定的なものになる。
混沌たる情勢の中で、ティグルは自らの立場を鮮明にし、大切なものたちを守るべく、激しい争いの渦中に身を投じる。
争乱の陰では、魔物たちに代わって地上にあの女神を降臨させようとするガヌロンの姿があった……。
未曾有の危機のなか、英雄となった若者を待ち受ける運命とは。
大ヒットの最強美少女ファンタジー戦記の最高峰、第16弾!

感想・レビュー・書評

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  • あと1冊で終わるとは思えやん状況やねんけど、どないなるんやろな。

  • ゴルゴ並みのスナイパースキルで敵の指揮官を的確に狙い撃ち、戦線を切り開く敵指揮官絶対殺すマン・ティグルの英雄譚。その第16弾。

    予想と違う展開が連続した巻でしたね。特にルスラン殿下の役どころが意外でした。ルスランが真の意味で健在だったなら、と残念でなりません。
    よくあるパターンで、単純にヴァレンティナに洗脳されていただけだったらそれほど問題なかったのでしょうが……まさかの〇〇症だったとは。

    魔物側はほぼ全滅してしまい、残すところはガヌロンだけとなりまして。クライマックス間近ですね。

    ただ、前編の対ムオジネル戦の盛り上がりが尋常じゃなかっただけに、どうにも尻すぼみな感じがしてなりません。
    次の巻でどう盛り上げて突っ走ってくれるのかに期待します。

  • 戦姫激突の引きから犠牲者は出なかったもののジスタート内乱が明確に。戦姫全員と国内外を巻き込んだ大きな戦の道筋ができました。とはいえ今回はあくまでその前振りといったところ。次で最後らしいのでそれぞれが立ち向かう局面をどう乗り越えていくか、楽しみに待ちます。しかし次の一冊だけでまとまりきるんだろうか。

  •  首都を攻略するにはどうすれば良いか?。
     銀英伝2巻の自由惑星同盟クーデター事件の如く巡らされる策。
     しかし、仮にその謀略が正しくとも、長期的には群雄割拠になるだけでは、の感も否めない。主要勢力たる戦姫バランスは5対2と劣勢、しかも味方同士の思惑もバラバラでは……。また、自分に対し最も信を置いてくれていた「玉」に第三者からの衆望が集まりつつあったのに…。
     行動を起こす時期の読み違えでは?。それとも女誑し主人公が暗殺されることに賭けたのか。

     そして、他方の問題の解決策は「5人集まれば政略になる」。これが全てか。

  • 次の巻で終わりとのこと。5人といわず、7人全員ととハーレムにしてしまえばよいのに。

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著者プロフィール

2006年、第18回富士見ファンタジア長編小説大賞にて「戦鬼」で大賞を受賞。

「2015年 『魔弾の王と戦姫 8』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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