いのちの車窓から

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 4411
感想 : 406
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040690667

作品紹介・あらすじ

星野源、エッセイ最新刊!

星野源が、雑誌『ダ・ヴィンチ』で2014年12月号より連載をスタートした、エッセイ「いのちの車窓から」に、書き下ろしを加えて単行本化。
ドラマ「逃げ恥」、「真田丸」、大ヒット曲「恋」に2度目の「紅白」出演と、怒涛の駆け上がりを見せた2年間の想い、経験、成長のすべてがここに。
星野源の面白さと、哲学と、精確さのすべてを注ぎ込んだ、誠意あふれるエッセイ集。

「人生は旅だというが、確かにそんな気もする。自分の体を機関車に喩えるなら、この車窓は存外面白い。」(本書「いのちの車窓から」より引用)

なお、装丁を吉田ユニ、カバー・挿絵イラストを『キルラキル』のキャラクターデザインもつとめた、すしおが手がけている。

感想・レビュー・書評

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  • ここ数年来、テレビやラジオで、星野源さんが出演している番組はよく見るようになりました。
    ミュージシャン、俳優、司会、文筆家…
    色々な分野で活躍されていますが、
    特に毎週のラジオ番組、本当に楽しい!
    どの場面でもすごく”自然体”なのがいいなぁと思います。文章も、自然体の中に源さんの信条がさりげなく現れていて好感が持てます!

  • 第2巻が発売されると知って気になって図書館で借りた1冊。凄く素敵でした。
    特に印象に残っているのは、可愛くて仕方ない「柴犬」と感動して泣きそうになった「大泉洋」と、もちろん「新垣結衣という人」。更に星野源さんが好きになりました。

  • 星野源さんの日常が描かれていた。
    ハマ・オカモトさんとの怒りの会話が面白かった。「です」を「でう」と書くことを面白いと思っていた時期があったことに「そういう時期あるよなーーー!」ってめちゃ共感。吉田羊さんとの関係性がカッコよすぎた。柴犬との恋に落ちる源さんがとっても可愛らしい。The Dinning Sistersが立ち食い蕎麦屋で流れてるエピソードがとってもお洒落で個人の趣味、好きという気持ちが世界を彩ってるんだなと思った。

  • びっくりした、こんなに面白いと思わなかった。半分ほどは既に「ダ・ヴィンチ」の連載で読んでいるというのに、購入して即一気読み。まとめて読むと、連載で読んだときとはまた別の感慨深さ。
    源ちゃんの優しさが波のようにひたひたと寄せてくる。クスッと笑ったり、うるっとしたり…静かな文章から垣間見える彼の温かい人柄に心掴まれっぱなしだ。やっぱり源ちゃんの文章、好きだわ~!音楽も芝居も勿論大好きだけど、星野源沼にハマることになったきっかけは、エッセイだったな。文章もまた、唯一無二の表現力だと今回改めて思った。リリカルだけど、時にはユーモラスなオチもあって、風景や季節の描写が心地よく、お付き合いのある人気芸能人達とのエピソードも印象的で、何度も読み返したくなる不思議な魅力。物事の見方にしても、そんな視点があったとは!と、新たに気付かされることが本当にたくさんあった。
    この一年で大ブレイクし、正直言えばちょっと寂しいときもあったけれど…本書を読んで、多くの人が彼に魅了されるのもごもっとも、という気がした。ラジオを聴いてても思うけど、こんなに売れっ子になっても、決して遠い存在にはならない。彼を好きでよかったなぁと思う。カバーを外したら、ファンにはおなじみのあのキャラが…という遊び心もまた嬉しいのだ。すしおさんのイラストもかわいらしくて好きです。表紙のポーズは、「1」だよね。早くも次が楽しみになってしまうよ。
    ファンの欲目ではない、名エッセイ!是非ともこの本きっかけに、星野源にハマって欲しい。

  • 『いのちの車窓から』読了。
    タイトルの意味がなんとなくよく分からなかったが、最初の方で分かった。
    星野源のエッセイは本当に面白い。俳優や音楽家といろんな肩書きがあるが、私は文筆家の星野源が好きだな。
    いろんな見方を教えてくれる。すごく面白い。そして元気になる。今回も沢山笑いました。

    2022.10.29(1回目)

    • アールグレイさん
      こんばんは★~おひげさん

      最近この本を読んでいるんだなぁ、とTwitterで見てどんな本だろう?と思っていました。
      私は最近よく絵本を見て...
      こんばんは★~おひげさん

      最近この本を読んでいるんだなぁ、とTwitterで見てどんな本だろう?と思っていました。
      私は最近よく絵本を見ています。
      フォロワーさんが是非に、と言ってくれた本です。いいですよ!
      (*^▽^*)
      2022/10/29
    • おひげさん
      アールグレイさん、こんにちは〜(о´∀`о)
      本棚を拝見しました!!!絵本ですか、たまにはいいかもしれんですね(^^)
      アールグレイさん、こんにちは〜(о´∀`о)
      本棚を拝見しました!!!絵本ですか、たまにはいいかもしれんですね(^^)
      2022/11/02
    • アールグレイさん
      おひげさん★こんにちは
      コメントありがとうございます!

      絵本、大人が読める本はいっぱいあるようです。私はいつもポプラ並木さんに薦められた本...
      おひげさん★こんにちは
      コメントありがとうございます!

      絵本、大人が読める本はいっぱいあるようです。私はいつもポプラ並木さんに薦められた本を読んでいます。
      癒やされます。
      おまけですが、世界の遺産、絶景などという写真集もお薦めです。
      丁度今、借りている所ですが、写真集のレビューはその景色を良く分かる説明文にするのが*:(ノД`):°レビューUPどうしようかな?
      2022/11/02
  • 友人が星野源を好きで、オススメしてくれた一冊。
    初めは芸能人であるために、もっと私たちとはかけ離れた日常があるかと思っていたが、私たちでも起こり得るような、明日には私が体験していそうな、そんな日常のように日々を綴っていていたため、つい入り込んでしまった。

    【内容】
    好きなことをやること、好きなことをやるための環境を、整えることは、楽しく生きていくためには必要なことであると改めて思った。

    《文章》「何を見たのか、どんな風景を見て心が動いたのか、その心の動き方はどんな様子だったのか、そこから何を考えたのか。」就活にも活かせるかな。

    《人見知り》「どんな人間も一人であり、だからこそ人は手を取り、コミュニケーションを交わすのだ。」人と関わることが好きな私にもストンときた一言。なるほどなぁ。

    一つ一つの話が長くなくて、文章がポップでオシャレで飽きない。サクサクとリズムよく読めるから好き。読んでいて情景を思い起こしやすいのも、サクサク読める要因かもしれない。

  • 2015年、いつ頃からだろう?気がつけば、有線で「SUN」がしつこいくらい流れていた。その年の大晦日。紅白で初めて、歌っている映像を観た。そして、年が明け、さらに「SUN」は流れ続ける。でも、聴いても聴いても、良さが分からない。
    2016年秋。新垣結衣のドラマの相手役が星野源と言うニュースを目にする。だが、星野源が誰だか分からない。でも、何となくドラマを見始め、「津崎平匡」に夢中になっていく。でも、あくまでも平匡さんが好きなのであって、星野源が好きになった訳ではないと思っていた。
    2016年も12月に入り、歌番組で「恋」を歌う姿を見かけるようになり、改めて歌詞の素晴らしさを知る。何て、率直な歌詞なんだろうと、星野源を見直す。
    でも、ドラマが終わり、やはり、そんなに星野源自体にはまってないことに気付く。
    だけど、病気を乗り越えて、頑張っている彼のエッセイは読んでみたかった。
    そこには、思ってた以上に誠実な人柄を感じた。
    自分も働けない時期を乗り越えて、仕事が出来る有り難みをしみじみ感じているので、彼の文章にはとても共感が持てる。
    その中で、一番共感したのが、新垣結衣のことを、「俳優」と記したこと。普通は女優さんと言う表現をしがちだが、彼は「俳優」と表現している。そこに、共演者に対してのリスペクトを凄く感じた。
    文筆家、星野源には程遠いけど、エッセイ風に感想を書いてみた。
    後から読み直したら、恥ずかしいかもしれない。
    これで星野源のファンになったかと言うと、やっぱりそうでもない。でも、誠実に仕事に取り組む姿は素直に応援していきたいと思う。

  • 面白かった!うるっとしたりニヤッとしたり…この本を包み込む雰囲気が好きでした!
    星野源さんが好きな人はもちろん、音楽が好きな人にもおすすめな一冊。
    大泉洋さんや逃げ恥の時の新垣結衣さんのことまで書いてあってにんまりしちゃった。

  • 子ども時代や少年時代に感じていた
    孤独感とか屈折した思いに、
    おとなになることで上手に折り合いをつけた
    すてきな(変)人。

    人に対する視線があたたかく
    ほめられてないこちらまで心地よくなる。

    もっと日々の小さな出来事にも心を揺らし、
    人生を大切に生きなければ…という気持ちに
    させられる、良い本でした。

  • 人の心を動かせる人の書く文章は素敵だ。
    孤独や寂しさ、日常のささやかな幸せを
    ああいうふうに「そのまま」切り取れるなんて。

    ちょうど、代表曲「SUN」「恋」を作った時期のエッセイ集で
    SUNの誕生秘話、行き詰まってた「恋」の歌い出しが生まれたきっかけの話が印象的だった。
    「電波とクリスマス」「怒り」「友人」「大泉洋」「寺坂直毅」もよかった。(多い)

    そして今度の「逃げ恥」正月放送がたのしみ!
    エッセイにガッキーとのエピソードもあってそれもすごくよかった。

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著者プロフィール

1981年、埼玉県生まれ。俳優・音楽家・文筆家。俳優として、映画『罪の声』で第44回日本アカデミー賞優秀助演男優賞受賞。音楽家としては、近年に『SUN』『恋』『ドラえもん』『アイデア』『創造』『不思議』など多数の楽曲を発表。また、著作に『そして生活はつづく』『働く男』『よみがえる変態』がある。音楽、エッセイ、演技のジャンルを横断した活動が評価され、2017年に第 9 回伊丹十三賞を受賞。

「2022年 『いのちの車窓から』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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