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- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040690889
作品紹介・あらすじ
自身の持つ現代薬学知識と、秘宝「薬神杖」の力をフルに使って、白血病に侵された兄のパッレを死の淵から救い出すことに成功したファルマ。
一命をとりとめたパッレと共に、帝国医薬大学校で使用する教科書を執筆するファルマは、自分の知識が異世界に根付く息吹を確かに感じ始めていた。
そんな中、毎日のように薬局に顔を出していた神官長サロモンの姿が見えない事を不審に思ったファルマは、彼が神殿の総本山「神聖国」に幽閉されている事を突き止める。
サロモンを救出すべく向かった「神聖国」で、ファルマは大秘宝として祀られていた前世の大学職員証を手に入れたが、もはやそれはただのカードではなく……!?
感想・レビュー・書評
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「何回生まれ変わっても、俺は人を治したいんだろうな」
また前世と同じようなことを言っていると気付き、頭をかく。
(始末に負えない性格だよな。でも、多分それでいいんだ)
(P.283) -
ファルマを狙って神聖国が動き出す。
乗り込んだ神聖国で秘宝として保管されていたのは、前世のファルマの社員証だった。
異世界での活躍と存在感が馴染みすぎて、前世?元の世界のことを忘れてました。
ここまで人にも世界にも馴染んでも、元の世界に戻りたいと思うものなのかな。
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