- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040692319
作品紹介・あらすじ
体育祭も終わり肌寒くなりつつある10月中旬。生徒会の新旧交代式が行われ、生徒会長の座は堀北学から2年の南雲雅に引き継がれた。
新時代の到来を感じさせる中、綾小路はクラスメイトの佐藤麻耶に人気のない渡り廊下に連れて来られる。「綾小路くんって誰か付き合ってる人とかいるわけ? その、電話番号交換してよ」向けられたのは半ば告白手前の言葉。体育祭での活躍の結果、綾小路に対する注目度は大きく上昇、周囲に大きな変化が訪れていた。
そして到来する特別試験・期末テスト。例年退学者を出すペア制とペーパーシャッフルという複雑な試験にDクラスはどう活路を見出すのか。
大人気クリエイターコンビが贈る、新たな学園黙示録第6弾!!
感想・レビュー・書評
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大どんでん返しの6巻。
綾小路も友達らしいものが増えてきた。
龍園との直接対決が近いのか⁈
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櫛田さんの過去が改めて分かって色々モヤモヤしてたから解決できた!綾小路くんが友達が増えてて今後どんな感じで綾小路くんとの友達関係が見れるのか期待大!そして、堀北さんと佐倉さんの成長が見れて一歩前進したなと感動した!龍園との直接対決がもう近くなってきてなんか緊張来てきた:(´◦ω◦`):カタカタ
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おもしろい。
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前巻も頭脳戦はありましたが、更なる頭脳戦が繰り広げられるこの巻。
櫛田の過去も明らかとなり、龍園の独裁者っぷりも伝わる。
綾小路はもちろん、堀北の頭の回転の良さも光る巻。
登場人物が増え、賑やかです。
Dクラスの向上っぷりも見物。
この後の龍園やいきなり急接近してきた佐藤、これだけじゃ終わらない予感のする櫛田……色んな人物の今後の展開が気になります。 -
櫛田の過去が明らかになりました。クラスを一気に崩壊させる方法がまさか…とは思いませんでした。団結のよさについて実感する場面もあり、現実と重ね、考えさせられる6巻でした。
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とりあえず、ちゃんと校正せなあかんで。
これは、段々刊行が遅なって消滅する気配やな。 -
優秀な者だけが好待遇を受けられる実力至上主義の学校で繰り広げられる人間模様を描いた物語の第6弾。
体育祭とは打って変わって頭脳がモノをいうペーパーシャッフルテスト。前巻で覚醒した堀北が活躍する話になっていましたね。まあ、それもすべて綾小路の手のひらの上、という構図が面白い。
そんな綾小路もようやくリア充の道を歩み始めたようで。クラスのはぐれ者同士でグループを作るのってなんかいいですね。私も高校時代に、そんな居心地のよさそうな場所がクラスに欲しかったです。素直にうらやましい。
今回は櫛田との決着をつける話でしたが、次の巻は龍園との対決になるようで。櫛田以上に読めない龍園をどう退けるのか、非常に楽しみです。 -
第一巻の時と同じく試験勉強がメインになるけれど、一風変わったルールによって既視感は少ない
特に第一巻の際は須藤など赤点組にどうやって勉強させるか、高得点を取らせるかという点がメインになっていたけれど、今回は特殊ルールや櫛田の存在によって単純に勉強すれば良い事態ではなくなっている。
改めて見ると第一巻の頃のバラバラだったDクラスがよくもここまで纏まったものだと感心。特に須藤の変化なんて最たる例だよなぁ
ただ、試験そのものについては龍園との駆け引きは有ったものの、特別試験のように裏を読む必要がなかったためかそこまで激しい展開にならなかったのは残念。ただし、終盤に綾小路が仕掛けていたトリックについては驚いたが
むしろ今回は綾小路の人間関係に大きな変化が生じたことがメインになるかな。
前回辺りから本格始動した綾小路と堀北を中心として平田や軽井沢、そして須藤が参加する集団を中心として物語が展開していくことになるのかと思いきや、綾小路が別グループを作ることになるとは全く予想していなかったよ。
メンバーは幸村はこれまで多少出番は有ったもののモブ寸前、三宅と長谷部は初登場。これで佐倉が参加しなければ読者としては非常に寂しい集まりになるところだったね。ただ、人間的に未完成な部分が見受けられる綾小路にとってはこのような集まりこそ必要なものだったんだろうな。他にも軽井沢が綾小路の誕生日を祝っていたのは少し意外だった。それ以上の予想外は佐藤の出現と接近ではあったけれど。果たしてどうなるのだろう?