あの娘にキスと白百合を 7 (MFコミックス アライブシリーズ)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040694405

作品紹介・あらすじ

大好評青春オムニバスストーリーの最新刊が登場! “天才”黒沢ゆりねは、なんでも出来た、かつては誰よりも前を歩いていた……はずだった。白峰あやかとの出会いにより、ようやく知った今まで見過ごしてきたもの……。そして気づいた、手に入れたもの。
そしてなんと園芸部に黒沢の後輩が…!? 新入部員の青井灰音はその叔母であり姉の雪村藍花との距離感に悩んでいた……。ふたりが願う、これからの関係とは……。少女とキスの物語は、想いの音色を奏でゆく――…。

感想・レビュー・書評

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  • あのキス第7巻。この作品の実質的な主人公である白黒ペアが久しぶりにフィーチャーされて良かった。やっぱりこの2人が出てこないと面白くない。

  • 購入して読み。

    黒沢さんの変貌ぶりよ。
    かわいい、と思う反面、前の鉄面皮みたい黒沢さんはもう戻ってこないのかしら、あれはあれでかわいいのに、と思ったり。

  • 群像劇でありながら主役格の白黒コンビも絡めてブラッシュアップしてきたのは御見事の一言。
    何でもこなせるから達成感も満足感も得られずに周りとの間に軋轢や確執を生じてきた過去から今、形作る黒沢ゆりねに光を指し続けていた白峰あやねの存在が浮き彫りなって無自覚だったものが輪郭を帯び始めて気持ちが確信に変わる関係性の変化はやっと対等の立場になったといえるし、今迄の積み重ねがあるからこそ黒沢さんの恋の自覚には説得力がある。
    もう一つの物語と合わせて気付かないだけで気付けば見つかる大切な存在の在り方、描かれ方が鮮やかである。

    百合作家の自画像って動物率が高いような。今分かる範囲で書き記すと深海魚(缶乃)、クラゲ(なもり)、カリフォルニアアシカ(天野しゅにんた)、鳰(仲谷鳰)、ネコ(黄井ぴかち)、鳥(未幡)、書いてみたら圧倒的魚介類。

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