無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 16 (MFブックス)

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 206
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040695877

作品紹介・あらすじ

龍神オルステッドの配下となり、エリスを妻として迎えることになったルーデウス。家を守ってくれる守護魔獣を召喚したりして、ひとまず平穏な日々を取り戻していた。
そんなある日、彼にオルステッドから“アスラ王国第二王女であるアリエルを王にする”という初任務が下される。
「危険は無いと聞いていますが、仮にも迷宮と呼ばれる場所です。注意していきましょう」
甲龍王ペルギウスの後ろ盾を手に入れるためのヒントを探しに、図書迷宮に行くルーデウスたち。
そうして初代国王の資料を探している中、ある日記を見つけることになる! その日記の著者、内容とは……!?
新作書き下ろしストーリーが加わった、人生やり直し型転生ファンタジー第十六弾がここに始まる!!

感想・レビュー・書評

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  • webではなかった
    新しく読む場面の場面は面白いです
    web版ではなかったからこそ
    あらすじには欠けた部分はないのだけど
    小説版だからこその世界
    こうやって新しい
    イメージを広げるのって面白いよね
    図書館ダンジョンって
    いろんなゲームで見てきたからこそ
    すごくイメージがしやすいダンジョンです

  • 【読書メモ】
    魔力も回復しオルステッドから今後の方針を示されたルーデウスは、アリエルを王にするため動き出す

    守護魔獣(神獣さま)を召喚し、ペルギウスの協力を得るために図書迷宮に行き情報収集したり
    男同士集まって呑んでみたり、奥さまたちで女子会したり

    ちゃんとしたストーリー展開の中でもメリハリがあって楽しかった

    【以下再読のための備忘】
    ・「ルーデウスも、私の手にキスしたいって思う?」「手よりも口にしたいね」「そういうのは、夜だけよ」
    ・「この町で、夜にボクに襲いかかってくるのなんて、ルディぐらいだよ」
    ・それにしてもアリエルの間の抜けた顔というのは新鮮だな。やや上がった顎、口を半開きで、目もどこか焦点をむすんでいない。口に指とか突っ込んだら怒られるだろうか……怒られるだろうな、主にシルフィに。
    ・巨大なベッドの上では、寝間着を着た三人の女子が顔を突き合わせていた。「では、第二十六回グレイラット家の定例会議を始めます。拍手」白い髪の女の言葉に、青い髪の少女がパチパチと拍手をした。赤い髪の女は、正座をしつつ、真面目な顔で追従して拍手をする。

  • 8月15日読了。図書館。

  • オルステッドの命により、アリエルをアスラ王とするべく画策する巻。
    本巻は準備編で、次巻が決行編という感じかな。
    誰も死なないといいけど……。

    ◆章タイトル
    表紙を見て「やっぱりシルフィは愛らしいなぁ」と思い本を開いたら、章タイトルが「アスラ王国編(前)」で、そっと本を閉じました。
    前巻の感想で書きましたが、ルーデウスの日記で一番しんどかったのはシルフィの末路です。
    おぇええ。
    前巻もそうですが、まず章タイトルで一発殴ってくるのやめてほしい。
    読み始める前に一度悶えるのがパターンになりつつある。

    ◆人生のステージ
    過去の感想で何度も触れている通り、本作は「人生」を書いた作品だと認識してします。
    これまで、親やルイジェルドといった大人に守られていたステージがあり、一人で結果を出してきたステージがありました。
    そして今、オルステッドという自分と価値観の異なる上役(上司)がいる中で、自分のエゴ(私的な目的)とオルステッドの求めるもの(公的な目的)のバランスをとりつつ行動する、というステージに来ているように感じました。
    まぁ、世界最強が上司って、スケールがちょっとおかしいですけどw
    オルステッドは種族が異なることもあって、価値観や発想が根本から異なる場合があります。
    特に、彼にとって、目的に対し人の命は軽い。
    しかし、その「軽い命」は、ルーデウスの周囲に対してもそうです。
    彼はある程度ルーデウスに配慮してくれますが、それでも当然彼の目的の方が重く、時間という観点でもルーデウスより長い期間を見ている。
    その中で、ルーデウスは身近な人を可能な限り守りつつ、オルステッドの目的を果たすために力を注いでいくでしょう。
    その姿は非常に人間的で頑張って欲しい反面、その甘さに足をすくわれないか心配でもあります。

    ◆疑心暗鬼
    人神の使徒を警戒するあまり、なんでもかんでも「人神の関与があったのか?」と疑心暗鬼になっているルーデウス。
    オルステッドは、今は多少ルーデウスに配慮してくれるとは言え、これまで基本的に一人で生きてきたし、「信用できる一部の人以外は最悪殺せばいい」くらいの大雑把さが垣間見えるので、あてになりません。
    とはいえ、このまま周囲を警戒したままでは、周りとの溝が生まれていかないか心配です。
    ただでさえ、龍神の呪いで家族とも微妙に思いのすれ違いがあるわけですし。
    どこかで「気にしすぎても仕方ない」と落ち着くためのイベントが必要なのかな、という印象で読んでいましたが、もしかすると3人目の人神の使徒が出てくるほうが早いのかな?
    ……この3という数字もだいぶ怪しい(流動的に切り替えられるとしたら、特定は難しいですよね)と思っているのですが、これは私自身も疑心暗鬼になっているんですかね。
    もう心情的にだいぶオルステッドラヴな感じなので、とりあえず彼のことは信じていきたい。
    あと個人的には、オルステッドが「……」で溜めたり言いよどんでいるところに、どんな思いを含んでいるのか気になります。

  • (読みどころ)守護魔獣の召喚、アリエル王女の帰還準備

    龍神オルステッドの配下になるも人神ヒトガミの脅威に備えるため守護魔獣を召喚する。
    アリエル王女を国王にするため、ペルギウスの協力をとりつけようとする。が、ペルギウスは王に必要な要素を質問しアリエル王女は答えられずにいた。
    オルステッドはトリスティーナ・パープルホースという上級貴族の子女がダリウス上級大臣の性奴隷に落とされたという情報により、おそらくダリウスがヒトガミの手先だろうと当たりをつける。
    ルーデウスにはアリエル王女が国王になる手助けとその一環としてトリスの保護をアスラ王国での使命として与えられる。
    図書迷宮にてガウニス王の資料を探すが、ペルギウスの質問の答えを見つけられずにいた。ルーデウスがオルステッドのヒントにより探し出したデリック・レッドバットの日記をよみ何かを悟るアリエル。


    (記憶にあるWeb版と書籍版違い...)光輝のアルマンフィのミス召喚が1回のみ。トリスティーナという新キャラ。迷宮図書での冒険。クリフ・ザノバとの飲み会&籠手開発、ルーデウス邸の女子会。

  • 龍神オルステッド配下となり、アリエル王女をアスラ王国の王とする支持を受ける。

    アスラ王国への出発前の準備編で、主として甲龍王ペルギウスの協力を得るためのアレコレ。

    守護聖獣の呼出しでペルギウス配下のアルマンフィを読んでしまったり、ザノバとクリフとの飲み会で酔っ払って篭手を作ってしまったりするちょっとしたエピソードが楽しい。

    間話『黒狼の剣王』ギレーヌの話。エリナリーゼと酒場にて。

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著者プロフィール

岐阜県在住。好きなものは格闘ゲームとシュークリーム。「小説家になろう」の掲載作品に感化され、『無職転生~異世界行ったら本気だす~』のWEB連載を開始。またたく間に読者の支持を集め、掲載から1年足らずで、同サイトの総合ランキング1位を獲得して話題となる。

「2023年 『無職転生 ~蛇足編~1』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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