- Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040700908
作品紹介・あらすじ
賞品の『遺体』を手に入れるため、ハルトゲン公国の武芸大会に出場したトールとフレドリカ。無事予選通過を果たすも、双子のチャイカの策略によってチャイカ、アカリ、ニーヴァが捕らわれてしまう。引き渡しの条件として、これまで集めてきた『遺体』との交換を提案されるのだが…。「トールにとって、一番大事なのは、何?」チャイカの望みを叶える事。それがトールの…。ではそのためのチャイカの死は?生命と目的。決断を迫られるトールが出す答えは…。絶望と希望が交錯する中、真の『黒』が姿を現し、ついにすべての『遺体』が揃う!
感想・レビュー・書評
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思ったより早く話の大詰め展開に。
もしかして、次巻で完結なのかしらと思うくらい。
お父様ことガズ皇帝の思惑、ガズ皇帝の娘チャイカとは何なのか。
作品の核心部分が明らかになる巻。
あ、復活キャラがいます。
あとグロい表現部分があったので、そこはアニメではどこまで使われ、どう演出されるのかなという楽しみがある。
この作品のテーマは、「夢や自分のやりたい事を決めることの難しさ」かなと思った。
そもそも、自分のやりたいように人生過ごしてる人っているのか?
やりたいと思わされてたのではないか。
時代によっては叶わない願いもある。
そんな状況でも人生の過ごし方は自分次第なんだぞ、と。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
黒榊全開。
遺体が揃って復活を遂げる、というのは予想もできたし、いろいろいわれてた気がするけど、方法がちと斜め上を行っていた。
いよいよクライマックス。
テコいれの時期?とかいってたが、こっちも予想外のてこいれ。いや、中では言われてたが、いつの間にそんなにデレた?
登場人物のセリフといい、やっぱり封棄世界のひとつかねぇ? -
シリーズ通してのクライマックスを迎えているんだけど、なんかいろいろとエロかった印象しかない巻。複数のチャイカ、八英雄、ギィの目的などなど、いろいろな謎が収束しつつある。ここで7巻の孤島での伏線が効いてくるわけか。トールたちがこれにどう絡んでいくのか楽しみ。