武に身を捧げて百と余年。エルフでやり直す武者修行 (2) (富士見ファンタジア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/富士見書房
3.57
  • (2)
  • (4)
  • (8)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 61
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040701479

作品紹介・あらすじ

まだ見ぬ強敵に思いを馳せながら、武者修行の旅に出たスラヴァとシェリル。山間の村で出会ったのは、天気や風を読む“空見”の少女・ソーニャだった――「こいつ、恐らくは相当にできる」

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  2巻はいよいよ、この物語における大きな障害が目前へと現れている。ストーリーラインとしては、この謎と対峙していくことになるのだろう。
     その意味で、シリーズの始まりとも言える巻であり、ヒロインを増やしてライトノベル的なふくよかさを備えた巻でもあるのだが、いささか物語が小さい。
     表現のくどさについては先の巻でも触れたが、その回りくどさが紙面を要していて、300ページ近い厚みの割には出来事が少ないのだ。
     これは間違いなくこのシリーズの欠点だろう。表現の回りくどさは持ち味とも言えるが、それは文章の正確さという担保あっての話。この点で改善が見られないのは残念なところだ。

     というわけで、評価は星三つ半少々といったところである。
     ストーリー的には戦闘の終結にカタルシスが見られない点も気になるところだが、最強系の主人公には往々にして見られることであるし、ここでは評価に加味していない。ジャンル的な問題だろう。

  • エルフに生まれ変わって武者修行に出たスラヴァ・マーシャルとシェリル・プライム。
    鳥の仮面を被るソーニャ・アルヴェーンという達人と出会い立ち合いをする。そしてその村で不穏な結晶を発見し…。
    新ヒロインのソーニャも加わりハーレムへ、テンプレか。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

「武に身を捧げて百と余年。エルフでやり直す武者修行」にてファンタジア文庫デビュー

「2021年 『サベージファングお嬢様2 史上最強の傭兵は史上最凶の暴虐令嬢となって二度目の世界を無双する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

赤石赫々の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×