遠鳴堂あやかし事件帖 其の壱 (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/富士見書房
3.41
  • (3)
  • (13)
  • (14)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 162
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040702209

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 表紙の印象からか、なぜか主人公は高校生だと思って読んでいました、中学生でした。まだ話の導入といった感じ。鳴弦師とはなにか、明に隠された力はなんなのか。語られていくのは次巻からかな。明、倫太郎と式神の多聞はなかなかいい感じの家族になれそう。

  • 親を亡くした中学生の明は、叔父に引き取られ一緒に暮らすことになる。いろいろ抱えているものはありながらも、優しく接してくれる叔父や自分を認めてくれる友との出会い、そして巻き起こる騒動を通して、少しずつ心をほぐしていく。その課程で胸の内にわき起こる新たな感情が初々しい。お話としては、物語の核になりそうな事が少しずつ明らかにされてはいるが、これから関わってくる人物の紹介にとどまっている感じ。まだまだこれからというところなので、自作も期待して読みたいと思う。

  • 透明感があって、かなしくて、でもあたたかくなる物語でした

  • あまり期待していなかったけど、ソコソ面白かったです。表紙で高校生が主役かと思ってたら中学生なのか。“あやかし”と言うのも和み系ではなく邪悪系なので、中学生が諸問題を抱え込むのは結構大変で辛そうな成り行きになりそうです。猫の多聞さんが一味違うキャラなので注目です。

  • 其の一というだけあって、今作はプロローグ的なエピソードで終わっている。謎は残るのが、現段階ではあっさりスルーされている。
    ラノベっぽくオカルト請負業に向かうのか?それとも少し幻想風味な少年の成長モノになるのか?
    今後の展開がどんな方向へ向かうのか不明。

  • 面白かった〜。はやく続きが読みたい!

  • 母を失い、叔父とその式神が営む古書修繕店、遠鳴堂に住むことになった主人公。そこで雑霊の事、鳴弦師について学び、友人の少女を助ける。
    主人公の明がなんだか年齢の割に幼稚な感じがする。
    物語の最後の方はなんだか色んな事がいっきに詰め込まれてバタバタバタと話が終わった。
    なんだか物足りない。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

3月生まれのO型。独特な和風ファンタジーの世界観と、人物たちの日常に寄り添うドラマ展開を描き出す、実力派作家。代表作に『遠鳴堂あやかし事件帖』シリーズ、『九十九さん家のあやかし事情』シリーズ、『あやかし嫁入り縁結び』シリーズ(富士見L文庫)など。一作一もふを心がける。

「2020年 『あやかし双子のお医者さん 九 再会の飯綱使い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

椎名蓮月の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×