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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784040702438
作品紹介・あらすじ
千年にわたり永遠の雪原をただ歩き続ける巨人。人間の世界のすべては、巨人の背にあった。彼はどこに向かっているのか、少年は答えを求めるが……。傑作ファンタジー、著者全面加筆のうえ完全版として復刊!
みんなの感想まとめ
特異な設定を背景に、死と再生をテーマにした物語が展開されます。巨人の背に築かれた都市や、空で出会う謎の少女など、魅力的な要素が詰まった世界観が広がり、読者を惹きつけます。情景描写の美しさが印象的で、幻...
感想・レビュー・書評
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厚い雲に覆われた極寒の地を千年にわたって歩き続ける、鉱物質の体を持つ巨人ミールの背の上で、その体熱を動力として人々は都市を築き、生きている。
ミールの研究を続ける変わり者教授の助手、オーリャは、雲の上でひとりの少女に出会った。
古橋秀之さん、初読。
閉じられた世界から、新たな世界へ…という物語を、一時間で読み終えてしまう分量で…とにかく何もかもが、うす味。
【ファンタジー史に残る傑作】は、さすがに言いすぎでは…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
厚い雲と雪に覆われた世界を歩む巨人の背に作られた都市。空で出会った謎の少女。世界の終焉がやってくる。
特異な設定が死と再生の物語を彩り、物語を構成する要素がギュギュッと詰まって大満足な面白さ。ラストの美しさも至極で、単巻ものの魅力を堪能できます。 -
歩く巨人の背中に都市があって人々が住んでいる。その巨人は永遠の大雪原を歩き続ける・・・。設定は面白いし、とても興味をそそるものだが、如何せん内容が薄い。主人公のオーリャも中途半端な性格で好きになれないし、レーナも一体何だったのか分からない。生まれ変わった巨人の歩いたあとに花が咲いて草木が生い茂るって、水前寺清子の歌かって突っ込みたくなるラスト。
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この薄さでちゃんとファンタジーできているのがスゴい。世界観や設定も違和感無く頭に入ってきたし、アニメやゲームにしてもハマりそう。読んでいると、美しくも儚いイメージが浮かんでくる。
ストーリーも良かったけど、ラストがトントン拍子に進みすぎて物足りなかった。そこに至るまでが良かっただけに余計…。レーナのことも、もう少し詳しく説明してほしかったかな。全てを明らかにする必要はないと思うけど、どうもスッキリしない… -
情景描写はとても綺麗だった。
富裕層とそれ以外の層の隔離、終末党にミール信仰、巨人というワードのせいか進撃の巨人を連想してしまった。
こんなに素敵な設定があるのだから、この世界観でもっと読みたかった。
なぜ巨人が歩いていたのかや、レーナの正体について扱ってほしかった。
最後は、ご都合主義がすぎるのではないか。
オーリャはカメラアイでも持っているのか。
教授の言う巨人の目、外からの目というのは、私たちにも必要なものだと思う。 -
雪原を歩く巨人の中に住んでいる人々。
老いた巨人は、一体どこへ、何をするため歩くのか。
童話が少々難しくなった、という感じでした。
下っ端、権力者、その子供、反対勢力。
想像できるような話の流れでしたが
色々謎が残ってしまったような。
とりあえず、読んでいて時間の単位が
歩数と時間の二種類あるのは分かりました。
彼女は一体何だったのか。
彼はどうして彼女を奪ったのか。
知りたいけれど、知らなくても話としては
何の問題もありません。 -
クラシックのように美しく素朴なファンタジーだなあ。
ずっと静かに流れている破滅の予感と、瞬く間にすべてを眩く照らし出す太陽の光。 -
千年にわたり永遠の雪原をただ歩き続ける異形の巨人ミール。人間の世界のすべては、巨人の背の上に作り上げられた都市だった。どこへ向かうのか、知る者はいない。ミールの研究を続ける“変人教授”ディエーニンの助手オーリャは、ミールの外ーーすなわち人の住めぬ雪原でひとりの少女を拾う。「外」からやってきた彼女との出会いは、終末へと向かう世界に何をもたらすのか。そして巨人の歩みの果てに待つ光景とは……。ファンタジー史に残る傑作、著者全面加筆のうえ復刊!(裏表紙より)
「かつては太陽が…」とあるから、遠い未来のお話なのかな?こういう世界観の話、すごく好きです。どこに向かっているのかわからないが、千年間歩き続けている巨人と、その背中の上に作られた街に住む人たちの物語です。結局空の上で出会った少女も、巨人も、雪が降り続いている理由も、世界の全容は全くの謎だらけですが、いろいろわからないほうが想像が掻き立てられていいと思います。 -
再販だと知らずに読んでました。やはりちょっと古臭いかなという気はする。
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店頭でふと見かけて購入。ライトノベルのレーベルだったのね、知らなかった。
そこまで分厚い本ではないせいもあるだろうが、割とあっさりした読後感だった。
買ったときは全然気づかなかったが、ひょっとすると徳間デュアル文庫版を読んだことがあるかもしれないw -
雪が降り頻る大地を歩く巨人、その上で暮らすオーリャが、外側から巨人を見るところから物語が始まる。未知への探究心を抉られる、絵本のような内容。表紙に描かれている巨人が自分の妄想していたのとだいぶ違ったし、旧版の挿絵カットは別に良かったかな、と。
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