幽遊菓庵 ~春寿堂の怪奇帳~ (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/富士見書房
3.35
  • (5)
  • (14)
  • (24)
  • (5)
  • (1)
本棚登録 : 265
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040703176

作品紹介・あらすじ

高野山の片隅にある和菓子屋『春寿堂』。飄々とした店主の玉藻の正体は狐の妖怪で、訪れる客も注文も妖怪がらみのものばかり。此度はどんな騒ぎが起きるのか? 和菓子とあやかしが結ぶ、暖かな縁のストーリー。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • これは、私の好みど真ん中でした。なんだろう、主人公の性格かな?おもしろかったー。続きも出てるみたいで嬉しい

  • なんとなく薄い感じで、次はないかな~。

  • 面白いのかどうか??よくわからん。題材は好きなんですがね、特に狐神の玉藻さん好きです。名月のキャラがあんまりすきじゃないな。文章もなんかひっかかる。続きは読まないかな~。

  • 見えないものがみえるために、住所不定無職の肩書に
    早いうちからなってしまった主人公。
    そんな彼が、住み込みでみつけたのが、神様が作る
    和菓子屋さんだった。

    連続短編になっています。
    縁を結ぶ、という事で、通りすがりだと思った人が
    次に出てきたり、名前だけだった人が出てきたり。
    結んだもので、次々と繋がって行きます。
    知り合いの知り合いの…みたいな感じでしょうか?

    基本ヒントを出すだけで、神様は何もしてくれません。
    主人公だけが、ひたすら考えて答えを手繰り寄せ
    せっせと解決していきます。
    ちょっとした謎解き、みたいな感じです。
    しかしこれ、やらされている身としては
    それがヒント、とも思わないでしょう。

    和菓子屋さん、という事で、美味しそうな和菓子が
    毎度毎度出てきます。
    ちょっと食べたくなってきます。

  • 気になってたので買ったものの、結構のんびりと読み進めてしまった


    全ては縁で繋がっている
    ということで、細かいところでいろいろと繋がっていて、それが事件解決の糸口になるということなんだけれども...さらっと読んでる私は細かいことなんていちいち覚えてなかったから、おお、そこで繋がるんか!となるものの、大きな衝撃はなかったかなと

    帯に和菓子とあやかしのつめあわせって書いてあったけど、そんな出てきた印象もなかったのが残念
    いや、事件は当然妖怪の仕業だし、解決やヒントで和菓子は出てくるんだけれども、妙な物足りなさがあるのは、多分メインが縁だからですかね
    あと和菓子がおいしそうじゃないから? なんか食べ物出てくる作品にある、おいしそう!食べてみたい!っていうのがなくて、変に物足りないのかも?

    てか名月ってもっと妖怪に遭遇してるのかと思ったけど、そうでもないのかね? 一冊目にして半年進んだからびっくりしたけど、まぁそんなしょっちゅう妖怪に事件起こされてもこまるか

    取りあえず、乙女さんと娘達が人間ってのが未だに腑に落ちないんだけど あんな人居る? キャラがある意味強烈で...


    続きは気にならなくもないけど、買う程かって言われると悩むところ...
    どうしようかなぁ

  • 読み終わりました!

    妖かしと和菓子と夏目友人帳が好きな方には、
    たまらない本だと思います!

    和菓子の知識や意味が分かったりもして、
    とても楽しく読ませていただきました(〃^^〃)


    知っている妖怪さんも出てきて、
    ワクワクドキドキさせられました♪

    ぬーべーのドラマに出てた餓鬼も出てきて
    物語は緊迫だったけど、知っている妖かしが出てきたときは
    テンションがあがりました(笑)





    ・・・縁ってすごいですね。。
    すべてが繋がっていることが凄かった






    縁を大切にしないと・・・と思わせるような本でもありました!

    『偶然だと思っているのは縁の本当の意味に気づいてないだけだって。人はよく縁を見落として、損をしているらしいよ。』
    この言葉にはドキッとしたな(苦笑)




    最後のアイドルのお話。。
    アイドルさん…
    雪の女王のボラの声優さんの声で読んでいました〃^^〃

    合っていると思います!

  • 高野山の片隅にある和菓子屋『春寿堂』。
    妖怪が見える体質のせいで10代にして
    住所不定無職となった秋夜名月は
    住み込みでバイト募集をしていた春寿堂に
    申し込むがその店主は狐の神様だった…

    作者さんが和菓子職人と知って
    読んでみたのですが思ったより和菓子より
    謎解き?と縁、コミカルな会話重視で残念…
    和菓子の描写もそんなにおいしそうじゃないし…

    全体に会話のやりとりがメインなのですが
    そのノリが合わなかったのか
    なかなか読み進められなくて苦労しました。
    キャラクターも「こんな人間いる?
    この人も妖怪なんじゃないの?」と
    思う親近感のわかなさ…(特に乙女さんと娘達)
    個人的にヨウム君は好きでしたが。

    謎解きも玉藻の会話にヒントがちりばめられていて
    読んでいる側がすぐに真相がわかってしまうのに
    名月がうーん、とか悩むのでもたもたした感じ…
    その謎も和菓子の設定があってもなくても
    みたいな感じでした。

  • 【収録作品】一話 梅と未開紅/二話 疫病神と花の袖/三話 通り魔とストラップ/四話 夢と笑顔

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

第2回ネクストファンタジア大賞銀賞を受賞し、マナベスグル名義でデビュー。主な著書に『ダウトコール』(富士見書房)など。実家は和菓子屋を営む。

「2017年 『和雑貨うなゐ堂の友戯帳 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

真鍋卓の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×