入り婿侍商い帖(三) 女房の声 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 71
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040704920

作品紹介・あらすじ

旗本家次男の角次郎は縁あって米屋に入り婿した。関宿藩の藩米横流し事件解決に助力した角次郎に、関宿藩勘定奉行配下の朽木弁之助から極秘の依頼が持ちこまれる……。妻と心を重ね、米屋を再興していく物語。

感想・レビュー・書評

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  • 2022.09.26

  • 自分の機嫌が直ってゆくのを角次郎は感じた。

  • お万季の活躍がここでもあった。

  • 遂に横流し米と、闇米で作られた地酒の事件が解決に。
    角次郎とお万季は本当の夫婦に。
    の上々吉の第3巻。
    今回も角次郎は大活躍!

  • 第三弾
    前巻で未解決の関宿藩の不正、佐柄木屋の嫌がらせを取り除く為にも、
    しかし、相手側の方が上手?、胸騒ぎのお万季は一人で現地へ、彼女の機転と、旧友同心の探索のおかげで相手を!
    お万季も声を取り戻し、新たに米屋組合?が立ち塞がるのか?

  • シリーズ3作品目・・
    2作品目で倒せなかった悪商人と役人達がやっと捕まってくれました。
    角次郎の女房の活躍もあり、これもまたやっと声をだせるようになって・・ほっとしました。
    先の別のシリーズを読んでいましたのでどのような夫婦かは知ってはいるのですが、やはり良かった!
    それにしても、主人公である角次郎の活躍は痛快です。

  • 悪の権化(笑)佐柄木屋の悪事も、角次郎の活躍で明るみに出すことができ、ひとまずの大団円。しかし免許の腕前とはいえ、強いなー。
    この3巻の間に、部屋住みでは得られなかったいろんな人との絆ができ、商売も軌道に乗りはじめる。嫌なヤツはとことん嫌な感じに書かれてて、やっぱり判りやすくて好き(笑)いい人そうに見えて実は……ていうのが、一番苦手なので。
    本の世界でぐらい、疑うことなく、見たままを信じていたい。

    慣れてきたせいもあるけれど、本当に続きが気になって2日で3冊読んでしまった。
    どうやらシリーズ化もされ現在8巻まで出ている模様。ひとまず年末年始のお休み用に次編の3冊も借りてきちゃった。続きも楽しみです。

  • 2015年2月角川文庫刊。書下ろし。シリーズ3作め。関宿御用達に至るお話。農家まわりや、横流し米の調査、妻への声がけ等、角次郎と一緒に動いているような気になってしまいます。

  • 30

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著者プロフィール

1951年、東京生まれ。國學院大学文学部卒業。90年、『夜の道行』で第12回小説推理新人賞を受賞し、選考委員から“第二の藤沢周平”と賞賛される。以後、時代小説を中心に活躍中。「入り婿侍」シリーズは、評論家の縄田一男氏から「著者の新たな頂点」と絶賛を受けた近年の代表作。他の主なシリーズに「おれは一万石」「出世侍」など。

「2023年 『新・入り婿侍商い帖 お波津の婿(三)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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