東京怪異案内処 この街の憑り道、お連れします。 (富士見L文庫)

著者 :
制作 : 六七質 
  • KADOKAWA/富士見書房
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 37
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040705613

作品紹介・あらすじ

お散歩専門店“とうきょう堂”。そこは東京に数多ある不思議スポットを訪れて以来、怪異に悩む人々がやってくる案内処。店の住人“先生”が、相談事に示す解決方法とは――? 「さあ、あとはお散歩をするだけです」

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 主人公の女子高生・花奈は、友人のトラブルの原因が、中野にあるお散歩専門店“とうきょう堂”にあると思い、その店に乗り込む。その店には不愛想で大柄な青年・春と、彼の同居人で三十路男性・「先生」がいた。
    正体不明・本名不明の「先生」は、本だらけの部屋に住み、気ままに散歩に出てしまう。彼曰く、時々心が「迷子」になってしまうという。花奈たちは都内を回って「迷子」になった原因を探りつつ、先生の持つ不思議な鏡を使って元に戻る手助けをすることになる。
    先生みたいな飄々とした三十路の男性が好みなので、読んでよかったです。意外に惚れっぽくてワロタw

    第一話、上野の大仏様は数か月前にお参りに行ったばかりなので読んでてわかりやすかったです。
    二話目の吉祥寺。そう言えば吉祥寺に吉祥寺ないですね。由来が知れてよかった。吉祥寺は巣鴨(と書くと意味不明ですが、本文を読めば分かるw)。
    三話目は、すごく切ないテーマで一番好きです。
    長年連れ添った大切な妻が消えたという老人。しかし妻は既に亡くなっていた……。亡くなったことを認めるの、怖い。認めたからってなにも良くなるわけじゃないし、辛いのに変わりはないですから。
    品川神社、今度行ってみます。

    第二弾があったら、谷中、神楽坂辺りも取り上げて欲しいなぁ。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

漫画原作、シナリオ、脚本など多数の仕事を手がける。主な著書に『ドレスの武器商人と戦華の国』(富士見ファンタジア文庫)など。

「2017年 『オルタンシア・サーガ ‐蒼の騎士団‐』 で使われていた紹介文から引用しています。」

東京怪異案内処 この街の憑り道、お連れします。 (富士見L文庫)のその他の作品

和智正喜の作品

ツイートする