入り婿侍商い帖 関宿御用達 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 65
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040705651

作品紹介・あらすじ

旗本家次男の角次郎は縁あって舂米屋の大黒屋に入り婿した。関宿藩の御用達となり商いが軌道に乗り始めた矢先、義父善兵衛が人殺しの濡れ衣で捕まり……。妻と心を重ね、家族みんなで米屋を繁盛させていく物語。

感想・レビュー・書評

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  • 2022.09.27

  • 何があっても、泣かないことがこの子の自分を支える術なのだと感じた。

  • 関宿藩御用達となれば、順風満帆とはいかないもので。

  • 第五弾
    大黒屋を潰す為の罠に落ちた養父、助けた娘の証言から黒幕一味を

  • 入り婿侍シリーズにハマっています。
    今回も、これでもかと事件あり。主人公角次郎の舅が人殺しで捕まり、事件解決へと進んでいきます。
    最後には正義が勝つ?と決まっているシリーズですが、読み進めているいる時にはまたか~と。悪徳商人と用心棒に立ち向かう角次郎一家に声援しています。

  • 周囲の人たちの助けや絆。角次郎本人の頑張りもあるけれど、やはりそれは周囲の人に恵まれているから報われているのが大きい。

    江戸時代の人情。

  • 2015年5月角川文庫刊。文庫書下ろし。富士見新時代小説文庫の続編シリーズ1作め。商いに精を出す角次郎も良かったが、店を狙われる陰謀を暴く活躍も良かった。商いあり、捕物ありの世界を楽しみました。次回が楽しみです。

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著者プロフィール

1951年、東京生まれ。國學院大学文学部卒業。90年、『夜の道行』で第12回小説推理新人賞を受賞し、選考委員から“第二の藤沢周平”と賞賛される。以後、時代小説を中心に活躍中。「入り婿侍」シリーズは、評論家の縄田一男氏から「著者の新たな頂点」と絶賛を受けた近年の代表作。他の主なシリーズに「おれは一万石」「出世侍」など。

「2023年 『新・入り婿侍商い帖 お波津の婿(三)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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