かくりよの宿飯 あやかしお宿に嫁入りします。 (1) (富士見L文庫)
- KADOKAWA (2015年4月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040705750
作品紹介・あらすじ
祖父の借金のかたに、かくりよにある妖怪たちの宿「天神屋」へと連れてこられた女子大生・葵。宿の大旦那である鬼への嫁入りを回避するため、彼女は得意の料理の腕前を武器に、働いて借金を返そうとするが……?
感想・レビュー・書評
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あやかし×嫁入りはときめく〜!
でも本書では結局「嫁入り」せず(苦笑)
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あやかしが見える女子大生・葵は、お弁当をわけた鬼の手によって、あやかしの住まう隠世(かくりよ)に連れ去られてしまった。
実は鬼の正体は、隠世の宿屋・天神屋の大旦那であり、葵の亡き祖父が隠世に残した借金のカタに、葵を大旦那の嫁にする!という約束をしてしまったためであった。
葵は嫁入りを阻止すべく、隠世で働いて借金を返そうとするのだが…
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「わたしの幸せな結婚」(顎木あくみ・著)、なぜか頻繁にSNS広告で目にする「鬼の花嫁」()の影響なのか、異形要素×恋愛のお話が気になりまくっております。
そのアンテナにひっかかったのがこちら、「あやかしお宿に嫁入りします。」でした。
こちらはシリーズもので、本編は1完結しており、番外編も2冊刊行されているようです。
続編の刊行を待たなくてもよく、自分のペースで読めるところも大変魅力的です。
アニメになりそうなお話だな…とおもっていたら、数年前にアニメ化されていました…
主人公・葵はあやかし好みの味付けをマスターしている女の子であり、作中にもいくつか料理が出てきます。
その中でもいちばん気になったのが「豆腐アイス」です。
調べてみると実際に作れるアイスのようで、今度作ってみようとおもっています。
本編は葵の一人称で展開していき、文章も読みやすくてライトでした。
葵の過去、大旦那の秘密などの伏線を張りまくりながら、次巻も気になる感じで終わりました。
ただ、「あやかしお宿に嫁入りします。」というタイトルなのに、葵は結局本書では嫁入りしません。
というかむしろ「昨日今日会ったばかりの鬼に、嫁入りなんてするもんか!!」とばかりに、がんばっております。
なのでタイトルと内容が噛み合っていないところだけ、う〜んとなってしまったのでした。 -
祖父が作ったという借金を肩代わりすべく、あやかしの世界に飛ばされた女の子の話。あっという間に読んでしまった。ご飯は人々を幸せにする。ほっこりしたあやかし系が読みたい人に。
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amzonの本の紹介
祖父の借金のかたに、かくりよにある妖怪たちの宿「天神屋」へと連れてこられた女子大生・葵。宿の大旦那である鬼への嫁入りを回避するため、彼女は得意の料理の腕前を武器に、働いて借金を返そうとするが……? -
アニメを先に見てしまいましたが、ゆっくり読み進めたいと思います。既刊沢山あるので楽しみです。
先に読んだシリーズにも出てくる小さな河童さん、こちらも可愛いですね。 -
妖ものも料理が出てくるものも好きだから読んでみた
けどうまく話に入り込めなかった…
まだ最初だしこれからもっと面白くなってくるかな…?
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料理が上手い人はいいな
最近読む本は料理がよく出てくる
自分は苦手だから羨ましい -
「あやかし」「ご飯」と最近見かける設定。前々から気になっていたシリーズ。祖父の借金のかたとして鬼の嫁になることになってしまった葵だが、自分で仕事を探し借金を返すと宣言し…。
まだまだシリーズの導入といった感じで、あやかしお宿「天神屋」の従業員について少し触れられている。天神屋のひとたち好きだなあ。大旦那さまの好物が気になる。のちに重要になってくるのかな。おもしろかったです。