九十九さん家のあやかし事情 五人の兄と、迷子の狐 (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/富士見書房
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本棚登録 : 257
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040706467

作品紹介・あらすじ

両親を早くに亡くしたあかねは、5人の過保護な兄と暮らしている。たまにウンザリしながらも円満に過ごす日々は、ある時死んだ父から手紙が届くことで一変した。なんとあかねには、あやかしの許嫁がいるようで!?

感想・レビュー・書評

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  • "五人の兄"に惹かれて読んでみました。
    出てくる登場人物みんないい!!主人公は末の妹なんですが、兄たちに愛されておりほのぼのします。
    あやかしが出てきて兄妹たちを巻き込んでいく…といった内容で切ない話も含まれていますが、比較的ライトで楽しく読めるかなと。
    兄妹たちの暮らし、会話のやりとりが多めでにぎやかです。読んでいるとこの一家の一員になりたいと思ってしまいます。

  • 未だ未だ、これからのお話で解決はいつになるかわからんが。
    あやかしもどんな物か分からないが。
    ちょっと気になってしまいそうです。

  • 五人の兄と不思議との暮らし。

    両親を早くに亡くしたあかねには、5人の兄がいる。ある日、あかねは謎の人物から父からだという手紙を受け取る。そこにはあかねをあやかしの嫁にする約束をした、と書いてあった。手紙にあったあやかしの箱に力を借りようとしたが、誤ってその箱のあやかしを解き放ってしまったことから、町には異変が起こり始めて——。

    5人の兄のキャラクターが魅力的。私の推しは優しげな顔で胃袋を握っている若葉です。あと、おっとりしているようでなかなか強キャラの長男・百太郎。うさぎのぬいぐるみに封じられた白蛇の雷電、解き放ったあやかしの一人である狐の風牙など、マスコットキャラもかわいい。

    手紙を持ってきた男で、あやかし退治で生計を立てている甲斐が、なぜか浦原喜助でイメージされてしまうのだが。cvは三木眞でお願いします。

  • 設定◯。キャラ◯。

  • 両親を早くに亡くした主人公だが、5人も兄がいるので
    賑やかな毎日を過ごしている。

    個性豊かで、誰が○男だったか忘れそうになりますが
    読んでいたら案外分かってくるものです。
    そんな彼女の元に、一通の手紙がくるわ
    中身は到底理解できないものだわ。
    嫁を貰いに誰かくる? と思ったのですが
    それどころではなく、出て行った彼らを
    探して連れて帰らねば、な状態。

    自力で動ける封印された妖怪が、想像すると可愛いですが
    ウエディングドレスを何故作ったのか、と問いたい…w
    居候となった彼は、普段どうしていたのか、が
    ちょっと気になります。
    あのおなかの空き具合、家に帰れてなかった、とか?

    これは全部戻ってきてから、のお迎えかも知れません。
    無事に終わるといいですけど…この5人の兄のため
    普通の彼氏もできなさそうです。

  • 5人の兄に囲まれてたり、もふもふが登場したりと可愛らしい内容。
    説明不足だったり、同じ内容の繰り返しが多かったりしてちょっと読みにくい。
    全体的な流れは良いと思うのですが、洗練されてない印象。

  • 娘をあやかしの嫁にする約束をしたなんて昔話のような設定。それを守る兄と拝み屋とウサギのぬいぐるみに封じ込まれた白蛇たち。意外と面白かったので続きが楽しみ。

  • 2016.01.12読了

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著者プロフィール

3月生まれのO型。独特な和風ファンタジーの世界観と、人物たちの日常に寄り添うドラマ展開を描き出す、実力派作家。代表作に『遠鳴堂あやかし事件帖』シリーズ、『九十九さん家のあやかし事情』シリーズ、『あやかし嫁入り縁結び』シリーズ(富士見L文庫)など。一作一もふを心がける。

「2020年 『あやかし双子のお医者さん 九 再会の飯綱使い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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