ダブルクロスThe 3rd Edition リプレイ 春日恭二の事件簿 (富士見ドラゴンブック)

  • KADOKAWA/富士見書房
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本棚登録 : 38
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040706757

感想・レビュー・書評

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  • 詳細を知らないままに読んだので、分からないところやお約束的な面で置いていかれてる感はあったけれど、全体的には楽しいものだった。
    ルールのみをサラッとしか知らなくても読み進められたし、Rハンドアウトは読み手としてはとても楽しく感じられました。

  • 面白いといえば面白かった。
    のだが、他のレビューでも見たように、「読者の求める春日恭二はそうじゃないんじゃないかな!」という感も若干あった。だからこそ、読者自身がシナリオに登場させて、こんなカッコいいオッサンをけちょんけちょんにしてやってくれ、ということなのかもしれないがw

    そしてダブルハンドアウトルール。
    元祖であろう「シノビガミ」の「秘密」とは異なり、PvP要素が薄いせいか、それほど効いているとは思えなかった(盗み見て秘密を握るようなルールではないから、裏で「こういうつもりでやってね」とか言うだけで十分なのだ)。しかし、いろいろなゲームに応用できそうでいい概念だなと思った。

  • 出オチが過ぎるw

    正直、そこまで春日恭二に思い入れはないのですが、それでも吹き出してしまう口絵の威力w
    未だかつてラーメン屋のおっちゃんを主役に持ってきたリプレイがあっただろうか。ジュブナイルアクションがあっただろうかいやない。

    そこから始まる若者置いてけぼりな昭和で東映な香り満点のシナリオ。これ分かる人しか分からないと言うか、ある程度歳いった人が楽しむシナリオじゃないですかねw 人生に疲れ果てた男の再起、とか若者には意味不明なんじゃ…w いや、面白いと思うけど。

    というわけで、「そういう」一風変わったシナリオを楽しむにはもってこいな1冊。春日恭二をはじめ、個性的なFHの面々に一瞬で親近感を覚えます。
    ただ一つ残念なのは、春日恭二のインパクトが強すぎて(また、描写にもページ数を割かれているので)、他のキャラが今ひとつ「美味しくない」。
    特に墓守、アリサはそれぞれ主役を張れるほどの個性があるのに、それが上手くぶつかり・昇華してないように思えてとてももったいない。
    …まぁ、キャラ被り過ぎてるっていうのもあるんだけど(どっちも武器依存の装着者(アイテムユーザー)、ツンデレヘタレ、とか)w

    何より痛いのはアリサ(というか中の人)がツッコミに回らなきゃならない立ち位置になってるってのが。…他、ボケしかいないんだもんなぁw
    本来ボケ・三下プレイで場を引っ掻き回すはずの彼女(中の人)がポンコツ会話に振り回される様は……ある意味萌えではありましたけれどもねw

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