紅霞後宮物語 第二幕 (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/富士見書房
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本棚登録 : 433
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040707204

作品紹介・あらすじ

先帝の遺児、出現――。突然帝国に投げ入れられた火種に、宮中は大混乱! 様々な思惑が渦巻く中、なぜか静観する皇帝・文林。そんな中、小玉は文林失脚に備え、彼と鴻を連れて後宮から逃げる準備をはじめていて!?

感想・レビュー・書評

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  • 「先帝の遺児」が現れて現皇帝の文林の地位を危うくさせるのだが、文林も小玉も余裕綽々で事件は解決。遺児には秘密があったのだが、まあそれもご愛敬。文章は相変わらずお茶らけている?この辺に親しめるかどうかだが、私はギリギリかなあ。

  • 面白かった。文林皇帝がかわいそうなまでに、どMなのが素晴らしい。でも、結構幸せそうで、そこらへんも好ましい。主人公小玉が皇后になって1年、権力争いがしつこく続いて、まあ、色々と大変ながら、武人らしく対処していく、男前な皇后が推せる。かっこよ。

  • うん、いるいる。女性政治家とか女社長とかの旦那で、自分は前面には出ないでサポートに回ってる人。文林って実はこういう立ち居地希望だったのか。意外だなー!今回は文林の考えてる事がある程度分かってスッキリ。文林って屈折してるけど小玉の夫としてイイと思うんだけどな~。何故気に入らない?小玉、その気になってくれないかな~。そして「あっちゃっちゃなのー」の意味に笑った。鴻くん、カワイイww。息子にも嫉妬する文林もカワイイww

  • 軽く読めます。が、主人公が元軍人なので、けっこうグロテスクかも? と感じる部分もあります(リアルに想像すると、ですが)。30才も過ぎているので、現実がよく見えていて、そんなリアリティさも好ましいのですが。

  • 図書館で。
    二作目は…ああそうか、先帝の隠し子(?)の話だったか。硯が凶器ってのがちょっと面白かった。

  • 武装した皇后めっちゃ役に立つ
    彼女でなければできないことがあるから、彼女が皇后でよかった
    けど基本後ろむきな性格の文林だからなかなかハッピーにはなりにくい
    ムスメもムスコも健やかに成長しますように

  • 読みやすかったので早速2冊目。

  • 先帝の遺児の出現に宮中には動揺と策謀が広がっていく。
    小玉の想いと文林の執着、絡まった糸が導く物語の結末は!?

  • 報われない王様の物語をいくつも読んでる最近。。。
    運命の出会いについての王様のコメントがとても響きました。
    ほんと、そうですねー。。。

    2017.6.11

  • 一巻とまるっと同じ感想。面白かった。軽い文体で読みやすい。恋愛面がもっと欲しい。レビューを見ると今後も恋愛面には期待しない方がよさそうですね。

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著者プロフィール

2014年、『生生流転』で瑞々しい人物描写と緻密かつ魅力的な世界設定が評価され、第2回ラノベ文芸賞金賞を受賞。改題及び改稿を加えた本作でデビューとなる。

「2023年 『紅霞後宮物語 第零幕 六、追憶の祝歌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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