- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040707204
作品紹介・あらすじ
先帝の遺児、出現――。突然帝国に投げ入れられた火種に、宮中は大混乱! 様々な思惑が渦巻く中、なぜか静観する皇帝・文林。そんな中、小玉は文林失脚に備え、彼と鴻を連れて後宮から逃げる準備をはじめていて!?
感想・レビュー・書評
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「先帝の遺児」が現れて現皇帝の文林の地位を危うくさせるのだが、文林も小玉も余裕綽々で事件は解決。遺児には秘密があったのだが、まあそれもご愛敬。文章は相変わらずお茶らけている?この辺に親しめるかどうかだが、私はギリギリかなあ。
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面白かった。文林皇帝がかわいそうなまでに、どMなのが素晴らしい。でも、結構幸せそうで、そこらへんも好ましい。主人公小玉が皇后になって1年、権力争いがしつこく続いて、まあ、色々と大変ながら、武人らしく対処していく、男前な皇后が推せる。かっこよ。
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うん、いるいる。女性政治家とか女社長とかの旦那で、自分は前面には出ないでサポートに回ってる人。文林って実はこういう立ち居地希望だったのか。意外だなー!今回は文林の考えてる事がある程度分かってスッキリ。文林って屈折してるけど小玉の夫としてイイと思うんだけどな~。何故気に入らない?小玉、その気になってくれないかな~。そして「あっちゃっちゃなのー」の意味に笑った。鴻くん、カワイイww。息子にも嫉妬する文林もカワイイww
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軽く読めます。が、主人公が元軍人なので、けっこうグロテスクかも? と感じる部分もあります(リアルに想像すると、ですが)。30才も過ぎているので、現実がよく見えていて、そんなリアリティさも好ましいのですが。
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図書館で。
二作目は…ああそうか、先帝の隠し子(?)の話だったか。硯が凶器ってのがちょっと面白かった。 -
武装した皇后めっちゃ役に立つ
彼女でなければできないことがあるから、彼女が皇后でよかった
けど基本後ろむきな性格の文林だからなかなかハッピーにはなりにくい
ムスメもムスコも健やかに成長しますように -
読みやすかったので早速2冊目。
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先帝の遺児の出現に宮中には動揺と策謀が広がっていく。
小玉の想いと文林の執着、絡まった糸が導く物語の結末は!? -
報われない王様の物語をいくつも読んでる最近。。。
運命の出会いについての王様のコメントがとても響きました。
ほんと、そうですねー。。。
2017.6.11 -
一巻とまるっと同じ感想。面白かった。軽い文体で読みやすい。恋愛面がもっと欲しい。レビューを見ると今後も恋愛面には期待しない方がよさそうですね。