冴えない彼女の育てかた 10 (ファンタジア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 347
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040707426

作品紹介・あらすじ

加藤と英梨々の和解を経て(詳しくはGirls Side2参照)、ようやくゲーム制作に専念できると合宿へ向かう倫也たち。だが、そこに英梨々・詩羽のOG2名、そして"ラスボス"までもがやってきて……!?

感想・レビュー・書評

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  • 評価:☆4.5

    ゲームのシナリオ完成に必要だという名目のもと、ヒロイン達と合宿へ!(合宿描写があるとは言ってない)

    今巻のメインは表紙通りに詩羽先輩。紅坂朱音に引き抜かれた詩羽&英梨々ですが、どんどん成長していき朱音と対等にクリエイターとして接する英梨々と対照にこき下ろされる姿は見てて辛かった…。
    倫也としても憧れの先輩のそんな姿は見たくなかっただろうし、詩羽先輩も当然見せたいものではなかった。
    電車に乗って別れるまで涙を我慢する詩羽先輩にはぐっときた…挿絵も素晴らしかった。

    そして勿論正妻・加藤も黙っていないw
    「あのさ、倫也くん」
    「彼女を想って泣くの、わたしの前だけに、しときなよ?」
    良い流れだったのに釘を差す正妻に笑ったw

    詩羽先輩巻ではあったけど、クリエイターとして成長した英梨々の姿が一番印象に残ったかな。

    しかしこれで朱音陣営についた二人の話も区切りはついたわけだけど、これからどう話を展開させていくのか気になるというか少し心配だったり…。

    「ユーザーに、一生消えないトラウマを植え付けてやるわ……」

  • 13巻に記載。

  • かなり好きな話だった.
    最初は南国リゾート水着いちゃいちゃ巻かと思わせといて,ほとんど水着描写はなく,突然のシリアス展開.詩羽先輩が朱坂茜に完膚なきまでに叩きのめされる描写,柏木えりが対等に仕事している一方で霞詩子がボロボロに貶されてしまう件は個人的にかなり衝撃的で心にバシバシ響くものだった,
    エピローグその2の詩羽先輩の恋愛ゾンビっぷりもツボにはって笑ってしまった.

  • 前半の「誰の隣に座るかイベント」は、いつものギリギリインを攻める描写や展開がうまい。後半は(あとがきにもあったように)久々の詩羽先輩のターン。英梨々、詩羽先輩を始め、登場人物たちの、クリエイターとして作品に真摯に向き合う姿勢がこの作品の魅力の一つだと思うし、同じく「モノを作る仕事をしている身」としては、見習うべきことだと思う。詩羽先輩は、戦場ヶ原ひたぎと若干かぶるイメージだなと今更ながら気がついた。

  • 前半は合宿。
    そこにまさかの紅い人がやってきて…
    後半は挫折したうたはをシナリオで復活させるお話

    というか9巻はえりり、10巻はうたはって11巻はどうなるんですかね?
    あと、恵とえりりの仲直りまだっすか?

  • 胸糞展開(褒め言葉)。詩羽先輩が作者に迫害されすぎててツラい。そして主人公、フィールズクロニクルに勝てる要素なくない? どうなるんだこれ……

  • 先輩回。美人が攻め込まれてしょげるのも、元気ハツラツになるのも全て良し。このまま全キャラヒロインでゲーム作ってくんだろうな。その暁にはハーレムが完成。次の巻が楽しみ。

  • せっかくの合宿描写にとんでもない爆弾をぶち込んでくるのはある意味らしいというか残念というか……。まさか倫也の前で二人が紅坂朱音と対峙する展開が生じるとは思わなかったな。またGS1巻のラスト描写から詩羽が弱い英梨々を守っていると思っていたんだけどな……。こういう展開をやってしまう丸戸先生って良い意味でテンプレを無視しているよね

    そして英梨々に続いての実体験無断ギャルゲー化。前回は恵を通して渡していけど、今回は目の前で読ませたのか!新手のプレイかと思ってしまうな。
    ゲームの中の展開を見ると倫也にとって英梨々は仲直りをしたい、側にいてもいいと思えるような相手なんだろうけど詩羽はどうやっても並び立てない存在なのか。今後の美知留や出海との話はどんな内容になるのか、それが実際の関係にどう影響してくるのか楽しみだな

  • 水着回だぜイェッフゥゥゥゥ!…と思ってた頃が私にもありました。挿絵だけなんてあんまりだよ!(笑)ともあれ今回は詩羽先輩回。挫折を味わいながらも再び立ち上がる姿はこれぞ先輩と思わせてくれました。そうなるように持っていった倫理君もさすがですね。軽く羞恥プレイだと思うのはさておき(笑)エピローグで立ち直った後の英梨々との微笑ましいやりとりで、最後の最後にいつもどおり感が出ててよかった。

  • 章タイトルにもありましたけど、
    正妻描写成分が足りない!涙

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著者プロフィール

小説家/脚本家。小説デビュー作『冴えない彼女の育てかた』(ファンタジア文庫)では、原作のみならずTVアニメ・劇場版のシリーズ構成並びに脚本も担当。

「2022年 『冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 下 Fine.』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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