冴えない彼女の育てかた 9 (ファンタジア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 385
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040707433

作品紹介・あらすじ

伊織を仲間に加え、動き出した新blessing softwareに投げ込まれた、元メンバー・英梨々の「爆弾」。スランプに陥る出海、心揺れる加藤、メンバーの危機に悩む倫也に、思わぬ人物から助言が入り……

感想・レビュー・書評

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  • 評価:☆4.5

    英梨々が描き上げた恐ろしい完成度のイラストがサークル内に波紋を引き起こしたところから話は始まる。

    詩羽先輩から「とにかくシナリオを書け」と命じられ、極限状態まで追い込んでシナリオを書き続ける倫也。

    いやホント、「どんだけ英梨々のこと好きなの安芸くん」ですよww
    倫也は英梨々の成長を止めたくないという気持ちがあるのも本当だけど、やっぱり心の奥底で眠ってる気持ちは創造で出てきたあの結末なのかもしれないね。

    これは英梨々√に行くのかと思わせといて、最後はしっかりと締めるのが正妻の加藤w

    「だから、わたしの……メインヒロインのシナリオも、すごく期待してるからね? 倫也くん」

    かーっ!たまんねー!!
    もう加藤ちゃんには一生敵わないと改めて思い知らされた瞬間でした(笑)
    ストーリー的に加藤と英梨々の和解は先延ばしになっちゃってあまり進まなかったのが残念だったけど、続刊が楽しみ。

  • 13巻に記載。

  • 英梨々がサークルに残していった問題に直面するBlessing softwareのちょっとした危機が描かれていた.
    英梨々とうまく仲直りできない恵.
    英梨々に無意識のうちに影響を受けてしまい自分の絵が描けなくなってしまった出海.
    これらの問題を解決するのに,倫也がとった方法が「英梨々ルートのシナリオを書く」だった.
    個人的には,少し強引な面もあったことは否めないと感じつつ,しかし結果的にはうまく落ち着いた風になってて、読んでて面白かったのは偽りない感想に違いなかった.
    それにしても英梨々ルートはほとんどアニメ版の脚本が元になってるのが明白で,作者の明け透けな態度が章タイトルにも現れていて,その開き直った態度にも苦笑を禁じ得なかった.

  • 静かに推移。このパターンでありがちな、ラストでの裏で進行していた問題急浮上という展開もなくホッと一安心。

  • 出海が英梨々のイラストに衝撃を受けたところで終わった前巻。 そのスランプをどうやって乗り越えるのか、という内容。

    ちょっと予想外の乗り越え方だったが、加藤さんと英梨々の関係も進展しそう。
    さっさと2人には和解してほしいところだが、次は番外編をはさむとの事……気長に待ちます!

  • 恵とえりりの仲直りが終わらなければ、ゲーム制作は順調にすすまない。
    しかし、二人は会うのを躊躇している。
    一方、いずみちゃんも描けない病気を発症。
    全てを解決するため、ともやはえりりルートのシナリオを書く。
    結果は、いずみ復活。
    えりりと恵の仲直り解決せず!次巻へ持ち越し(?)

  • やはりすでにメインヒロインについての決着はすでについていた。ここに至ってまだ他のヒロインズに続きをやらせるのは酷くないのかな。果たして巻き返しはあるのか。

  • ここにきて突如投下される英梨々回。

    英梨々と倫也、そして恵との関係がどう変わっていくのか…

    伊織と恵との戦いが本格化してきて何よりです(小並

    個人的には萌えまくってる出海ちゃんが可愛すぎて死んだ。

  • 諸々の問題の糸口を見つけてようやくゲーム制作も人間関係もブーストかかって来そうな予感。次巻が楽しみだな。
    というか詩羽先輩が登場するときに都合よく雨降るのむっちゃ笑ったし、その後詩羽先輩のことを「この作品最大のご都合主義」と形容しててむちゃくちゃメタみを感じつつ、思わず吹いた

  • ようやく読了。後半は内容がうっすいなあ(笑)

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著者プロフィール

小説家/脚本家。小説デビュー作『冴えない彼女の育てかた』(ファンタジア文庫)では、原作のみならずTVアニメ・劇場版のシリーズ構成並びに脚本も担当。

「2022年 『冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 下 Fine.』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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