千年茶師の茶房録 小梳神社より願いを込めて (富士見L文庫)

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  • KADOKAWA (2015年12月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784040707792

作品紹介・あらすじ

藤堂は緑茶専門店「お茶の燎」で店主の燎と不思議な和装男・市松と出逢う。その後小梳神社の蔵に入り込んでしまうのだが……扉を開けると、そこは茶葉生い茂る廻廊!? その奥に現れたのは仏頂面の店主の燎で――?

感想・レビュー・書評

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  • 見えない夢と、見えすぎて狂気に取り憑かれた夢が交差する、熱い青春ドラマ。ラスト付近の「闘茶」のくだりはとても利き茶をしていると思えないほどの狂乱と賑やかさが伝わってきました。
    主人公がまったくお茶に詳しくないところからのスタート。不思議な茶師である市松さんと、燎さんが手とり足取り教えてくれるのですが、なんとも奥深い世界であり、同時に楽しみが待っている世界なのだと感じました。

    同時に、現代に夢を持たずに生きる事や、思い焦がれた相手への執着やお茶への狂気などのドラマが読み応えがありました。

  • 友人の就職活動のため、おもてなしをする事になり
    お茶を手に入れに行った先での、出会い。

    連続短編で、当然のことながらお茶が出てきて
    非常に美味しそうです。
    近場には、熱血お茶好きがいますし、すごい界隈です。
    皆様色々な葛藤がある、というのも後半には出てきますが
    読後の一番の謎は、主人公の顔。
    高校生の時点で9歳児の顔って…どれだけの童顔w

    お茶の味の追求の深さ、も面白そうですが
    結局美味しく飲めればいいか~で終わります。
    先人達のおかげ、でそんな事も言っていられるわけですが。
    しかし最後…どこまで続くのでしょうか、奥は。
    いやそれよりも就職。
    時間がなかったとはいえ、一応下地を作った方が? とか
    思ってしまう時点で、保守に走ってる現代人です。

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著者プロフィール

1988年生、宮崎県出身。2013年、『やたらウロウロめったらドキドキ』で第四回京都アニメーション大賞小説部門奨励賞を受賞。同年、第一回富士見ラノベ文芸賞大賞を受賞。受賞作を改題した『サンタクロースのお師匠さま』(富士見L文庫)でデビュー。2021年、『ひび割れから漏れる』で第三回トゥーファイブクリエイターアワード小説部門賞を受賞。登場人物たちの悩みや葛藤を瑞々しくも繊細な筆致で描く。

「2021年 『ひび割れから漏れる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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