かくりよの宿飯 三 あやかしお宿に好敵手きました。 (3) (富士見L文庫)

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感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040708089

作品紹介・あらすじ

現世出張で大旦那様が不在の天神屋に、ライバル宿「折尾屋」の幹部たちがやって来た! 銀次の以前の同僚や暁の師匠など、因縁の多い面々の登場に、天神屋は大騒ぎ。もちろん”鬼嫁”葵も無関係ではいられず……。

感想・レビュー・書評

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  • 祖父の借金を返し、大旦那(鬼)への嫁入りを回避すべく、隠世でお食事処をはじめた葵。前途多難な幕開けであったが、少しずつお客さんも来はじめ、明るい兆しが見えてきた。
    そんな折、大旦那のお宿・天神屋のライバルである折屋屋の番頭と湯守が、天神屋に泊まりにきて…

    〜~~~〜〜~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    1巻2巻はまだ、主要キャラが覚えきれていない状態でしたが、3巻ではキャラが定着し、より物語の展開に注力できるようになりました。
    そのためなのか、1巻2巻よりもおもしろさを感じました。
    また表紙絵では、すでに小説内では登場していたものの、イラストがなかったメインキャラのビジュアルも見ることができたので、読んでいるときも場面のイメージがしやすかったです。

    今回のラストは思いっきり「4巻につづく!!」展開めで終わってしまったので、はやく続きが読みたくてしかたありません…!

  • 静奈ちゃんのエピソードに心打たれちゃった。最後に不穏な空気が流れちゃったけど銀次さんもどうなってしまうんだろう…生姜焼きのBLTは美味しそう

  • 野外炊飯のシーンが大好きです。
    みんなで楽しそうにご飯を作って食べて飲んで足湯に浸かっているところを想像するだけで微笑ましくなります。
    静奈ちゃんと時彦さんも料理を通して再び心通わせることが出来て良かったです。
    そして葵の前だとますます描写が微笑ましく可愛くなっていく大旦那様が愛おしくなります。

  • だんだんストーリーよりも葵の作る料理の方が気になっています.

  •  初登場キャラクターが少なくて、そのキャラにスポットが当たってるからの面白さか。1作目2作目は説明に追われ、登場人物がわさわさでてにぎやかだけれども慌ただしいのについて行けなかったのかなぁと。

     続編が続くようで喜ばしい。1作1作がゆっくり書き進められるといいなぁと思う。

  • 一巻や二巻で出てくる内容が今巻の三巻にも出てきたりするので記憶力が乏しい読書初心者の自分には読み返しをしながら三巻分の小説の内容を理解するのがちょっと大変でした。笑
    ですが、それでももちろん続きが気になる、読んでいて面白い物語です。

    天神屋の地下や古い洋館の一室、天神屋を囲む渓谷など場面、場所が次々とあり今後も何かありそうだと気になります。

    あと今巻は大旦那様が可愛いなと思う場面が多かったです。チョコレートとココアパウダーを間違えて買ってきてしまいそれを弄る銀次さんにぐぬぬとなって対抗心を燃やす所や葵に仕事を貰えなくて仲間ハズレにされているみたいにぽつんとなる所やノブナガのお守りを任されている所や後半沢山ありました。笑

    金髪の座敷童。まさかの折尾屋の大女将、天神屋の創設者でびっくり。葵に対しても優しさを感じれなかったので敵なのかな…。味方と思っていたらまさかの大ボスでした。

    あとがきにもあった通り三巻、特に目次の「山の宴」は温かい話でほんわかしていたら嵐の前の静けさだったという感じで四巻からどうなるのか。ドキドキソワソワ。


  • 静奈ちゃんのエピソード、好きです。
    周りの人達たが、どんどん心を開いて行くのも楽しみの1つ。さぁ、折緒屋に場所を移したお話も楽しみです。

  • やっとお店として落ち着いてきた3巻

    時彦さんとの問題も解決したし皆とも仲良くなれてよかったけど最後が不穏だし銀次さんのことも気になる
    でも葵さんならうまく切り抜けてかえってきてくれるはず…

    あと、裏山の宴が楽しそうすぎた
    料理は違うけど現世でいうバーベキューみたいな感じかな?

  • 天神屋に商売敵の折尾屋が!
    静菜と時彦のすれ違いにはドキドキさせられる。
    師匠と弟子という関係も良い。

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著者プロフィール

福岡県出身。小説『かくりよの宿飯』シリーズが大ヒットとなり、コミカライズ、TVアニメ化、舞台化など広く展開する。ほか代表作に『浅草鬼嫁日記』『メイデーア転生物語』(富士見L文庫)、『鳥居の向こうは、知らない世界でした。』(幻冬舎文庫)、『水無月家の許嫁』(講談社タイガ)などがある。

「2023年 『メイデーア転生物語 6 片想いから始まる物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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