かくりよの宿飯 四 あやかしお宿から攫われました。 (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/富士見書房
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感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040709390

作品紹介・あらすじ

天神屋のライバル宿・折尾屋に攫われてしまった葵。共に連れてこられた銀次のことが気になり、チビの力を借りて地下牢から脱走しようとするのだが、立ちふさがった折尾屋の旦那頭・乱丸に無理難題を出され……!?

感想・レビュー・書評

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  • 4巻は折尾屋編・前編!なので、5巻まで揃えてから読み始めるべし〜!!

    〜~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    あやかしたちの住まう隠世で、老舗宿「天神屋」の一角食事処を営みながらなんとか生きていた人間の葵。
    祖父の借金を返し、老舗宿の大旦那への嫁入りを阻止すべく日夜奮闘していた葵だったが、天神屋のライバル宿・折尾屋とのいさこざに巻き込まれ、折尾屋へとさらわれてしまう。
    そして同時に天神屋の若旦那・銀次もまた、たいせつな儀式のために折尾屋へ…

    南の地に伝わる百年に一度の儀式とは…?
    そして銀次と折尾屋の旦那頭・乱丸との中とは…?

    そして5巻に続く!!

    〜~〜~〜~〜~〜~〜~〜~~~~~~~~~~~~

    どこにいてもめげないのが主人公・葵。
    さらわれてきたにも関わらず、なんだかんだと天神屋のメンツの香りもして、ホームなんだかアウェイなんだか(苦笑)という感じです。

    そしてよ〜、大旦那よ〜!
    そういう守り方、ズルいよ〜。
    くそ〜!!
    そりゃ恋愛に疎い葵だってさ、ちょっとドキッとしちゃうじゃないかさ!
    葵のかわりわたしが大旦那に嫁ぎます!!!料理できないけと!!とおもいました、読みながら。

    というわけで、ときめき成分補給したい方もどうぞ〜。
    今回は思いっきり5巻に続きますので、4巻5巻は両方揃えてから読み始めることをオススメいたします。

  • 読了 20197月5日 金
    最後気になる終わり方。。

    あとがきにも書いてあるとおり、
    この本は上巻だったのですね!


    折尾屋にさらわれて、
    最初はどうなるかと思いましたが。。


    読み進めるにつれて
    どんどん引き込まれていき
    読み応えたっぷりのお話でした(*^-^*)


    色々と突っ込みどころも満載でしたよ☆

    大旦那様。。



    何といっても
    食べ物どれも美味しそう。。
    イカシュウマイ、
    色々なもんじゃ焼きなどなど

    定番のあのお菓子が出てくるとは。。
    ビックリしましたよ!

    混ぜても美味しいんですね~食べたい。。
    全部!(笑)

    『がめ煮』も気になるお料理。。
    九州の郷土料理ですって⁉

    ここは九州に近いから
    時々九州関連の出てきて
    嬉しくなりましたよ(/ω\)キャー

    食べたい。。
    ヒトデも食べれるんですね!
    コリコリした感じでしょうか。。




    儀式無事成功しますように!

    儀式の件で出会うどの妖かしたちも、
    憎めない(/ω\)


    展開も早い∩ω∩


    竜宮城のエピソードは
    切ない。。(ノω・、)

    葵の身にも色々あって。。

    大旦那様かっこいい。。



    折尾屋の人達も。。

    今少し続きの下巻読んでるのですが、
    最初の方はちょっと……って
    思いましたが、
    だんだん紐解くと憎めなくなっていくギャップ。。

    この先も出てきたら良いなと
    思いました(*ノωノ)

  • 折尾屋が舞台ということもあってこの人誰だっけとなりながらも楽しく読めた

    折尾屋っていう競い合ってる宿のなかで周りからひどい扱いを受けながらもそれを物ともしないで自分のやるべきことをやり抜いてる葵の根性と順応性がすごい。

    葉鳥と松葉様の関係を取り持ったり磯姫さまと乱丸、銀次さんの関係とか"家族"が今回の1つのテーマっぼい


    鬼火アイちゃんの成長も楽しみ
    大旦那様もお魚屋さんに扮して葵に会いに来たり、お手伝いを頼まれて喜んでいたりしてイメージが今回で何となく変わった気がする

  • 折尾屋に攫われ、銀次にもなかなか会えない葵。
    そんな中、葉鳥から花火大会の詳細を聞く。
    葉鳥と松葉様の親子喧嘩にも終止符を打つ。

    読んでいて大分に旅行に行ったとき食べた、団子汁思い出した。
    読みながらまた食べたいなーと思った。

  • 天神屋のライバル・折尾屋に攫われてしまった葵。座敷牢はトイレ・バス付で『快適』と言い、脱走した後も寝るときは戻り、天狗の松葉様や上客・淀子様のご飯を作ったりと、ここでも活躍。
    魚屋に変装した大旦那様の協力も得て、南の地の『儀式』の品物をえるために頑張っていて、あの根性と適応力はすごいよね。

  • ■ 2205.
    〈読破期間〉
    2022/1/27~2022/1/28

  • シリーズ4巻。銀次と一緒に南の地に連れてこられた葵。南の地で極秘で行われている儀式に関わることに。銀次と乱丸の過去、松葉様と葉鳥の確執の原因がわかる回でした。折尾屋は敵地みたいなものだけど、協力者も結構いるので儀式はなんとかなりそう。大旦那様も頼もしいし。双子の鶴童子のゆるい感じ好きだなー。フルーツどら焼きがおいしそうでした。

  • 銀次さんすきーー!!葵のなんでも作れるとこ尊敬するわ、、、、


    お友達に借りた。

  • 葵が、これまで働いていた天神屋の「夕がお」から攫われ、ライバル宿 折尾屋で奮闘するお話。
    折尾屋で儀式に必要な物を集める際に出てきた天狗の松葉と葉鳥の親子喧嘩話や、磯姫と乱丸、銀次の昔話など、とても面白かった。
    このシリーズの良さのひとつが、作中に登場する料理の数々だと思いますが、この4巻は特に料理が興味深く、読みながら味を想像して、口の中に唾液が広がってくるようでした。

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著者プロフィール

福岡県出身。小説『かくりよの宿飯』シリーズが大ヒットとなり、コミカライズ、TVアニメ化、舞台化など広く展開する。ほか代表作に『浅草鬼嫁日記』『メイデーア転生物語』(富士見L文庫)、『鳥居の向こうは、知らない世界でした。』(幻冬舎文庫)、『水無月家の許嫁』(講談社タイガ)などがある。

「2023年 『メイデーア転生物語 6 片想いから始まる物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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