浅草鬼嫁日記 あやかし夫婦は今世こそ幸せになりたい。 (1) (富士見L文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040721057

作品紹介・あらすじ

浅草に住み、浅草グルメをこよなく愛する女子高生、茨木真紀。
 人間のくせに日々あやかし関連の厄介ごとに首を突っ込んでは腕力で解決する彼女には、秘密があった。
 それは、真紀が前世の記憶を持っていること。
 そして、その前世は人間ではなく、平安時代にその名を轟かせた鬼の姫――"茨木童子"だということ。
 前世で「夫」だった"酒呑童子"の生まれ変わりである同級生・天酒馨を引き連れ、ブラックバイトに苦しむ手鞠河童や老舗そば屋を営む豆狸の一家など、悩めるあやかしたちのために「最強の鬼嫁」は今日も浅草の街を駆け回る!

感想・レビュー・書評

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  • 千年前の妖夫婦が今世でも夫婦の様に一緒に過ごす
    ただし妖では無く人間として
    親友と一緒に3人で賑やかに浅草で過ごす
    問題は色々あるがとにかく鬼嫁カッコいい!

  • Instagramで面白い!と聞き、読んでみることに。
    確かに面白い。
    そしてほのぼの可愛い。
    前世では夫婦だった高校生、真希と馨。
    2人のやり取りが漫才みたいで面白い。
    言葉にはしなくてもしっかりと絆で結ばれている2人です。
    酒呑童子は知ってましたが、茨木童子は知りませんでした。前世は妖で現世では普通の人間の高校生。
    新聞部に追いかけられたり、百鬼夜行に参加したり。
    まだまだシリーズは続くようなのでのんびり読んでいきたいです。

  • かくりよが料理シーンが多かったので、こちらは浅草観光かと思いきや、浅草の地とあやかしの世界が上手くマッチしています。
    退治のシーンも迫力がありながら短くて読みやすい。
    そして馨のツンデレがかわいい。

  • 「浅草には鬼が出る」
    長年かけて転生した先は。
    過去の精算この世でした所で意味は無いのは分かっているのだろうが、彼女としては自分の立場が分からない今はこの様に妖助けをする姿が自分の居場所なのだろうな。

    「ツキツグミの鳴く夜に」
    不穏な夜を共に現れし者。
    確かに他に誰も住んでいない彼女のアパートは彼等にとって絶好の隠れ家になるだろうが、落雷と共に一瞬姿を現したのは一体何者だったのだろう。

    「水蛇の妖しい薬屋さん」
    風邪を引いた雨女の看病を。
    常に雨だと気が滅入るのは仕方ない事であり、彼女が雨女である限り会う日全てが雨になるのも仕方が無い事ではあるが普通の人間だと耐えられない事かもしれないな。

    「林間学校の神隠し(上)」
    順序通りに進んで来たはずが。
    きちんと整備された山だからこそ学生だけでも入れるはずなのに、意図的なのか看板が逆の道を指したり班全員がバラバラになってしまうなんておかくないか。

    「林間学校の神隠し(下)」
    山を取り仕切る者が消えた今。
    彼女の行動は一歩間違えれば他人を巻き込み大惨事になっていたかもしれない事に本人は気付いていないのだろうが、これからも彼等を追うのだろうな。

    「狸の蕎麦屋でアルバイト」
    チンピラ共から店を守る為に。
    彼等なりに命からがら逃げて来た後の住処を探していたのだろうが、あの様な事をずっとしていたのであれば陰陽師に目をつけられるも自業自得ではないだろうか。

    「浅草地下街あやかし労働組合」
    鎌倉の事情と強制参加の招待状。
    浅草の様に彼等の様な取り締まる者がいれば鎌倉での一斉は無かったかもしれないが、鎌倉の妖を仕切る者が見逃していたとなるといずれはこうなっていたのかもな。

    「百鬼夜行(上)」
    ここで一つ人間と妖の一騎打ちを。
    彼女の暴走を心配してなのか前世の旦那として嫁を侮辱され見世物にされる事に腹を立てたのか、ほぼ無意識に後者が勝ったのだろうな。

    「百鬼夜行(下)」
    突然襲って来たは心配していた一羽。
    彼は強かったが無知過ぎた故に上手く利用され仲間を奪われ、再び作り上げた居場所も奪われてしまったからこそ心に闇が生じたのだろうな。

    「かつて大妖怪だった君たちへ」
    眷属にすべき時が来る日までは。
    その場の収集をつける為には仕方が無かったのかもしれないが、彼女の存在が表に出たとなると彼ら二人の存在がバレるのも時間の問題だろうな。

  • 「かくりよの宿飯」にチョコっと出てきた二人を読みたくてこちらへ。酒呑童子と茨木童子を前世に持つ高校生の馨と真紀。二人を追う新聞部のぶっ飛びぶりに恐怖。やらかし系か。馨の両親もうちょっと息子に目を向けられなかったのか。黒幕の存在を暗示しつつ終了。

  • 前作(かくりよ飯)から作者さんを知りました。
    あやかしと普通に生活している
    そんな世界が楽しくて好きです。

    照れもせず、愛していると言えるかおるが、とてもかっこよかった。
    八咫烏が無事にまきちゃんのもとに戻れて、安心した。
    一気に読み進めた。

  • 甘すぎない爽快和風ラブコメ!

    最近はずっと甘い恋愛ものを読んでいたけれど、浅草鬼嫁日記を読んで気づいた。……甘すぎない恋愛で面白いと思えるものはめちゃくちゃすごい!
    主人公の真紀が浅草であやかしとのトラブルを爽快に解決するのも、短編的な感じで読めるので、すごく面白いしスイスイ読める。
    かわいく、かっこいい真紀には誰もが推せると思う。

    先輩におすすめされ、買って一読。……やっぱ最高でした。人のおすすめって、高確率で面白いんだよねぇ……(うんうんって頷く人いるかな?)。

    読んでないなら早く読んだほうがおすすめです!

  • 23/8/8〜8/12
    audible

    軽いタッチで楽しい
    雰囲気は『虚構推理』と似ているが、岩永よりもかわいい声で聞きやすい

    八咫烏の猫かぶりかわいい

    今世こそ、って以前何があったんだろう

  • 他の漫画だと悪役になるような妖怪、酒呑童子と茨木童子の生まれ変わりのお話。
    根っからの悪い妖怪はいない。…多分
    根っからの悪い人間もいない。…多分
    タイトル通り、この夫婦に幸せになってほしい。
    この本の世界のあやかしにも、幸せになってほしい。

  • こういうの好き!
    あやかし要素もたくさんで浅草のことも出てきたり…
    真紀さん男前でかっこいいしこの後の展開が楽しみ。
    同じ作者さんの別のシリーズのキャラクターらしき人も出てきたからそれも読んでみたいなぁと思ったり。

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著者プロフィール

福岡県出身。小説『かくりよの宿飯』シリーズが大ヒットとなり、コミカライズ、TVアニメ化、舞台化など広く展開する。ほか代表作に『浅草鬼嫁日記』『メイデーア転生物語』(富士見L文庫)、『鳥居の向こうは、知らない世界でした。』(幻冬舎文庫)、『水無月家の許嫁』(講談社タイガ)などがある。

「2023年 『メイデーア転生物語 6 片想いから始まる物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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