ぼんくら陰陽師の鬼嫁 三 (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040721941

作品紹介・あらすじ

本家の嫁・芹をお披露目しろと、叔父が北御門家に乗り込んできた! 叔父は姑の史緒佳と反りが合わないようで、門前から嫌みの応酬。さらに本間先輩の持ち込んできたいわく付きの白無垢が、芹の身に災いを呼び――?

感想・レビュー・書評

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  • 〈ほんま門〉から持ち込まれた、いわくつきの白無垢。
    叔父の武人もやってきて、北御門家に波乱を巻き起こす。

    八城真咲が内弟子として同居することで、北御門家以外の第3者のツッコミが加わったり。
    叔父の武人が、嫁姑バトルに変化を加えたり。

    人間関係にバリエーションが増えて、ますます楽しかった。

    毎回加わる式神が、とにかく魅力的。
    人型のときはもちろんですが、もふもふふわふわの動物姿が、また愛くるしい。

    玄武がふたりになると、さらに強力。
    芹第一のふたりのパワーが、頼もしくもあり、おかしくもあった。

    皇臥と芹の甘酸っぱいやり取りも、ほほえましい。

    正統派なやり方ではなく、生活の知恵で怪異に対応する臨機応変さが、よくある陰陽師ものとは一味違った面白さ。

  • 今回は叔父と内弟子と新しい式神の登場で、北御門邸はますます賑やかになった。読み終わってもう一度表紙を見返し、頭の中で改めてイメージするとめちゃくちゃおかしい(笑)。なんとなく思い浮かんだのはポケモンの〇テル〇マだ。登場人物たちのやりとりは楽しかったが、通常のホラー要素に加えて何やら不穏な気配が漂い始め、さて次巻はどうなるのやら……。

  • LINEマンガで数話読み、面白かったので原作購入。
    式神たちが可愛いです^ ^

    契約夫婦の間にいつか恋心は生まれるのかなーー(〃ω〃)??
    すでに5巻まで出ているので、全部読んでみようと思います。

  • 叔父登場。
    昔ながらの仕来たりがわかって面白い。
    畳の配置なんて分からないもんなぁ。

  • 今までは芹が実際に被害者にならなかったからある意味他人目線でアレコレ言えたし出来たけど今度は芹自体が被害者になった
    被害者じゃなきゃわからない感情や怖い思い等が良く分かったと思う
    そんな芹の為に皇臥が賢明に嫌なことを頑張る
    皇臥はよっぽど芹が好きだよね~
    今んとこ一方通行だけど(笑

  • なんか不穏な空気が出てきた3巻。4巻に引っ張る展開も出てきて、長編としての歩みが始まったなという感じ。

  • 日常の知恵と陰陽道を繋ぐシリーズ。
    今回は応用控えめですかね。
    式神に消滅させられたみなさんはその後どんな存在になるのだろう。消えてしまっておしまいなんだろうか。
    だとすると、こういうシリーズ読んでる人間からすると悲しい気がしますね。そこに救いはないのかと考えてしまう。

  • 買っても返品する。
    何に使っていたのか知っていたうえ反対の声をあげる人がいるのに、何故簡単に売れたのだろう。
    いくら仕来りとはいえ、突然亡骸と二人きりで一夜を過ごすとなると恐怖だろう。

  • 叔父さん登場。結局のところみんないいキャラ。それにしても皇臥はなんでこんなに芹が好きなんだろう

  • 内弟子にはびっくり。本家の嫁のお披露目をせっつく叔父様登場からの嫁姑タッグ結成。悪い人ではないんだよなぁ、叔父様もお義母さんも。呪詛は本当にこわい。しんいちろ、って誰のことなのか、まだ謎は多い。

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著者プロフィール

王道のストーリー展開を、愛嬌あるキャラクターで軽妙に進む作風が人気を博し、数々のシリーズを立ち上げた。動物好きでエッセイなども手がける。代表作に「新米女神の勇者たち」シリーズ(KADOKAWA/富士見書房)、『三宮ワケあり不動産調査簿』(富士見L文庫)など、著書多数。

「2023年 『ぼんくら陰陽師の鬼嫁 八』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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