薔薇十字叢書 風蜘蛛の棘 (富士見L文庫)

著者 : 佐々木禎子
制作 : THORES柴本  京極 夏彦 
  • KADOKAWA (2017年4月15日発売)
3.38
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  • 本棚登録 :48
  • レビュー :8
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040722504

作品紹介

戦時中ラジオで暗躍した女性「東京ローズ」。元GHQ職員から探偵・榎木津に依頼された東京ローズ捜しはやがてバラバラ殺人と交錯。手がかりは声。人の記憶を視る榎木津の目が届かない薔薇の潜みに存するのは誰か?

薔薇十字叢書 風蜘蛛の棘 (富士見L文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 旧日本軍が行った反戦放送のアナウンサー「東京ローズ」を探してほしい――。名探偵・榎木津礼二郎の元を訪れたのは、元GHQの職員だった。

    京極夏彦さんの百鬼夜行シリーズへのトリビュート、薔薇十字叢書の1冊。原作者公認の同人誌のようなものですね。
    作者の佐々木禎子さんはBLを多く書いていますが、この作品にはBLテイストはなし。ちょっとまとまりに欠けましたが、雰囲気はありました。

  • 本家に似た別作品。
    本家が好きなら物足りないと思うー。私も物足りなかった。
    本家はすごく頭も使うけど、面白さは半端ない。こちらは読みやすいけど、面白さそれなり。
    本家の厚さにやられる人はこういうのがとっかかりにいいのかも。

    登場人物はみんなあの感じだけど淺いので展開が読めます。
    最後の一捻りも読めます。

    本家を期待するといけない。
    単純に面白く読めます。


    @手持ち本

  • 薔薇十字叢書第二弾のうちの一冊。前回のシリーズがそれなりに楽しめたのと、京極堂に飢えていたので即購入。話自体は楽しんで読めました。榎さんの暴走っぷりも関口くんのどんよりっぷりもそんな感じかな、と思えましたが、何かひとつ物足りない気がしてしまうのはやはり本家じゃないからですかね。今回はかなり益田さんと青木さんががんばってくれていて、それもまた本家と違ってはいても嬉しいところで、ソレはソレ、コレはコレ、と割り切って楽しむのが一番ですね。

  • 面白い、面白くないで言ったら、後者。
    原作は、知らないから何も言えないけど、いまいち登場人物の形が甘いというかバラバラで誰を基準に読んだらいいのか掴みきれなかった。
    “東京ローズ”ってのがキーワードだったし、もっと過去に遡ってとか時系列があれば分かりやすかったかなとも思うが…時代背景の末の結末、だったかな。

    著者様の通常小説は、一度読んだことがあったけど、それも掴み所がなかったんだよな、私的に。
    まあ、合わないんだと思う(苦笑)

  • 闇雲に買おうとし…(略
    イラスト比重ですよ!トレ柴さんですよ!
    愁堂さんと佐々木さんは2回目執筆。お二人ともイラストタッグも同じ。あからさまにここの売上が良かったんだろうなと。

    「蜘蛛」という、本家でも印象深いワードを持ってくるあたりはチャレンジャーだなと。「妖怪」としての絡め方や、実際の「東京ローズ」ネタの絡め方、真相の雰囲気などは本家に近いものを感じる。いかんせん「東京ローズ」ネタをあまり自分が知らなかったもので、それがちゃんとわかっていると、もうちょっと入り込めたかなと。

    本家は分厚くて小難しくて読む気はしないわ〜なんていうお嬢さんは、この感じがいけるのなら、勢いで本家姑獲鳥に手を出したら良いと思う。分厚さなんて吹っ飛ばす勢いで読み終わるし、小難しそうな怒涛の薀蓄がバシバシ決まっていく快感は、予想の数百倍だ。
    この叢書自体が、平行世界のあらゆる可能性を広げるだけでなく、そんな読者の間口を広げる役割も少なからずある。

  • 前作の「桟敷童の誕」同様、今回も雰囲気が大好き(^^)♪薔薇と蜘蛛が妖しく絡んで、いつものメンバーを混乱させる(>_<)最後の八原院と京極堂の会話はゾクゾクした(゜゜;)でも憑き物落としはしていないよね?必要ないのか?(^^;)東京ローズのゼロ・アワーが凄く聞きたくなった!

  • こちら、1巻目を読んでないし、全シリーズ読んでないのですが...割とこれまでで一番、本家の短編に近い雰囲気で嬉しいというか。木場やらも出てきて満足です。
    なんだか春昼・春昼後刻みたいな舞台設定で嬉しかったのですが、寄せている、ということでよいんでしょうか?
    1巻も探さにゃあ。

  • 前作の桟敷童の誕も面白かったですが、こちらの方がさらに好きです。

    本家から大きく逸れてるところや違和感がほぼないのでモヤモヤしたりせず楽しく読めました。
    事件自体は暗いですがお馴染みの登場人物も多数出てきて賑やかだし、会話も本家ぽくてよかったです。

    癖がある作品が多い叢書の中では、本作は癖がほぼないと思うので突飛な展開や本家から離れすぎた設定はちょっと…と思ってる人にも勧めやすい一冊です。

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