あやかし双子のお医者さん 三 烏天狗と押しかけ弟子 (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 111
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040722900

作品紹介・あらすじ

あやかしのお医者さんである双子、晴と嵐と、弟子入りした莉莉。彼らとともに傷ついたあやかしを癒すなかで、弱い者を放ってはおけない二人の人柄を知っていく。
 年明け、莉莉が出会ったのは助けを求める小学生。その子は弱りきった白いカラスを抱きしめ、救ってくれと懇願する。カラスはあやかしで、本来は人の姿にもなれるというが、今は力なく死さえ覚悟していた。双子と莉莉が診ていくと、実は人間からの呪いのためと分かる。そして呪いの影響は、あやかしと深い縁を結んだ小学生にまで及びはじめていて――?

感想・レビュー・書評

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  • このシリーズの魅力的なところは莉莉とリヒトの絆だと思います。

  • うううーん、なんだろう、りりちゃんが好きになれない。ごちゃごちゃ考えてる割に、ゆきくんやサクヤへの怒りの沸点がやたら低いところとか。りりちゃんと言うより、やっぱり多分、作者と合わないんだろうなぁ。全体的に、しっくりこないところが多いし。ここまで文句つけるなら、もう続きは読まないのも礼儀かもしれない。

  • 「烏天狗と金平糖」
    ゆびきりが侵す二人の絆。
    互いに思い合うからこそ成立する物だというのならば、勝手に全てを諦め約束を破ろうとしたら怒るのも無理ないな。
    彼女の力が強い事は分かったが、無意識に出来てしまうのであれば何事も早めに教えるべきではないだろうか。

    「白い妖狐と押しかけ弟子」
    再び家出した弟を探して。
    自分より強い者が過去に居たと聞いたら、何も出来ない自分の存在は彼女にとって必要なのか悩んでしまうかもな。
    互いに刻む時が違うのは仕方ないのかもしれないが、この世を去った後も待ち続ける気持ちは何だか悲しいな。

  • 【収録作品】烏天狗と金平糖/白い妖狐と押しかけ弟子

  • 文章が読みにくいのと莉莉が不安定なのは変わらない。
    莉莉はけして良い子では無くて凄くぼやけている感じ。
    ストーリー的にはキャラが増えて嬉しかったです。

  • だんだん仲間が増えてきた
    きっとこの弟ちゃんはチカ先輩の弟なんだろうけど気がつかないものなんだなあ
    晴の抱えてるものをうまくみんなで薄めてあげられるといいんだけど!

  • 作者さんは横浜出身なのかな?? 横浜市歌、横浜市出身者なら必ず歌えるよねww

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著者プロフィール

3月生まれのO型。独特な和風ファンタジーの世界観と、人物たちの日常に寄り添うドラマ展開を描き出す、実力派作家。代表作に『遠鳴堂あやかし事件帖』シリーズ、『九十九さん家のあやかし事情』シリーズ、『あやかし嫁入り縁結び』シリーズ(富士見L文庫)など。一作一もふを心がける。

「2020年 『あやかし双子のお医者さん 九 再会の飯綱使い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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