蜘蛛ですが、なにか? 6 (カドカワBOOKS)

著者 :
制作 : 輝竜 司 
  • KADOKAWA
4.07
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本棚登録 : 37
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040723259

作品紹介・あらすじ

アラクネになった蜘蛛子は魔王とまさかの和解、そして吸血姫とその従僕とともに旅に出ることに。けれど人外パーティの珍道中は前途多難で……。

感想・レビュー・書評

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  • 今回は過去と未来が交錯してないのですんなり読める(とはいえ最近はいろいろ明らかにされたのでそんなに混乱しないけども)
    ソフィアさんの蜘蛛子への尊敬の念がすげいな・・・
    今はいろいろ歪んじゃってるけど、もともとすごい善良な考えの子なんだろうな、前世のご両親のおかげかな
    知らぬが仏。蜘蛛子さんこそ他人のことなど気にしてないっていうのをいっそソフィアさんはずっと知らなければいいと思う
    パペットさんたちは可愛くなりすぎだろうよ!
    途中の挿絵にびっくりしたわ。初登場の挿絵で私に恐怖を与えたのと同じ生き物とは思えない・・・
    ギュリギュリに言われて本体が並列意思を始末しに行くところが結構好き

  • 蜘蛛子、魔王、ソフィア、教皇など、謎の多かったキャラクターたちの素性がある程度明らかになり、これまで概要だけが語られていた事象の幾つかの詳細が現れる巻。とはいえ、まだまだ未来編への繋がりが不分明な部分も多く、今後の展開が楽しみ。蜘蛛子の登場回数が少なかったのだけが残念。

  • 表紙はアラクネとなった主人公と、魔王アリエル、転生赤ちゃんのソフィアとメラゾフィス主従。そしてギュリエ。
    今回は時系列が移ることなく表紙の四人旅メイン。
    何かそれぞれにコレジャナイ感があってズレがあるのが楽しい。
    特にカラーイラストのマリオネットソフィアちゃん、内容にピッタリで笑えます。イラストレーターさん素晴らしい!
    もう一人強烈なのはマッパな魔法使いロナント。ネットともズレていきそうな彼は何処へ向かっていくのでしょう。
    続きが楽しみです。

  • 挿絵が可愛いしわかりやすくなっています。インターネット版とは内容が少し変わったような気がします。しかしながら主人公のキャラクターが保たれていて残虐な内容なのに軽快な感じで読めるところが不思議です。

  • 力は手に入れた、次はどうする?

    「異世界転生」がジャンルとして定着し、派生して「モンスター転生」も続々と世に送り出されている今日この頃、お元気ですか? 私は元気です。
    と、言うわけで巻を重ねるにつれてWeb版から展開が修正されていく『蜘蛛ですが、なにか?」も六巻では見事オール書き下ろしになりました。

    名もなき一匹の蜘蛛がただひたすらに生き抜き、強くなっていくパートはほぼ過ぎ去りました、ここからは得た力を使ってどう生きていくかに、命題が移るということですね。

    命の危険が去れば、美味しいものが食べたくなる。
    お腹が満たされたらおめかしもしたくなる。
    さて、次は何をしよう?

    必死に生きていた頃は気にならなかったことが目に入るようになり、できるようになったことが多くなると多種多様、色鮮やかな達成感が生まれる。
    よって詳しい説明は省略しますが、今回は強くなることしかやることがなかった時代との決別、対比が効いてくる巻だと思います。

    Web版との比較は野暮なのでやりたくないのですが、ああこれなら、これからの展開が完璧に乖離するなって確信が生まれました。
    大まかな行動はまだ似通って見えても、心の動きが大きく違うのですもの。あと、(ほぼ)新規キャラとのちょこちょことした絡みがサプライズとして効いていて、微笑ましくなったな、と。

    あと、ロナント爺さんがフリーダムに動いていて、これがキャラが勝手に動くってことなんだと再確認しました。
    主人公に見せ場を作りつつ、人間模様な群像劇を書くってのは難しいと思いますが今回は大体爺さんのおかげで両方達成できていた気がします。すごい。

    ここで改めて表紙をご拝見。
    人型の上半身を得て、前世ではなし得なかった「誇り」をどう実現していくか考えつつも、相変わらず心の中で一人ボケツッコミ、テンパリ芸を披露している主人公になんだか一読者として微笑ましいものを感じてしまいます。
    クレバーだけど、基本アホ。だけど、周囲を引っ掻きまわすだけ引っ掻き回してあっけらかんとしている彼女のことが好きです。
    主人公たるものこうでなければ。
    イラストの力も相まって綺麗どころになっても、素直に萌えさせてくれないのも流石です。
    今回もイラストすべて外れなしだと思うんですが、形容しがたい魅力と残念さを放ってますよね、この娘さん。

    ここからの展開が強くなった後のボーナスタイムとは思いません。苦労した甲斐があったとひと息つきたい気持ちもありますが、Webで短めに流された「アラクネ」時代が今回、そして次回以降もガッツリ書かれることを考えると7巻が待ち遠しいという気持ちの方が強いです。

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プロフィール

小説投稿サイト「小説家になろう」に2015年5月より『蜘蛛ですが、なにか?』を投稿開始。初投稿作品だったが一躍人気作になり、本作で書籍化デビュー。

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